赤ちゃんが触れるベビー服やタオルは清潔にしてあげたいと思うママは多いのではないでしょうか。
しかし洗ったはずのベビー服やタオルが臭ったり、汚れが落ちず気になることも。
「これって赤ちゃんの肌に大丈夫?」「消毒したいけどどうすればいい?」と不安になることもあるでしょう。
今回は赤ちゃんにも安心して使えるベビー服やタオルの消毒方法をご紹介します。
この記事の目次
どんなときに消毒が必要?
赤ちゃんの服やタオルはどのようなときに消毒が必要なのでしょうか。
赤ちゃんが触れる全てのものを消毒するのはなかなか大変なことです。まずは消毒が必要な場合についてご紹介します。
- ベビー服やタオルが臭うとき
- 赤ちゃんが嘔吐や下痢をしたとき
- ミルク汚れが気になるとき
消毒した方がいいのは、臭いや汚れがある場合です。
赤ちゃんに使うタオルやハンカチは1日に何枚にもなることがあるでしょう。
汗っかきの赤ちゃんは1日に何回も汗を拭いたり着替えたりすることもあります。
汗やよだれを拭いたタオルは、そのまま洗濯かごの中に入れておくだけで雑菌が繁殖してしまいます。
また洗濯をしてすぐに乾かすことができなかったり、部屋干しで半乾きの状態だと雑菌の繁殖の原因になりかせません。
雑菌が繁殖したベビー服やタオルは、デリケートな赤ちゃんの肌に決していいとはいえないでしょう。かゆみが出てしまう赤ちゃんもいます。
また赤ちゃんが下痢や嘔吐をした場合は、特に消毒をした方がいいでしょう。
ママやパパ、上の子にもうつってしまう危険があるからです。栄養豊富なミルクもしっかりと洗わないと雑菌が繁殖する原因になり得ます。
ベビー服・タオルの消毒に漂白剤を使ってもいいの?
消毒と聞くと「ミルトン」のようなベビー用漂白剤のイメージがありますね。
おもちゃの消毒にも使える漂白剤ですが、ベビー服やタオルの消毒にも使っても大丈夫なのか心配になるママもいるでしょう。
使用方法を守ればベビー服やタオルに漂白剤を使うこともできます。
使い方は商品によって異なる場合もありますが、水で薄めて30分ほど漬け置きをします。
そして水でしっかりと流すのが漂白剤による消毒方法です。
しかし洗い流しても漂白剤の臭いが残ってしまい赤ちゃんが嫌がるということも。
また漬け置きの時間が長いこと、漂白剤を薄める手間など忙しいママにとっては大変です。
漂白剤を使うので汚れは綺麗になりますがベビー服のプリントの色落ちの心配もありますね。
赤ちゃんにも安心!熱湯消毒の方法を紹介
赤ちゃんにも安心で手軽に行うことができるのが熱湯消毒です。
哺乳瓶やおもちゃを熱湯消毒しているママもいるでしょう。
なぜ赤ちゃんにも安心なのかというと、それは消毒に使うのが「熱湯」だけだからです。
服に漂白剤の臭いがついたり、洗い残しで成分が残るという心配がありません。
熱湯消毒は「煮洗い」とも呼ばれ、手軽で効果的な消毒といわれています。
そんな熱湯でベビー服やタオルを消毒する手順を見ていきましょう。
消毒できるだけでなく嫌な臭いを消すこともできます。
熱湯消毒を行う手順
- 消毒したい服やタオルが入る鍋でお湯を沸かす
- 沸騰したらベビー服やタオルを鍋の中に入れる
- そのまま3~4分煮る
- 鍋から取り出し水洗いをする
大きめのタオルやベビー服だと鍋に入りきらないこともあります。
その場合は浴槽や洗面台に40℃以上のお湯をため、20分以上漬け置きをします。
赤ちゃんのうんちや吐物がついている場合、先に手洗いや洗濯をしてからの方がいいでしょう。
沸騰した熱湯を使うので、くれぐれも火傷に注意してくださいね。
ベビー服・タオルは丈夫なコットンガーゼがおすすめ!
赤ちゃんにも安心して使える熱湯消毒ですが注意点もあります。それはベビー服やタオルの生地です。
綿や麻といった生地は熱湯消毒をしても大丈夫ですが、他の生地はおすすめできません。
ポリエステルやニットといった生地は熱湯によって縮んでしまうリスクがあるからです。
だからこそ、何度も消毒をするのなら丈夫な生地を選びたいですね。
そこでおすすめなのがコットンガーゼです。
コットンガーゼは生まれたばかりの赤ちゃんも使うことができるものです。肌に優しいのでデリケートな赤ちゃんにも安心です。
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こちらのコットンガーゼは100%オーガニックで作られています。
赤ちゃんは汗をかいたり、よだれが出たりするので1日に何度もタオルを使うでしょう。
口元を拭くときも肌への刺激の少ないもの選んであげたいですね。毎日使って何度も洗うからこそ、丈夫なコットンガーゼを使ってみませんか。
今回は赤ちゃんにも安心して使えるベビー服やタオルの消毒方法をご紹介しました。
赤ちゃんは汗をかいたり、よだれが出たりするので服やタオルをたくさん使います。またミルクやうんちの汚れも気になるところですね。
しかしちょっと放っておくだけでもベビー服やタオルに雑菌が繁殖することがあります。
雑菌が繁殖したベビー服やタオルは臭いがついたり、肌に刺激になってしまうので、デリケートな赤ちゃんの肌には綺麗なものを使ってあげたいですね。
赤ちゃん服やタオルなどで早めの消毒が必要になったら、熱湯消毒がおすすめです。
肌着やタオルは1日に何枚も使うことがあるでしょう。そうなると何度も洗うことになるので、オーガニックコットンのような丈夫で優しい生地を選ぶようにしてくださいね。