たくさんおもちゃを買っても、すぐに飽きちゃうことってよくありますよね。しかも、せっかく子どものためにと思って買ってあげたおもちゃに見向きもしないのに、大人が使う日用品の方が子どもにとってはとても興味を引くものだったりして、つくづく大人の思い通りにはいかないなぁと思います。おもちゃは高い買い物です。すぐに飽きてしまうのなら、手作りしてしまうのもひとつの手ですよ。とっても簡単にできるし、材料も安くすむので家計にも優しいおもちゃ。今回は「型落とし」を作ってみましょう。

型落としってどんなもの？

知育玩具のひとつで、穴に専用のアイテムを落として遊ぶおもちゃです。「ぽっとん落とし」「穴落とし」とも呼ばれています。落とすアイテムはさまざまで、カードやタグ、ペットボトルの蓋などを使用します。１歳～２歳にかけて歩き始める子が多くなり、動きも活発になってきます。自らやってみたいという「好奇心・興味」もそれに合わせてグンと伸びてくるころ。そんな時期にぴったりの「型落とし」は、公共の遊び場ではよく見るおもちゃですので、知っているママも多いのではないでしょうか。ちなみに私の息子は、これが大好きで飽きずに遊んでいる数少ないおもちゃのひとつです。

材料をそろえよう！

必要な材料は100円均一やおうちにあるものでそろいますよ☆

• ウエットティッシュの空箱（なければタッパー）　　　１個
• ペットボトルのふた（２つで１セット）　たくさん
• ビニールテープ　　１種類（カラフルにしたい場合は、数種類）
• お米　　　　数粒
• カッター
• ハサミ
• ボールペン
• トイレットペーパーの芯

実際に作ってみよう！

　　　　①　必要なアイテムを用意する

　　　　②　ウエットティッシュの空箱の口にトイレットペーパーの芯を置き
　　　　　　ぐるーっとボールペンでしるしをつけてカッターでカットしていく
　　　　　　※缶オープナーの要領で少しずつカットしていくのがコツ

　　　　③　ペットボトルのふたに数粒お米を入れる

　　　　④　ビニールテープの長さは蓋の円周より２センチくらい長めカットして
　　　　　　もう一つのふたではさみながらビニールテープでくっつける
　　　　　　※親指と人差し指でふたがずれないようにテープで留めるのがコツ

　　　　⑤　完成☆

注意してほしいこと

型落としを手作りする際に注意してほしいことは、誤飲しないように大きなアイテムを使用することです。ペットボトルの蓋ひとつだと飲み込んでしまう危険性がありますので、必ず二個以上くっつけてくださいね。振って音が鳴るのも重要なポイントなので、二個くっつけるのは必須です！また、ビニールテープ以外にも絵柄がかわいいマスキングテープで代用しようと試みたこともありますが、強度が弱くすぐ取れてしまうのでおすすめしません。
トイレットペーパー芯の直径はちょうどペットボトルの蓋が入る良い大きさになっています。少し大きめなので、月齢が大きくなるにつれ、少し穴を小さくするのも難易度が上がっておすすめですよ。そして、穴の部分のカッターで切ったギザギザが気になる場合は、ビニールテープで覆ってあげるとより安心です。

必要なものを集めておけば、作るのにそんなに時間はかかりません。強いて大変だったと言えば、ペットボトルのふたを集める作業でしょうか（笑）。私は親戚からもらったりして集めましたが、なかなかたまらないというママは、近隣のスーパーや公共施設でお願いすれば分けてもらえることもありますので、声をかけてみるのもいいでしょう。 

知育玩具と言われるだけあって、手先の訓練にもなるし、舐めたり、投げたり、つまんだり、振ったりして遊んで、赤ちゃんの興味や好奇心を伸ばしてくれるおもちゃです。入れ物を大きくしたり、落とすアイテムを変えたりして応用してみるのも楽しいですし、かわいいシールや人気キャラクターの顔で飾ったりするだけでも雰囲気が変わって面白いですよ。
20分もあれば完成する超簡単な手作りおもちゃです。是非みなさんも作ってみてくださいね。