赤ちゃんが生まれると、慣れない育児に忙しくあっという間に離乳食を始める時期になりますね。
あわてて赤ちゃん用の食器を購入するというママも多いのではありませんか。

しかし、様々なベビー食器があるためどのようなものがいいか悩んでしまいます。
今回は、そんな赤ちゃんのための食器選びについてご紹介します。

赤ちゃん用のベビー食器は必要？

赤ちゃん用の食器は、離乳食時期にしか使えないようなものから、幼児期まで長く使えるものまであります。
離乳食の時期は1回に食べることができる量が少ないので、食器も小さいもので十分ですね。

また、離乳食が進むと手づかみ食べをするようになり、その時には食器を自分で持つ赤ちゃんもいます。
さらに成長すると自分でスプーンやフォークを持って食べるようになります。

赤ちゃん用の食器は、赤ちゃんが食べやすい様な形をしていたり、興味を示すようなものが多いです。
そのため、「食べることへの興味」を持つのが大切な離乳食期に赤ちゃん用の食器を用意してあげたいですね。

離乳食は赤ちゃんが母乳やミルク、白湯のような液体以外のものを口にすることを練習する時期です。
まだ消化器官が発達していないため、ちょっとしたことで下痢をしてしまうこともあります。そんな時期なので、哺乳瓶のように食器をしっかりと洗って消毒する必要も。

赤ちゃん用の食器の多くは、消毒できるようになっているので、大人のものと分けて準備しておくといいですね。

どんな素材で食器選びするのがいい？

赤ちゃんの食器選びといえば、やはり直接触れる素材。ここで迷うママもいるのではありませんか？
ここでは赤ちゃんの食器でよくある素材についてそれぞれの特徴をご紹介します。

プラスチック製

シンプルなものから可愛いデザインのものまで豊富な種類のプラスチック製食器。
赤ちゃんが落としても割れにくいというのが嬉しいポイントです。
自分で食べる時期になると、上手く食器が持てずに落としてしまうこともありますが、割れて赤ちゃんが怪我する心配はないですね。

また、プラスチック製の食器の多くは消毒可となっています。
しかし中には煮沸消毒不可のものも。知らずに煮沸消毒すると変形してしまう可能性があるので注意してください。

軽いので赤ちゃんも持ちやすいプラステチック製食器ですが、色写りするというデメリットがあります。
カレーやかぼちゃなど、色の濃い食材は食器が黄色くなってしまうことがあるのです。
赤ちゃん用のスプーン・フォークにはプラスチック製やシリコン素材のものもありますが、これらも色写りする可能性があることを覚悟しておいてくださいね。

陶磁器製

大人も使うことが多いのが陶磁器製の食器です。しっかりとした作りで耐久性に優れるのが陶磁器のメリットです。
熱に強く、電子レンジで使えるのも嬉しいポイントです。離乳食期から幼児期まで、長く使いたいのなら陶磁器のベビー食器がおすすめです。

また、食洗機で洗うことができるのも陶磁器製の食器のいいところです。
しかし、丈夫な分重たいというデメリットもあります。落としたり強い衝撃が加わったりすると割れてしまうことがあるので注意が必要です。

木製

優しい触り心地や色合いが人気の木製の食器もあります。
天然素材の食器は、赤ちゃんの離乳食を色鮮やかにしてくれるでしょう。見た目も触り心地もいいのが木製食器ですね。

また、軽くて割れにくいというメリットもあり、赤ちゃんが自分で食器を持って食べても安心です。

そんな木製食器にもデメリットはあります。濡れたまま放置するとカビが発生するリスクがあるのです。
カビの存在に気づかずに赤ちゃんの口に入れるのは避けたいところ。食洗機が使えないものが多いので、しっかりと洗って乾かすことが大切です。

赤ちゃん用の食器を選ぶポイント

ベビー用品店やインターネットショッピングなどを見ると、数多くの赤ちゃん用の食器が売られています。
そのため、どのような食器がいいか悩むママも多いでしょう。ここでは、食器を選ぶポイントをご紹介します。
ぜひ我が子の食器選びの参考にしてくださいね。

セットにするか単品にするか

離乳食を始めるタイミングで離乳食祝いとして食器を購入する人も多いです。
そのため、色々なタイプの食器がセットになったものも売られています。中には離乳食を作るためのすり鉢などの道具が入っているものも。

セットの場合はランチプレートやお茶碗、深皿、小皿、スプーン・フォークなどほぼ全種類を網羅したようなものもあります。
その分価格は高くなりますが、「とりあえず全部そろえておきたい」「食器は同じメーカーやキャラクターでそろえたい」という人にはおすすめです。

しかし、離乳食の時期にそこまでの種類の食器を使わないことも多いです。
まずはご飯茶碗とお椀など最小限のものを購入するという方法でもいいでしょう。
どの素材がいいか悩むというママも、まずは単品で購入するという方法がいいのではないでしょうか。

100円均一でも購入できる

赤ちゃん用の食器は先ほどお伝えしたセット品だと5000円以上することもよくあります。
いくら我が子の離乳食祝いでも、どれくらい使うかわからないからお金をかけなくてもと思うママもいるでしょう。

最近では100円均一にも赤ちゃん用食器はたくさん売られています。主にプラスチック製のものが多く、シンプルなものからキャラクターのものまで豊富です。
大きくなってから我が子に好きなキャラクターの食器を選んでもらうとして、離乳食の時期は100円均一で食器をそろえるという方法もありますよ。

洗浄・除菌しやすいか

まだ消化器官が発達していない離乳食期の赤ちゃんにとって、食器を綺麗にしておくことは大切です。
そのため、洗浄や除菌がしやすいかどうかも食器選びのポイントのひとつなのです。

除菌液に漬け置きしたいけど食器が入りきらない…というのは、ランチプレート型の食器でありうるでしょう。
また、食洗機を使いたい場合は対応した食器かどうかも重要ですね。

 

今回は赤ちゃんのための食器選びについてご紹介しました。
離乳食を始める赤ちゃんにとって初めての食器。我が子のために素敵な食器を用意してあげてくださいね。

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