赤ちゃんにとって、ママの存在は最も愛おしくて安心出来る存在です。
そんな大好きなママの匂いは赤ちゃんの心をポカポカ温め、気持ちを穏やかにさせてくれるでしょう。
また、ママの匂いは、赤ちゃんの寝かしつけにも効果があるとも言われていているんですよ。

今回は赤ちゃんが大好きなママの匂いを使った、とっておきの寝かしつけ方法をまとめてみました！

ママの匂いで赤ちゃんを寝かしつけよう！

いつもママの傍にいたい赤ちゃんにとって、寝るときもママの存在を近くに感じていたいもの。
ママの匂いパワーをフル活用することで、赤ちゃんを安心させることができ、眠気を促したりぐっすりと深い眠りに導いたりすることが出来ますよ。
ママの匂いの活用法を早速みていきましょう！

赤ちゃんをギュッと抱きしめる

ママが赤ちゃんをギュッと抱きしめて寝ることで、赤ちゃんはママの匂いを全身で感じることが出来ます。
赤ちゃんはまっすぐ体を伸ばした状態よりも、少し背中を丸めた状態で眠るのが好きな子が多いので、ギュッと抱きしめてあげるのもより効果的です。
ママが抱きしめてあげるとママの体温が伝わり、赤ちゃんの体もポカポカ。いつの間にかウトウトなってしまうことも。

また、睡眠の途中で眠りが浅くなり、目をつぶったままグズグズなってしまう赤ちゃんもいるかもしれません。
そんな時もママの匂いとぬくもりは効果抜群！
赤ちゃんをギュッとママの体に引き寄せてあげると再び眠りに戻ってくれることがありますよ。

この時に、耳元でママの鼻息を聞かせてあげるのもより効果的！
赤ちゃんは寝ぼけていても、しっかりママの存在を認識しているということが分かりますよね。

ママのお洋服を持たせてあげる

赤ちゃんと同じタイミングで添い寝してあげられるのが理想的ではありますが、なかなかそうはいきませんよね。
やり残したことを済ませなくてはいけなかったり、自分の時間を楽しんだりすることも大切です。

赤ちゃんと同じタイミングで寝続けることが難しい場合には、ママのお洋服を赤ちゃんに持たせてあげるのがおすすめです。
赤ちゃんが最初から一人で寝ることが出来る場合には、初めから持たせてあげるのもOK！
最初はママが添い寝をして、赤ちゃんが眠ったらそっとその場を離れる場合には、このタイミングでママのお洋服を持たせてみましょう。

どんなお洋服を選ぶといい？

ママのお洋服はどんなものでも良いですが、パジャマや肌着など、ママの匂いがしっかりついているようなものがおすすめ。
実際に赤ちゃんにお洋服を持たせて寝かしつけをしているママも多く、なかにはその日付けていたブラジャーを持たせてあげているなんてママも！

確かに、授乳中の赤ちゃんだと、ママのブラジャーは母乳の匂いがするので、最高ですよね！（笑）
ママのお洋服を赤ちゃんに持たせてあげる場合には、柔らかく、肌触りの良いものを選ぶと良いでしょう。
ボタンや金具がついたものは誤飲や赤ちゃんの顔を傷つけてしまう恐れがあるため避けた方が安心です。

また、赤ちゃんが知らぬ間にお洋服に顔をうずめてしまう事があり、窒息の危険もありますので、時々様子をみてくださいね。

なぜママの匂いが赤ちゃんの安眠につながるの？

人の匂いは判断がつくのに、自分がどんな匂いを出しているのかよく分からないという人も多いはず。

しかし、赤ちゃんは五感を使い、ママの存在をしっかりと認識しています。
特に、匂いを嗅ぎ分ける鼻の働きは活発で、産まれてすぐから自慢の嗅覚を使って母乳の匂いをかぎ分け、ママとママ以外の人を判断しているとも言われているのですよ。

ママが抱っこするとなぜか泣いてしまうという赤ちゃんが多いのも、赤ちゃんがママの母乳の匂いを理解しているということが関係しているから。
母乳が近くにあるのに、いつまでたっても飲ませてもらえないと泣いて怒っているのだという説もあるそうです。

寝るのが苦手な赤ちゃんは、匂いで安心させて会えましょう！

ママの匂いや母乳の匂いは、赤ちゃんが最も信頼しているママの存在をはっきりと自覚させるものであり、一番リラックス出来る瞬間です。
ウトウト眠たくなった時にリラックス出来る要素があれば眠気が勝ってしまうのも当然のことなのかもしれませんね。

ちなみに、ママの匂いが近くにあることで、リラックスした状態で眠ることが出来るのは、赤ちゃんに限った事ではないようです。
寝かしつけが必要のなくなった年齢の子供にとってもママの匂いは安心出来る要素の一つであり、匂いがあることが睡眠の妨げになることはありません。

むしろ、赤ちゃんのころからママの匂いと一緒に寝ていることが当たり前となってしまい、ママの匂い無しではなかなか眠りにつくことが出来ないという子も実は多いみたいですよ。
年齢が上がると、次第に恥ずかしいという気持ちが芽生え始めますが、ママとしては恥ずかしさや照れがある一方、少し嬉しい気持ちも持ってしまいますね！