赤ちゃんにもいろいろな個性があり、ぐっすり寝てよく笑う元気な赤ちゃんもいれば、なにもなくても毎日のように泣く赤ちゃんもいます。
泣いてばかりの赤ちゃんのママは、愛情不足なのかも…なんて悩むかもしれませんが、実は、赤ちゃん自身のタイプや個性も含めて、泣く原因は様々あります。
赤ちゃんの泣く行為について知りましょう!
この記事の目次
よく泣く、泣かない赤ちゃんの違いは、性格だけじゃない?
周囲の人から「よく泣く赤ちゃんだね~」と言われる一方、「全然泣かないね~」と言われる赤ちゃんまでさまざま。
これには赤ちゃんの個性や環境が深く関係しています。また、ママの性格によって赤ちゃんの個性のとらえ方にも違いが出ます。
赤ちゃんの性格や個性
私達一人一人が違った性格であるように、赤ちゃんにもそれぞれの性格や個性があり、産まれてすぐから泣くことで自分の思いをアピールしてくれます。
寂しい、かまって欲しいなど、誰かに近くにいて欲しいと思う赤ちゃんは、よく泣いて自己主張をします。
自分のペースでぐっすり寝たり、遊んだりすることが得意な赤ちゃんだと、ママに泣いてアピールせずにある程度の時間過ごせてしまうこともあるかもしれませんね。
もちろん、色々なことを経験することで、赤ちゃんの性格や個性も大きく変化していくので、気が付いたら全然泣かなくなった、頻繁に泣くようになったということもあり得ます。
産まれた順番
意外かもしれませんが、赤ちゃんがおかれている環境もよく泣く、泣かないに関係していると言われています。
なかでも産まれた順番、上に兄妹がいるかいないかもポイント。
赤ちゃん自身が一番上の子である場合、よく泣くタイプの子が多いのではないでしょうか。
パパママにとっても初めての子という事もあり、どうしても過保護、神経質になりやすいです。
すると赤ちゃん敏感になりやすく、よく泣くようになります。
一方、2番目、3番目の赤ちゃんになると、産まれた時から賑やかな環境です。
パパママもある程度育児に慣れている状態なので、赤ちゃんに対して常に気を張っている状態ではなくなります。
また、ママも上の子のお世話もあるため、少し泣いたくらいではすぐに赤ちゃんの元に駆けつけることも難しくなるでしょう。
赤ちゃんもその状況を理解し、あまり泣かずに待てるようになるのかもしれませんね。
ママから見る赤ちゃんの違い
赤ちゃんがよく泣く、泣かないはママの性格や捉え方によっても違ってきます。
ママが穏やかでマイペースなタイプだったりすると、赤ちゃんが泣いてもそれほど気にならないため、あまり泣くことが気にならないことも。
一方、神経質で心配性なママの場合、赤ちゃんのちょっとした泣き声にも敏感に反応してしまい、よく泣く赤ちゃんだなと感じてしまうかもしれません。
赤ちゃんの泣き声がよく耳に入ることから、ママにとって大きなストレスになる場合もあるので、泣き声が気になる!という時は、一息ついて落ち着く意識づけが大切かもしれません。
可愛い我が子、でも泣き声を聞くと辛い…どうして?
赤ちゃんの泣き声は可愛いと思える瞬間もありますが、時にはママを追い詰めて辛いと感じさせる原因にもなります。
では、なぜ同じ泣き声でもママの感じ方を左右させてしまうのでしょうか。
ママに余裕がない
赤ちゃんのお世話は休みなく続きます。
授乳をしているママの場合、昼夜関係ないため疲れると感じることもあるでしょう。
また、家事や上の子、仕事をしているママもいるかもしれませんね。
時間に余裕がない時や、体調不良、ストレスが溜まっている時は赤ちゃんの泣き声がママに辛いと感じさせてしまう要因となります。
休日やパパがいるときなど、余裕があるときは赤ちゃんの泣き声もそれほど気にせずにいられるなと感じる人も多いのではないでしょうか。
何をしても泣き止まない
赤ちゃんは泣いて自分の思いをママに伝えています。
しかし、ママの本音を言えば、「この子は何をして欲しいのだろう?」だと思います。
赤ちゃんを泣き止ますためにママが一生懸命になってもいつまでも泣き続ける。
泣けば泣くほど泣き声も大きくなるため、「もう、なに?!」と怒ってしまうことがあるかもしれませんね。
他の子と比べてしまったとき
どんなことでも他の子と比べることは良くないとは分かっていても、どうしても比べてしまうのがママあるある。
他の子と比較することは決してデメリットばかりでなく、メリットがある時もありますからね。
しかし、他の子と比べてしまうことで、うちの子は本当によく泣く子なのだと感じさせてしまい、ママの不安を加速させる原因になることも。
前述で述べた通り、赤ちゃんは個性によって泣き方や泣く頻度も変わりますし、ママが赤ちゃんの状態に敏感になっている場合もあるので、焦らず自分の子育てに合わせたペースを作っていきましょう。
赤ちゃんが泣くのもほんのわずか
よく泣く赤ちゃん、あまり泣かない赤ちゃん、どちらにしても泣いてママに気持ちを伝えてくれるのはほんのわずかの期間です。
赤ちゃんはあっという間に大きくなって、自分の思いを口に出して発信するようになります。
嫌なことは嫌だと言うようになりますし、こうして欲しいと詳しく話してくれるようになるでしょう。
赤ちゃんの泣き声はときにストレスになったりママを追い詰めたりする原因にもなり得ますが、それも「その時」だけだと考えると気持ちが楽になりますよ。
逆に、あまり泣かない赤ちゃんだと泣き声が恋しくなってくるかもしれませんね。
どんな顔で泣くのか、泣き声の違いなどを楽しんでみるのもきっと良い思い出になりますよ!