ママたちの間で、リラックスに最適だと言われるベビーヨガをご存じでしょうか。
普通のヨガとは違うの?赤ちゃんがヨガをするの?と気になりますね。
今回はそんなベビーヨガについてご紹介します。
この記事の目次
ベビーヨガってどのようなもの?普通のヨガと違うの?
ベビーヨガとは、赤ちゃんにヨガのポーズをさせるというものではなく、ママと赤ちゃんが一緒にヨガを楽しむというものです。
普通のヨガは1人でポーズをとりますが、ベビーヨガは赤ちゃんを抱えたりしながら、2人で行うというもの。
赤ちゃんと一緒に何か楽しめるものが欲しいというママも多いのではありませんか?
最近ではマタニティヨガ教室のように、ベビーヨガ教室を行っているところもあります。
ヨガは初めてでよくわからない…というママは、そういった教室に参加してみるのもいいですね。
ベビーヨガはいつからできる?
ベビーヨガはいつからできるのでしょうか。
まず、産後1か月の1か月健診で、ママと赤ちゃんの体調を医師に診てもらうようになっています。
このときにママの体が回復していることを確認してからにしましょう。
ベビーヨガをやっても大丈夫か、医師に聞いてみると安心ですね。
赤ちゃんのタイミングとしては、1か月からベビーヨガを行っている教室もあります。
しかし、首の座っていない赤ちゃんにとっては負担となる動きもあるため、首の座った3か月以降からベビーヨガを行うことをおすすめします。
また、ベビーヨガは1歳半くらいまでといわれています。これは赤ちゃんが歩けるようになったら、他の動きができるようになるからです。
このころになるとママと一緒にダンスをしたり、リトミック教室に参加したり、別の楽しみ方が増えてくるでしょう。
ベビーヨガがママにあたえる効果
ヨガには様々な効果がありますが、ベビーヨガはママにとってどのような効果が期待できるのでしょうか。
ママへの効果①リラックスできる
ベビーヨガにはリラックス効果があります。
深い呼吸とともにヨガのポーズをとり、これがリラックス効果をもたらすのです。
産後は気が張っているママも多いのではありませんか。
かわいい我が子を私が守らないと!という責任感や、赤ちゃんのお世話でどうしても寝不足になりがちなので仕方ありません。
ベビーヨガをすることでその緊張が和らぐことが期待されます。
ママへの効果②体の歪みを整える
ママの骨盤は妊娠・出産で開いてしまいます。
骨盤の開きによって姿勢が悪くなったり、体に歪みが出てしまうこともあり、これが肩こりや腰痛の原因になることだってあるのです。
ベビーヨガは産後の体の歪みを整えることで、肩こりや腰痛といったトラブルを改善することにつながります。
そして女性にはうれしいシェイプアップ効果も期待できるのです。
ママへの効果③スキンシップ
ベビーヨガはママと赤ちゃんのスキンシップの手段になります。
赤ちゃんを抱きよせたり、顔を合わせて一緒にヨガをすると、必然的に肌がふれあいますね。
また、赤ちゃんにとってはママが遊んでくれていると感覚で嬉しくなります。
ベビーヨガはスキンシップによって、ママと赤ちゃんの愛着形成にもつながるでしょう。
ママへの効果④赤ちゃんの変化に気づきやすい
赤ちゃんの肌に触れることで、赤ちゃんの変化に気づきやすくなります。
いつもより体が熱い・冷たいなど、普段との微妙な変化も察しやすくなるでしょう。
また、ベビーヨガを行うときの赤ちゃんの反応からも機嫌がいいかどうかを知ることができます。
ベビーヨガが赤ちゃんにあたえる効果
赤ちゃんへの効果①脳の活性化
ベビーヨガは、赤ちゃんもいろいろな動きをするので赤ちゃんの脳の活性化に役立つと言われています。
また、ママと一緒に何かをするということで、ママへの安心感を覚えるようになります。
赤ちゃんへの効果②体の機能が発達する
赤ちゃんもママと一緒に体を動かすので、体の機能が発達するという効果があります。
寝ているだけでは動かさない筋肉を動かすので、体の発達や血液の流れがよくなることが期待できるのです。
赤ちゃんへの効果③便秘の解消
離乳食をはじめていない赤ちゃんも便秘をします。
ベビーヨガでは足やお腹を動かすので、腸が刺激されます。そのため便秘解消という効果もありますよ。
ベビーヨガの注意点は?
ベビーヨガは、ママにも赤ちゃんにも様々な効果をもたらします。
しかし、注意しなければならない点もあるので、ここでご紹介します。
注意点①ママや赤ちゃんの不調時には行わない
体調が悪いときにベビーヨガはおすすめできません。
ママが寝不足で疲れている、ちょっと風邪気味かも…そんなときは無理せずゆっくり休むようにしてください。
また、赤ちゃんの調子の悪いときもやめておきましょう。
例えば、機嫌が悪い・37.5℃以上の熱がある・下痢をしているなどという場合はベビーヨガを控えた方ですね。
注意点②赤ちゃんの食前・食後1時間はさける
ベビーヨガを集中して行うには、赤ちゃんのタイミングも大切です。
お腹が空いているときには集中できないばかりか、ぐずってしまうこともあるので、普段授乳や離乳食を食べる前の1時間はさけましょう。
また、食後すぐだと食べたものを吐いてしまうことも起こります。
大人だって食べてすぐに運動をしたら気分が悪くなることがありますよね。授乳後や食後1~2時間はあけてくださいね。
注意点③無理はしない
ベビーヨガの目的は、ヨガのポーズをとることではありません。
ママがリラックスできることや、赤ちゃんとのスキンシップが大きな目的です。
そのため、お手本通りにポーズをとろうとして無理をする必要はありません。
無理をして体を痛めたら大変です。あくまでも、ベビーヨガを楽しむという気持ちで行ってくださいね。
今回はママのリラックスに最適といわれるベビーヨガについてご紹介しました。
かわいい我が子であっても育児は疲れるもの。赤ちゃんとベビーヨガを楽しみながらリラックスしてみてくださいね。