妊娠後期に入ったら、お産はいつ始まってもおかしくありません。陣痛が始まれば、いよいよ入院です。もう、準備はできていますか? 初めてお産に臨むプレママだけでなく、経産婦さんでも「何を持っていったらよいのかな?」「肝心なものを忘れちゃたらどうしよう……」などと不安が頭をよぎる時期です。そこでこの時期に、準備しておくと良いものや、入院前にやっておきたいことなどをまとめました。出産前の最終チェックにもお役立て下さい。
出産に備えて、段取っておきたいことリスト
出産を控えたこの時期は、お腹も大きくなって動くのが辛くなるということもありますので、体調を見ながら早めに準備を進めるように心がけましょう。入院前に段取っておきたいことは次の5つです。(必要度を★の数で表示しました。 ★の数が多いほど必要度が高くなります。最高は★3つ)
□ 入院に必要なものをまとめる ★★★
早産の可能性を考え8ヶ月に入ったら、入院準備を済ませておくと安心です。必要なものは、産院によって違うので、入院予定の産院で忘れずに確認してください。産院から指示されたものはもちろん、退院時の赤ちゃんの服やおむつなども、留守番の人にわかるようにまとめておきます。
□ 産院までの交通手段をチェック ★★★
産院までの道順や交通手段を確認し、緊急時に備えて、近くのタクシー会社や産院・緊急連絡先の電話番号などをすぐわかるようにしておきましょう。
□ 出産後の連絡先や手続きの確認 ★★
出産後は赤ちゃんのお世話もあって、何かと気がまわらなくなりがちです。そこで、出産報告が必要な方をリストアップしたり、あらかじめ内祝いの候補を選んだり、送り先をまとめておいたりすると産後に慌てることがありません。また出生届や健康保険の加入、出産手当金等の給付金の手続きなども必要になりますから、旦那さまにも加わってもらい、もれのないよう確認しておきます。
□ ベビー用品の買い忘れがないかチェック ★★★
品物が揃っているかどうかだけでなく、すぐ使えるようになっているかどうかも確認します。いざ使おうと思ったら使い方がわからない……などということがないように! 最低限どんなものが必要かは、後述の「出産前の買い物リスト」で確認できます。
□ 入院中や帰省中の我が家に関する準備 ★
入院や帰省の間に旦那さまが1人で困らないように、日用品の保管場所やゴミの日などを紙に書いて貼っておくと便利です。保存食なども用意しておけるとよいですね。
買い忘れはありませんか?出産前の買い物リスト
出産前に用意するベビー用品は、各ご家庭によってさまざまだと思います。雑誌やWEBなどでも様々なリストが掲載されていますが、意外に使わないものが含まれていることも多いもの。そこで、ここでは、出産前に<最低限必要なもの>に絞ってリストアップしました。
□ おむつ 紙おむつでも布おむつでもOK。必ず新生児用のものを用意
□ おしりふき 赤ちゃんの必需品。まとめ買いがお得
□ 衣類・肌着 サイズは新生児用より一回り大きいものの方が長く使えます
□ 哺乳瓶 母乳育児の人も、赤ちゃんが母乳以外の味に慣れる練習用に必要
□ ケア用品 ベビー用綿棒・ベビー用爪切り・ベビー石けん・ベビーバスなど
□ 寝具 両親と共有するのはNG。ベビー布団でなくても専用のものを用意
□ ガーゼ布 ガーゼのハンカチが使いやすい 沐浴布や清拭布など色々に使えます
□ チャイルドシート 退院時に車で帰る人はすぐに必要
□ ベビーベッド 年の近い兄弟がいる時には安全面で必要 レンタル利用もOK
□ 粉ミルク 人工栄養の予定なら半月分くらいは用意
赤ちゃんに必要なものは他にもたくさんありますが、とりあえず上記の品が揃っていれば退院後にどうしようもないほど困ることはないと思います。その他のものは育児雑誌や、ベビー用品メーカーのパンフレットなどを参考に必要に応じて買い揃えておけばよいでしょう。