赤ちゃんが生まれてしばらくは、定期的に乳幼児検診があります。
初めてだと、なにを持っていけばいい?どんなことをするのだろう?と、プレママも含めて不安に思うことも多いことでしょう。
赤ちゃんのためにスムーズにできるように、と前もって準備できることがあれば、安心ですよね。
そこで今回は、1歳半検診のときに持っていくものや、1歳半検診での流れについてお伝えします。
この記事の目次
なにを持っていけばいいの?
まず、検診のタイミングで自治体からのお便りが届きます。
そこに基本的な持ち物が記入されているので、検診グッズとして準備しておくと便利です。
1歳半検診に必ず持っていくもの
- 問診表(事前に各自治体から郵送されます。)
- 母子健康手帳
- 乳幼児医療費受給者証
- 健康保険証
- 筆記用具
- 歯ブラシ
日々赤ちゃんと向き合い続けていっぱいいっぱい、睡眠不足で伝えたいことがあっても言葉にまとめるのが難しい!という方も多いかと思います。
ですのでぜひ、母子手帳に、日頃の赤ちゃんの様子や気になることを前もって記入しておきましょう。
検診ではお医者さんが赤ちゃんの体を診てくれますが、その際に治療が行われることもあるますので健康保険証・乳幼児医療費受給者証も忘れずに持参してください。
また、1歳半検診のときには赤ちゃんの虫歯予防のための歯ブラシの仕方を教えてくれるので、歯ブラシも用意しましょう。
記入用の筆記用具は検診会場にも置いてありますが、検診のなかで気に留めておきたいことがあったときに手元にペンがあるとさっとメモができて便利ですよ。
持って行くと安心なもの
お便りに書いてあるもの以外にも、「これを持って行っておいてよかった」と先輩ママも感じた役にたつものもありますので、一緒に準備しておくのをおすすめします
先輩ママたちが「1歳児検診に持って行っておいてよかった!」と感じたものは…
- 赤ちゃんの水分補給用の飲み物
- オムツやオムツシート、おしりふき、オムツ入れの袋
- タオル
- 手口ふき
- 赤ちゃんの好きなオモチャや絵本
などです。
検診の時間は13時から15時など、自治体ごとに決まっています。
検診の時間帯が、赤ちゃんの昼寝の時間と重ねってしまうと、赤ちゃんの生活リズムが崩れて不機嫌になることもあります。
普段とは違う雰囲気を感じ取ってぐずってしまう赤ちゃんも…。
そんな時に赤ちゃんの気を紛らせてくれるのが、お気に入りのオモチャや絵本です。
ほかにもタオルなどを用意しておけば、赤ちゃんのよだれをふいたり、汗をふいたり、寒い時の風よけとしても使えて便利。
赤ちゃんののどが渇いたときのために、水筒も忘れないようにしましょう。
1歳半検診ではどんなことをするの?
は実際に、1歳半検診ではどのようなことをするのでしょうか。
1歳半検診の内容とは?
赤ちゃんが生まれてから3~4カ月検診・7~8カ月検診・1歳児検診などがあったと思います。
今までの検診では赤ちゃんの首が座っているかとか、お座りができるかとか、つかまり立ちができるかなどの赤ちゃんの体の発達に関することが主な内容でした。
1歳半検診では、赤ちゃんの体の発達はもちろんのほか、精神の発達状況や言語障害についても確認をします。
1歳半検診の流れ
自治体ごとに多少の違いはあるものの、一般的に行われる1歳半検診の流れはつぎのとおりです。
【問診】
検診会場で受付を済ませたら、順番で赤ちゃんとママいっしょに保健師さんの問診があります。
保健師さんは問診表を見ながらママとひと通りお話をし、次は赤ちゃんの番です。
【発達状況の確認】
赤ちゃんの前に置いてある積み木を積むことができるか?
いくつかのイラストの中から保健師さんの伝えた絵を指さしができるか?などを確認していきます。
「ママ」「パパ」など、赤ちゃんが耳にすることの多い言葉が言えるか?を確認することもあります。
赤ちゃんの精神の発達状況や言語障害などがないかを確認するためのものですが、発達については個人差が大きいので、「今、うちの子はこの言葉なら話せるんだ」と再確認する程度にしましょう。
【体の検査】
保健師さんとの話が終わったら、つぎは体の検査です。
- 身長
- 体重
- 頭囲
- 胸囲
- 聴力
- 歯の検査
- 音や光に対しての反応
- どの程度歩くことができるか
これらを調べ終わったら、最後にお医者さんによる診察が行われます。
お医者さんが診ているのは、心肺機能・骨格・皮膚・性器などに異常はないか?大泉門は閉じているのか?などの体の発育状態です。
お医者さんの診察が終わってようやく、1歳半検診は終了となります。
検診前に考えておくといいこと
気になることをまとめておく
赤ちゃんを過ごしてみて気になることって意外と多いものです。
赤ちゃんの体の発達のこと、精神面のことなどで悩んでいることはないですか?
「物や人に対する興味について」
「赤ちゃんを呼んだときの反応が気になる」
「ほかの赤ちゃんと違う気がする」
など、ママやパパが気になっていることがあれば、保健師さんに相談してみましょう。
また、育児について悩んでいることがあればママだけで抱え込まず、思い切って話してみてくださいね。
保険師さんに言われたことを気にしすぎない
おうちではつみきも上手に積めるし、ママの言った言葉もちゃんと理解して指差しも完璧なのに、検診のときに限ってなにもしてくれない…(泣)というのはよく聞く話です。
何もしてくれない赤ちゃんの様子を見た保健師さんから「ご相談されて行かれませんか?」と言われてしまったママも。
保健師さんははじめて会う人であり、ママと同様に赤ちゃんも緊張するのです。
また、検診の時間帯が赤ちゃんのお昼寝の時間と被ってしまい機嫌がわるく、検診どころではなかったということもあります。
このように、ふだんとは異なる環境で本領発揮できない赤ちゃんも多いので、日頃の赤ちゃんの様子に不安を感じないのであれば、とくに気にする必要はないでしょう。
今回は、1歳半検診についてお伝えしました。
見慣れない環境と知らない人ばかりの空間では、いつもとはちがう行動をとってしまう赤ちゃんはとても多いもの。
日頃の生活において積み木や指差しなどができていれば、検診当日にできなくても落ち込む必要はありません。
もし、赤ちゃんの言動などで気になるところがあれば、ママが一人で悩むのではなく保健師さんに相談してみてください。
赤ちゃんが健やかに成長できるよう、手助けをしてくれますよ。