抱っこ紐も傘もさすのも難しい時期!子どもとの雨の日のお出かけどうすればいいの?
みなさん、雨の日のこどもとのおでかけはどうしていますか?雨の日はお出かけを控えている。車や公共機関を利用してできるだけ濡れないように心がけている。といったまず「雨にうたれることがない状況」を選択しますよね。ただ、それができればいいのですが、なかなかそうもいかない環境ってありますよね。筆者は車も自転車も持っておらず、雨の日でもこどもを保育園に預けるため、数分ではありますが徒歩で移動しなければいけません。といってもこどもと歩く時は徒歩数分が数十分になることが多いですが(苦笑)。
こどもが小さいうちは抱っこ紐で傘をさすのが当たり前でしたが、大きくなり体重も増えると抱っこ紐も厳しくなってきます。かといって大人のようにひとりで傘をさして歩いてくれるわけでもなく、非常に難しい時期が子育てにはあるのです。それがちょうど2歳前後ごろ。晴れた日であればさほど気にしなかったこどもの行動も、雨の日になると制限をかけることが多くなります。特にイヤイヤ期は親の言うことを聞かず癇癪を起しやすい時期、朝や夜の貴重な時間を奪われることもしばしばあります。なので、できるだけスムーズに登園・降園させるには、ちょっとした工夫が必要になってきます。
この記事の目次
雨の日って何が大変?
雨の降り具合にもよりますが、こどもも大人も濡れないように事前に準備をしておく必要があります。また、予期せぬ事態に備え目的地までの時間が通常よりかかると思っておいたほうが賢明です。荷物もハンドタオルを数枚、濡れたものをしまう袋などを用意して、びしょ濡れになった場合の対策も考える必要がありますね。雨の日は普通の外出にプラスひと手間が必須なのです。
では実際どうすれば?
筆者の家ではこどもにはレインコートもしくはレインポンチョ(フード付き)と長靴を履かせて、親は大きめの傘を用意して一緒に歩いています。親の傘だけだと、こどもが雨に濡れない傘の範囲内でいてくれることはほぼないので、レインコートを着てくれることでこどもが先に歩いてしまっても何とか濡れずにいてくれています。幸い、雨の日はイレギュラーなことが多くて、こどもには面白いらしく比較的おりこおうさんで良く歩いてくれます。
筆者がおすすめするレイングッズ
◆stample スタンプル|レインブーツ◆
¥2,530(税込み)
出典:楽天
・サイズ:13.0~20.0㎝
・原産国:日本
サイズも色も豊富で、選びやすい長靴です。ロゴも可愛く落ち着いた色の長靴なのでオシャレなのも魅力的。お値段の割にしっかりした作りで、吐き口も広く履きやすい、軽くて柔らかい素材なのでこどもも楽に履けるのでおすすめですよ。インソールはついていないので、長靴はインソール分を考えて少し大きめのを買うといいと思います 。
◆OCEAN&GROUND|レインポンチョ◆
¥3,300(税込み)
出典:楽天
・サイズ:S(80-100㎝ M(110-130㎝) L(140-150㎝)
・原産国:中国
シンプルで使いやすい色のレインポンチョ。着脱がスムーズなポンチョタイプなので、こどもも自分で脱ぎ着することができます。スナップボタンをとめれば袖になり、腕を上げてもめくれにくくなる仕様です。袖口にはリフレクターもついていて夕方・夜の外出でも安心。
言うことを聞かない時は?
それでも機嫌が良くない日には、歩きたくない行きたくない!!とだだをこねることもありますよね。筆者のところでは、雨の日グッズに好きなシールを貼ってあげたり、いつもと違う道を通ったり、みずたまりや排水溝にはお水がいっぱいよ~!葉っぱにもお花にも水滴がついてるよ~!などと声かけをして他のことに興味を持たせながら歩くのを促しています。晴れの日だったら、抱っこで強制的に連れていけても、雨の日は、傘と子どもどちらも抱えるはひと苦労。そんな時は親もこどももレインコートと長靴を履いて、そのまま抱っこしていくのも雨の降り具合によっては可能ですよ。なかなか大変ではありますが、自分で傘をさして歩いてくれるまでそう遠くはないと信じて、今は辛抱してこどもの成長を見守っているところです。
その他の雨の日対策アイディア
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ベビーカー+レインカバー
ベビーカーに乗り慣れている子であれば、レインカバーを装着しておでかけも可能ですよね。筆者のこどもは生まれてから抱っこ紐ばかりで移動だったため、ベビーカー嫌いが加速し、乗せての移動が難しかったです。赤ちゃんのうちからベビーカーに乗り慣れさせていると、こういった時のメリットになるんだなぁとつくづく感じました。
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ヒップシート+傘
簡易版抱っこ紐である「ヒップシート」があると、片手抱っこの負担が軽減され、傘をさしやすくなります。抱っこ紐よりコンパクトで持ち運びが楽ではありますが、使用できる期間が約3歳(体重約15kg)までとなっており2歳前後からの買い足しには少し抵抗があるかも。それでも筆者のように片手抱っこが苦手なママにはおすすめですよ。
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こどもに傘をもたせてみる
市販されているこども用の傘は指詰めしないような設計と、とがった部分がないような作りになっており、大人用の傘に比べかなり安全に考慮されています。ただ、一番小さな傘であっても身長約90㎝~100㎝に合わせて作られています。少し慣れさせるために2歳ごろから持たせても平気のようですが、まだまだ危なっかしい年ごろです。目を離したすきに思わぬ事故につながる可能性もあります。傘をさせる目安は3歳ごろと考え、さす場合は必ず目を離さず安全第一をこころがけて下さいね。
雨の日はいつもと違った世界が広がります。2歳だと雨という存在を知ってからまだそんなに時間がたっていないころです。新しい世界の新しい挑戦のため、ママとしてもなんでもかんでもダメ!と言って制限させてしまうのも考えどころですよね。雨の冷たい感触や匂いなど自然のままの世界を楽しめるように、抱っこ紐から徐々に自分で歩かせる時期なのかもしれませんね。少しくらい濡れても、これも経験なんだ!と多めにみてあげられる心の余裕も必要になってくるかと思います。ママやパパは大変ですが、こどもの健やかな成長のために少しの辛抱です。
もうすぐ春。それを過ぎれば梅雨の時期がやってきます。そろそろご家庭でも雨の日グッズを準備してみるのはいかがですか。