ガーゼタオルを使う時の注意点は?これからに役立つ上手な使い方を紹介!
赤ちゃんのお世話にガーゼハンカチやガーゼタオルは何かと重宝します。
しかし、赤ちゃんは肌が弱く、大人と同じようにタオルを使うと、肌荒れの原因になったり、痛くて泣いてしまうことも…。
今回は赤ちゃん用のガーゼタオルの上手な使い方についてご紹介します。
注意点も合わせてチェックしておきましょう。
この記事の目次
ガーゼタオルが赤ちゃんにおすすめの理由
赤ちゃんにおすすめの生地といえば、「ガーゼ生地」を思い浮かべるママは多いでしょう。
ガーゼ生地を重ねたものがガーゼタオルやガーゼハンカチです。
なぜ、ガーゼタオルは赤ちゃんにおすすめなのでしょうか。
生まれたばかりの赤ちゃんの肌は大人と比べて薄いという特徴があります。
また、皮脂量も大人より少ないのでバリア機能が高くありません。そのため、ちょっとした刺激で肌荒れを起こしてしまいます。
そこで、できるだけ肌への刺激を少なくできるのがガーゼ生地でできたタオルなのです。
どこが赤ちゃんにとって優しいのか?
ガーゼタオルを使うメリットはこちらです。
- 肌への刺激が少ない
- 生地がやわらかい
- 吸水性に優れている
- 通気性がいい
- 汚れたらすぐに洗うことができる
これだけのメリットがあれば、積極的に赤ちゃんに使ってあげたいですね。
この後、ガーゼタオルの使い方をシーン別にご紹介します。
赤ちゃん用ガーゼタオルを使う時の注意点は?
赤ちゃん用のガーゼタオルを使う時には、どのようなことに注意が必要なのでしょうか。
- ゴシゴシこすらない
- 大人の衣類と一緒に洗濯しない
- 洗濯に柔軟剤を使わない
- 使ったら洗って乾かす
まず、基本中の基本になりますが、赤ちゃんに使用する場合は、ゴシゴシこすらないように気を付けてください。
いくら肌にやさしい素材だからといって、ゴシゴシこすれば刺激になります。やさしく触れるように、拭いてあげましょう。
赤ちゃんのガーゼタオルは、大人の衣類と一緒に洗ったり柔軟剤を使ったりしないように注意が必要です。
赤ちゃんの肌への刺激を考えて、柔軟剤は使わないか無添加のものを選んでください。
また、汗・ミルク・離乳食などを吸収したガーゼタオルは放置しておくと雑菌が繁殖してしまいます。
使ったら早めに洗って、しっかりと乾かしましょう。
ガーゼタオルを使うタイミングとポイント
①沐浴
赤ちゃんの沐浴では、ぜひガーゼタオルを使うことをおすすめします。
沐浴でのガーゼタオルの使い方はこちらです。
- 顔を拭く
- 頭や身体を洗う
- 身体が冷えないように掛ける
- 湯上りの身体拭きに使う
沐浴の時には、頭や身体などを丁寧に洗ってあげたいですね。
そこで役立つのがガーゼハンカチです。
ガーゼハンカチに石鹸を付けて泡立てるか、泡のソープをガーゼハンカチに乗せてやさしく洗います。
頭を洗う時には、赤ちゃんの胸元が冷えないようにガーゼハンカチを掛けてあげるのもおすすめです。
また、お風呂上りにはガーゼタオルで身体をしっかりと拭いてあげましょう。正方形や長方形など種類は豊富にあります。
②授乳・離乳食後
ガーゼタオルは、赤ちゃんの授乳や離乳食の時にも使うことができます。
授乳の時に飲みこぼしがあると、それが肌への刺激となることも少なくありません。
口の周りや首元などにミルクや母乳がついたら、湿らせたガーゼタオルでやさしく拭き取りましょう。
飲みこぼしが多く頻繁に服につくという場合は、乾いたガーゼハンカチを首もとに差し込んでおくという方法があります。
ミルクで汚れても、ガーゼハンカチを取るだけなので着替えの手間を省くことができます。
また、離乳食もミルクと同じように肌についたままだと肌荒れの原因になります。離乳食後は、口元や首元をきれいに拭いてあげてください。
③寝汗対策
赤ちゃんは寝ている間に汗をたくさんかきます。
赤ちゃんの服や布団などに、多量の汗がしみこんでいるということです。
もしそれを放置すると、雑菌が繁殖して赤ちゃんの肌への刺激となってしまいます。
また、汗で蒸れた状態が続くと汗疹の原因にもなります。
そこでおすすめなのが、ガーゼハンカチを赤ちゃんの首枕にすることです。
吸水性がいいので汗をしっかり吸ってくれます。ガーゼハンカチなら、毎日洗うのも負担にはならないでしょう。
寝る時だけでなく、汗をかく時期には服の襟元にガーゼハンカチを差し込むのもおすすめです。
汗をかいたらガーゼハンカチを交換するだけなので、赤ちゃんだけでなくママの負担を減らすことができるでしょう。
④ブランケット
大きめサイズのガーゼタオルなら、ブランケットとして使うこともできます。
お昼寝の時や冷房対策など、さまざまな場面で活躍するでしょう。
バスタオル大のものや、正方形のものなど種類は豊富です。おでかけ用にも持っておくと、出先で冷房が気になる時にも安心です。
今回は、赤ちゃんのガーゼハンカチの上手な使い方をご紹介しました。
大人と比べて肌が敏感な赤ちゃんには、やさしい素材のガーゼ生地がおすすめです。
沐浴・授乳や離乳食後・寝汗対策・ブランケットなど使い道はたくさんあります。
汗や汚れを拭き取る時は、肌への刺激を考えてやさしく拭くようにしましょう。
また、ガーゼタオルの素材としては、普通の綿よりもオーガニックコットンがおすすめです。
生まれたての赤ちゃんにも使うことができる、やさしい素材となっていますので、そちらも合わせて検討してみてくださいね。