育休からの復帰を控えて、不安になるママは多いのではないでしょうか?
実際のところ、不安を抱えるママは大勢います。育休中は大変ながらも赤ちゃんのペースに合わせて家事を行うことができました。
しかし、復職するとママの出勤時間を気にして行動したり、仕事が終わって子どもの迎えで時間に追われる生活に。
やってみないとわからない部分が大きいのですが、想像しただけで「私にできるかな?」「子どもに負担をかけない?」と不安になってしまいますね。
今回は、そんな育休復帰の不安を抱えるママ達へ、復職前に準備しておきたいことをご紹介します。
少しでも不安を減らして、仕事復帰を目指してくださいね。
この記事の目次
育休明けの不安①自分の体が慣れるか?
育休明けのママが抱えやすい不安のひとつに、自分の体が慣れるかということがあります。
育児は気力も体力も使い大変ですが、赤ちゃんや自分のペースに合わせて休むこともできます。
しかし、仕事は決められた時間をこなさなければならず、産休前のように動けないこともあるでしょう。
産休・育休を経ての復帰は、体力的な不安をもつママも多いのです。
解消するための準備
- 子どもとの遊びや散歩などで体力作り
- 生活リズムを整える
育休から復帰すると、これまでとは違った生活になります。そのため、体がついていかなくなったり、ストレスや疲労感を感じることに。
復帰前の準備として、体力作りをしたり早寝早起きの習慣などリズムを整えるといいでしょう。
復帰後の生活を意識した、朝の支度をする練習がおすすめですよ。
育休明けの不安②子どもの保育園の準備は?環境に慣れるか心配
育休中はママとずっと一緒にいたのが、ママの復職によって保育園や託児所などで生活することになります。子どもにとって初めての集団生活になりますね。
まだ小さいうちから預けても大丈夫?環境に慣れるのかな?と不安は尽きないでしょう。
また、保育園によって持ち物が異なることも。育休復帰前には保育園グッズの準備も大変です。
解消するための準備と考え方
- 必要な物をあらかじめリストアップする
- 慣らし保育や託児サービスを利用する
- 最初は泣くものと理解しておく
保育園グッズの準備は、リストアップして漏れのないようにしましょう。
復職の直前に焦らないように、余裕をもって準備しておくことをおすすめします。
また、子どもにとっては、ママと離れる瞬間が一番寂しく不安になるもの。
預けるときに泣いている我が子を見ると「仕事休もうかな」と思うこともありますが、しかし、最初は泣くものとおもって割り切るという考えも必要です。
育休明けの不安③子どもの体調不良で仕事も休みがちになる?
育休明けの復帰では、子どもは初めて家族以外の集団生活をすることに。
そのため、今までほとんど風邪を引いたことがなかった子も風邪を引いたり、熱が出たりすることもあるでしょう。
これは小さな子供にとっては仕方のないことですが、やはり復帰直後から仕事を休むということに引け目を感じたり、復帰前から不安になるママも多いはず。
解消するための準備
- 生活リズムを整えておく
- 予防接種スケジュールの確認
- パパや祖父母の協力を得る
- 病後児保育やファミリーサポートに登録する
子どもは初めての集団生活になるので、疲れも出てきます。
そのため、早寝早起きを心がけて生活リズムを整えてあげてください。
また、子どもの体調管理の一環として予防接種も重要です。1歳半くらいまでは予防接種が頻繁にあるので、スケジュールを確認して予定を立てておきましょう。
もしもの時のために、パパや祖父母の協力を得ることも大切ですね。子どもが体調不良の際にはママに連絡というイメージを持つ人も多いでしょう。
しかし必ずしもそうしなければならない訳ではありません。育休中に相談しておけば、不安の軽減につながるでしょう。
ファミリーサポートや病後児保育を利用するという方法もあります。
こちらももしもの時にすぐに使えるよう、育休中に登録しておくことをおすすめします。
育休明けの不安④仕事と育児と家事をやりこなせる?
育休復帰すると、仕事と家事と育児をこなしていくことになります。
これらの両立ができるだろうかと不安になるママは多いのではないでしょうか。
手を抜きたくないけど、そんな時間あるのかな?子どもに負担をかけない?と考えだしたら不安は尽きないですね。
解消するための準備
- 復帰前にパパと分担しておく
- 生協などの宅配サービスの利用
- 時短家電を使う
- 作り置き料理の練習
家事も育児もママが1人で背負う必要はありません。復帰前にパパと分担を決めておきましょう。
夫婦で分担ができれば、ママの不安を軽くすることができるでしょう。
また、料理については生協を利用したり、休みの日に作り置きをしておくという方法もあります。
電気圧力鍋や掃除ロボットのような時短家電を使って家事の負担を減らすのもおすすめです。
育休明けの不安⑤卒乳しておくべき?
卒乳していない赤ちゃんの場合、入園前に卒乳しておくべきか悩むママもいるでしょう。
卒乳しないママの復帰だと、最初のうちはおっぱいが張って痛いということもあります。
しかし、なかなか思うように卒乳できなかったり、粉ミルクは嫌がるという赤ちゃんも。復帰前に卒乳できない!と焦って不安になってしまいますね。
解消するための準備
- 無理をせずに。卒乳は自然な流れでOK
無理に卒乳しなくても、自然な流れで大丈夫です。
ただ、保育園にいる間は赤ちゃんはママの母乳を飲むことができません。
そのため水分や離乳食など母乳以外のものを口にできるようにしておいた方が安心です。
なかなか離乳食が進まない赤ちゃんも、保育園で他の子が食べているのにつられて食べられるようになることも多いです。
焦らず赤ちゃんとママのタイミングで卒乳していきましょう。
今回は育休復帰で抱えるママの不安と解消するための準備についてご紹介しました。
復帰するにあたりママのことだけでなく子どものことも不安になる人は多いでしょう。
ぜひこの記事を参考に、少しでも不安を減らして復帰してください。