赤ちゃんの生活リズムはいつからできる?生まれてから1歳までの生活リズム
待ちわびた赤ちゃんの誕生ですが、夜中の授乳やおむつ交換など24時間休まる暇がなく、ママにとっては大変なこともたくさんあります。
「赤ちゃんっていつから生活リズムが整うの?」
「朝まで寝る日は来るの?」
と、育児真っ最中のママは不安に思うことも多いかと思います。
今回はそんな赤ちゃんの生活リズムについてご紹介します。
この記事の目次
赤ちゃんの生活リズムをどう作るか悩むママは多い
新生児期の赤ちゃんは1日のほとんどを眠って過ごしています。
「寝る子は育つ」といいますが、睡眠時間は赤ちゃんにとって重要な成長過程の1つです。
もちろんずっと眠っている時間が長いわけではなく、成長とともに起きている時間が長くなり、生活リズムも整っていきます。
0歳から1歳になるまでは睡眠・覚醒のリズム、授乳の時間など赤ちゃんの生活リズムに合わせるのが大変です。
「いつかは朝まで寝るようになる…」とは思っても、いつ頃生活リズムが整うのか、ママができることは何なのか気になるママは多いのではないでしょうか。
生まれてから1歳になるまでの生活リズムのスケジュールや整えるためのポイントをみていきましょう。
赤ちゃんの睡眠リズム
赤ちゃんの睡眠リズムはママにとって大変なことの1つです。
新生児期は2~3時間おきに起きる赤ちゃんが多く、そのたびにおむつ交換や授乳を行います。
生まれたばかりの赤ちゃんは1回にたくさんのミルクを飲むことができないため、1日に何回も授乳が必要です。
生後1から3か月頃になると、授乳の回数は減ってくるものの夜は数時間おきに起きる赤ちゃんが多いです。
離乳食がはじまる4から6か月頃には、昼間の活動時間が増えることや1回で飲んだり食べたりする量が増えることから、睡眠時間が長くなってきます。
子育てでママを悩ませることが多い「夜泣き」ですが、「いつまで続くんだろう…」と頭を抱えることもあるでしょう。
夜泣きには個人差があり、ほとんどない赤ちゃんもいれば夜泣きが酷くて全然眠れないというママもいます。
1歳近くになると多くの赤ちゃんが朝まで眠るか、1回起きて授乳するというくらいになります。
1歳になるまでは、ママも赤ちゃんの睡眠リズムに合わせた生活になるでしょう。
赤ちゃんの食事リズム
4から6か月頃になると、赤ちゃんは離乳食を食べ始めるようになります。
最初は1日1回、慣れてきたら2回・3回と増やしていくのです。
離乳食は準備が大変なものの、最初から食べてくれるとは限りません。
離乳食は個人差があるため、育児書にのっているスケジュールどおりいかなくても焦らないことが重要です。
大切なのは赤ちゃんに食べる楽しみを味わってもらうこと、そして食事のリズムをつけることです。
なるべく毎日同じ時間帯に離乳食を食べるようにして、食事のリズムを整えるようにしましょう。
赤ちゃんの生活リズムを整えるポイント
赤ちゃんの生活リズムを整えるために、体内時計を意識して関わるのがポイントです。
朝になったら日の光を入れて「朝だよ」というのがわかるようにしましょう。
昼間はなるべく部屋を暗くせず、起きているときは話しかけたりボディタッチをしたりすることも大切です。
また、夜はできるだけ同じ時間帯に布団に入るようにすることで、リズムが整いやすくなります。
お昼寝が長引いてなかなか寝ないというときも、部屋を暗くして眠れる環境を作ってあげましょう。
夜しっかりと寝るというリズムをつけるためには、お昼寝の時間もポイントです。
16時以降のお昼寝は夜の睡眠に影響します。そのため、お昼寝のおおまかな時間を決めておくことをおすすめします。
赤ちゃんが寝る環境を整えることも大切
赤ちゃんの生活リズムを整えるためには、寝る環境を整えてあげることも大切です。
ベビーベッド・マットレスやベビー布団などの寝具は、赤ちゃんの寝心地を考えたつくりになっています。
ベッドと布団とどちらがいいの?と迷うママも多いですが、赤ちゃんの寝心地は生まれる前には分からないものです。
そのため、生活環境にあった方を選ぶのもポイントといえます。ベビーベッドと布団のどちらにしても、静かに眠れる環境が重要です。
また、赤ちゃんは体温調整が未熟なので、エアコンなど空調管理のできる部屋に寝かせてあげるようにしましょう。
赤ちゃんが眠りやすい環境をつくってあげることで、夜しっかりと寝て朝起きるという生活リズムを整えていくことができます。
生活リズムが乱れたら?
赤ちゃんの生活リズムは成長のためにとても大切なことです。
しかし、興奮して眠れないことや、お出かけしていて帰宅が遅くなることもあるでしょう。
また、お昼寝の時間が長くなり夜なかなか眠れないということもあるかもしれません。
そんなときは、焦らず赤ちゃんの様子を見守ってあげましょう。
焦って寝かせようとせず、静かに眠れる環境を整えることが大切です。
外出で生活リズムが変わったとしても、それがずっと続くわけではないので、次の日からもとのペースにしていけば大丈夫です。
今回は、赤ちゃんの生活リズムについてご紹介しました。
0歳から1歳までの赤ちゃんにとって、生活リズムを整えていくことは成長過程で大切なことです。
ぜひ今回の記事を参考に、赤ちゃんの生活リズムと向き合ってください。