うちの子は3歳を過ぎたけれど、赤ちゃんの頃から変わらずにママにべったり…。
似たような年頃の子どもたちはママと少しくらい離れても平気そうだし、ママ大好き期も落ち着いているように感じる…。
と、我が子の様子に心配していませんか。
もしかして、愛情不足が原因でママにべったりの時期が終わらないのかも…とマイナスなイメージばかり頭をめぐらせてしまうこともあるでしょう。
今回は、ママへのべったりの終わらない原因とお子さんへの対処法についてお伝えします。
この記事の目次
ママにべったりの原因は?
どうしてうちの子はいまだにママにべったりのままだろう?疑問に感じてしまいますよね。
ママから離れられずにいる原因はこのようなことが考えられます。
子どもの性格によるもの
十人十色という言葉のとおり、子どもが10人いればそれぞれ性格も違います。
ママが大好きな気持ちは同じであっても、ひとりひとりの性格がありますよね。
- ママがいっしょにいないと不安で引っ込み思案な子
- ママと少しくらい離れていても平気で活発な子
- ママが視界に入っていればのびのびと過ごせる子
ほかの子がのびのびしている姿を見かけると、「どうしてうちの子はママにくっついてばかりなの?」と不安を感じてしまうかもしれません。
ですが心配することなかれ!今はママがいないとだめな子どもでも、大きくなるにつれてママがいなくても平気になる子がほとんどです。
環境の変化によるもの
お子さんが生まれてから現在において、生活環境が変わってはいませんか?
- 家を建てたので別の場所に引っ越しをした
- ママが仕事を始めて子どもといっしょにいる時間が減った
- 下の子どもが生まれて下の子のお世話に追われている
など、お子さんの成長に合わせて、今までと環境がかわることも多いかと思います。
住む場所が変わる・いっしょに過ごす人が変わる・下の子どもの誕生によりお兄ちゃん・お姉ちゃんになるといった変化に子どもの心は敏感です。
大人であるわたしたち以上にお子さんの心に影響してくることもあります。
ママ大好き期だから
ママにべったりする原因のひとつに、単純にママが大好きで仕方ないから…という、この年齢ならではのとてもかわいらしい原因があります。
一般的に子どものママ大好き期は何歳までつづくと思いますか?
「3歳くらいまで」「幼稚園や保育園に行くようになったら」「小学生になったら」
など、子どもの成長におけるタイミングでママ大好き期も変化します。
こちらにも書いてあるように、小学生低学年までにママ離れをする子どもが約半数といったところ。
そして3歳までにママ離れをする子どもは10人のうち1人程度です。
ということは、3歳過ぎのお子さんであればママ大好き期の子どもがほとんどであり、まだママにべったりで当たり前なのですね。
子どもの自立に向けてやってみましょう
ママにべったりの原因はなんとなく理解はできたものの、これからの子どものことを考えるとやっぱり心配してしまうでしょう。
子どもの自立のために先輩ママたちが実行してきた方法がこちらです。
子どもへの手出しや口出しを減らしてみる
お子さんがなにかをするとき、何かをしようとしているときを思い返してみてください。
失敗しないようについつい先にカバーしてしまうことはありませんか?
- そのまま歩いていくと段差に気づかずにつまずきそう…思わず子どもを抱き上げた
- 子どもが慣れない道具で工作をしていたときになかなかうまくできない…子どもの代わりママが作って渡してあげた
- 公園の水をひねろうとしているとき、「ひねりすぎるとお水があふれてきちゃうよ」とママがちょうどいい量に蛇口をひねった
など、思い当たることも多いのではないでしょうか。
命にかかわるようなこと、危険をともなうことに関しては、ママの方でしっかりとガードしてあげる必要があります。
しかし、危険なこと以外のことは、あえて口出し・手出しをせずにお子さんを見守ってあげましょう。
お子さん自身がひとつずつ経験することで少しずつ自立心がうまれてきますよ。
子どもとのスキンシップを増やしてみる
ママが仕事を始めたり、下の子が生まれて今までほどお子さんとの時間をとれなくなったりといったときは、お子さんとのスキンシップを増やしてみましょう。
小学校に入るまでは、まだまだママの愛情をたっぷりと感じていたい時期。
もしかしたら、ママが忙しくなったことで、お子さんが寂しさを感じているのかもしれませんね。
1日のうち、少しの時間でもよいのでお子さんとの時間を確保してあげましょう。
ママができる範囲で、些細なことでも構いません。
スキンシップをとることで、お子さんはママの愛情を感じ、不安や寂しさも和らぎ、子ども自身も自然と自立してくることも多いようです。
今回は、お子さんがママにべったりの原因と対処法についてお伝えしました。
お子さんが歩けるようになり、お話もできるようになった姿はとても大きくなったように感じるでしょう。
ですがお子さんはまだこの世に誕生して2~3年しかたっておらず、不安なことだらけ。
生まれてからずっと見守ってくれているママがとっても大好き、いつまでもママにべったりとしていたいという気持ちも大切にしたいですね。
子どもは大きくなるにつれ、少しずつママ離れをしていきます。
お子さんの自立に向けてあせらずに、少しずつ親子でステップアップしていきましょう。