2歳になるとだんだん意味のある言葉を話すようになってきます。
しかし、「うちの子あまり話さないかも…」と不安になるママは多いのではないでしょうか。
言葉の発達には個人差がありますが、我が子があまり話さないと不安になるのも無理はありません。
今回は、そんな2歳児の言葉の発達についてご紹介します。
この記事の目次
言葉の遅れが気になる2歳児ママは多い
育児をしていく中で、我が子の発達は悩んだり不安になったりすることが多い要素です。
言葉の遅れについても同じく、不安になるママは少なくありません。
特に新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くのママや子ども達が外出したり周りの人たちと関わる機会が減ってしまいました。
「あまり人と接していないけど、言葉が遅れないか心配」と不安になるのも無理はありません。
また、人と接する機会が減った分、悩みや不安を抱えがちになってしまうママも多いのではないでしょうか。
2歳児は特に言葉で意志を伝えられるようになるため、「うちの子は大丈夫?」「遅れていない?」と気になるものです。
2歳児の言葉の発達って?
2歳児の言葉の遅れについて不安になるママは少なくありませんが、実際、2歳になるとどれくらい言葉を発するようになるのでしょうか。
まずは2歳児の言葉の発達についてみていきましょう。
2語文を話すようになる
1歳のときは「まま」「ぱぱ」「まんま」のような1つの単語がメインでした。
2歳になると、だんだん2つ以上の言葉を組み合わせて2語文を話すようになります。2語文の例をいくつかご紹介します。
- 「まま、だっこ」
- 「ぶーぶー、ほしい」
- 「わんわん、かわいい」
このように、2つの言葉を合わせたものが2語文です。
早い子で1歳半くらいから2語文を発するようになりますが、個人差があるため焦る必要はありません。
言葉の発達以外にもチェックしておきたいこと!
2歳で2語文を発するようになる子が多いですが、言葉の発達には個人差があり、性格的なことも影響します。
そのため、2歳で2語文を発しないからといって、言葉が遅れていると悲観的になる必要はありません。
しかし、あまり言葉を発しない時期が続くと不安になることもあるでしょう。
そのようなときは、言葉以外のところもチェックしてみることをおすすめします。
- 大人が発した言葉を理解するか?
- 子どもが何かに興味を示すか?
- 何かに指をさしてアピールすることはあるか?
- 声をかけて反応するか?
例えばママが「ぶーぶー、ください」と言ったときに、それを取ってママに渡した場合、子どもは言葉の意味を理解していることがわかります。
また、言葉では伝えられなくても指をさして「あれ」と言ったり、「とって」と言ったりすることはありませんか?
この場合、まだ言葉をたくさん発しないだけで、意味を理解できている可能性が高いです。焦らずに見守ってあげたり、言葉を引き出すためにたくさん話しかけたりしましょう。
2歳児の言葉をもっと引き出したいときは?
言葉が遅れているのではないかと不安になったら、何かしたいと思うママも多いでしょう。
2歳児の言葉をもっと引き出したいときにおすすめの方法をご紹介します。
図鑑を見せながら名前を伝える
赤ちゃん用や子ども用の図鑑を用意して、それを見せながら「これは〇〇だよ」子どもに物や動物の名前を伝えてあげましょう。
指をさして「これは何かな?」と聞いてみるのもおすすめです。
散歩をしながら話しかける
コロナ禍でなかなか遠くまで外出したり、子どもがたくさん集まる広場に行くことができないかと思います。
そのため、近隣を散歩という方が多いかと思いますが、そのようなときでも外を散歩しながら、「わんわんがいるよ」「お花かわいいね」などと話しかけるのも子どもにとっていい刺激になります。
ごっこ遊びをする
また、おままごとのような「ごっこ遊び」も子どもの言葉を引き出す方法としておすすめです。
「ジュースをください」「どうぞ」「ありがとう」のように、ごっこ遊びの中で言葉のやりとりをしてみてください。
ここまで3つの方法をご紹介しましたが、1番大切なのは「子どもを褒める」ということです。
例えば「これは何かな?」と聞いたときに子どもが答えたら、できたことを褒めてあげましょう。
褒められたときの嬉しさは、子どもにとってとてもいい刺激になるからです。
そして、言葉が遅れているかもしれないと思うと不安になってしまいますが、ママ自身が焦らないようにしてあげてください。
言葉が遅いかもしれないと気になったら?
言葉の発達には個人差があるので、2歳で2語文を発しないから遅れているという訳ではありません。
しかし、いつも側にいるママだからこそ、気になることも多いですし不安にもなります。
もし子どもの言葉が遅いかも…と気になったら、1人で抱え込まずに誰かに相談するようにしましょう。
それは家族でもいいですし、小児科医などの専門家でもいいです。
子育ての不安は1人で抱え込まず、誰かに相談しながら解消していきましょう。
今回は、2歳児の言葉の発達についてご紹介しました。2歳になると2語文を発するようになりますが、言葉の発達には個人差があります。
今回ご紹介したように、遊びの中で子どもの言葉を引き出す方法がありますので、ぜひやってみてください。