後は育児に忙しくなり、ママ自身のことは後回し。
ホルモンバランスも乱れやすい状況なので、身体的・精神的につらいママも少なくありません。
そこで、産後つらいママにも最適なルイボスティーの効能をお伝えします。
この記事の目次
ルイボスティーとは
ルイボスティーは、「ルイボス」というマメ科の植物が原料のノンカフェインのお茶。
南アフリカの気温差の激しい乾燥した環境のなか、大地の奥深くに根を張って、水分やミネラルをたっぷり吸い上げて育ちます。
茶葉は細くてとがっていることが特徴で、大きくわけて2種類あります。
レッドルイボスティー
一般的に販売されていて、よく目にするのが「レッドルイボスティー」。
収穫後、葉に傷をつけることで発酵させています。茶葉の香りが濃いことが特徴。
飲んでみると、味わい深くてほのかな甘みを感じますよ。
グリーンルイボスティー
抗酸化作用が豊富な「グリーンルイボスティー」は、癖がなくてさっぱりとした口あたりが特徴です。
茶葉を発酵させないため、管理に手間がかかってしまうことが難点。
そのため、高価なお茶として知られています。
ルイボスティーの嬉しい効能
それでは、ルイボスティーの効能についてお伝えします。産後のママにとって嬉しい効能が満載ですよ。
抗酸化作用
ルイボスティーには、抗酸化作用の強い「ルテリオン」や「ケルセチン」といったフラボノイドが豊富に含まれています。
自身のために時間を割くことが難しい産後のママは、スキンケアに手を掛けられないのが現実。
フラボノイドには肌の酸化を軽減する効果があるため、シミやシワ、肌の老化を抑えることが期待できます。
肌だけではなく体にも効果を期待できるので、忙しいママの免疫力アップも可能になります。
健康的に過ごせて美容にも効果が期待できるなんて、嬉しいですね。
血流や代謝をサポート
ミネラルやフラボノイドが豊富に含まれているため、血流や代謝をサポートしてくれる作用があります。
「ルチン」というフラボノイドと、ミネラルであるマグネシウムには血流を改善する作用があるため、血圧を安定させたり産後の回復を手伝ってくれることが特徴。
また、カリウムも豊富に含まれているので、血圧の安定やむくみの改善が期待できます。
フラボノイドには整腸作用もあるため、便秘解消効果もありますよ。
アレルギーの緩和
花粉症やアトピー等といったアレルギーを持つママにとって、アレルギーの薬が飲めないのは辛いですよね。
アレルギーの元となるヒスタミンを減らす作用がフラボノイドにはあるため、気になる症状の緩和が期待できます。
リラックス効果
マグネシウムには神経の興奮を抑える作用があるため、ホッとしたいとき、ひと休みしたいときにおすすめします。
ルイボスティーにはカフェインが含まれていないので、授乳中のママも安心して飲むことが可能。
眠る前にルイボスティーを飲んで、気持ちを落ち着かせるとともに香りに癒されてみてはいかがでしょうか。
美味しくても飲みすぎには要注意
ルイボスティーの嬉しい効能をお伝えしてきましたが、気をつけたい点があることも事実。
過剰摂取をしなければ問題ありませんが、飲みすぎると、このような症状が見られることがあります。
トイレが近くなる
カリウムにはナトリウムを排出する作用が含まれているため、利尿作用があります。
むくみの改善には最適ですが、出掛ける前や寝る前は飲む量を控えましょう。
お通じが緩くなる
マグネシウムが豊富に含まれているルイボスティー。
便秘で悩む人のためにマグネシウムは便秘薬としても販売されているくらいなので、お通じが緩くなることがあります。
便秘解消にはぴったりですが、こちらも適量を飲むようにしましょう。
ルイボスティーのおすすめアレンジ法
香りが濃くて、ちょっと甘い口あたりのルイボスティーは、そのまま飲むのもおすすめですが、アレンジを楽しむことも可能。
最後に、おすすめアレンジ法をお伝えします。
ミルクルイボスティー
ルイボスティーの本場である南アフリカでよく楽しまれる飲み方です。
作り方は簡単で、ルイボスティーをミルクで煮出すだけ。
少し砂糖を入れて甘くしてみると、やさしくてホッとする口あたりになります。
オレンジルイボスティー
柑橘類と相性がいいルイボスティー。
温かいルイボスティーに、マーマレードを適量入れて混ぜるだけ。簡単に楽しむことができます。
ベリールイボスティー
ティーポットに、ルイボスティーの茶葉とベリーを入れてお湯を注ぐだけ。
冷凍されたブルーベリーやミックスベリーを使うと、口にするときには飲みやすい温かさになっていますよ。
ジンジャールイボスティー
体を温める作用があるしょうがを混ぜてみるのも、おすすめ。
しょうがの香りが強くならないよう、量は気をつけましょう。甘みが欲しいと思ったら、ハチミツを混ぜてみてください。
気分によってアレンジしながら産後ケアをしましょう
今回は、ルイボスティーの効能についてお伝えしました。
肌や体への効果、リラックス作用など、産後のママにおすすめしたい最適な効能がたくさんありましたね。
冷やして飲んでも、温かくしても、どちらでも楽しめてアレンジも豊富。
ママにぴったりな飲み方を見つけて、ルイボスティーの嬉しい効能を体感してください。