子どもは元気いっぱいですが、外出自粛の影響や新型コロナウイルスの感染対策でなかなか外に出られない…という方も多いのではないでしょうか。
元気が有り余ってなかなか寝てくれないと悩んだり、子どもだけでなく、ママも運動不足で悩むこともあるでしょう。
今回は、運動不足解消におすすめな室内でできる運動遊びについてご紹介します。
この記事の目次
室内でも楽しめる!遊びの中に運動を取り入れよう!
広い公園で走り回ったり、子どもの遊び場などで動き回ったりできないと、子どもの運動不足を心配するママは多いでしょう。
そして、自宅の中で遊ぼうとすると、定番のおもちゃばかりだと悩むママも少なくありません。
身体を動かすというと、つい外での遊びに目がいきがちです。
しかし、実は室内でも楽しめる運動遊びがあるということをご存知でしょうか。
室内でも楽しめる運動遊びを知っておけば、寒い冬や雨の日にも運動不足を解消できるでしょう。
今回は、そんな室内でできる運動遊びを0~2歳の年齢ごとにご紹介します。
0歳児におすすめの運動遊び
0歳児といっても、首がすわっているか・お座りができるか・ハイハイができるかによって楽しめる運動遊びは異なります。
子どもの成長・発達に合わせた運動遊びをしましょう。
首がすわっている、寝返りができる赤ちゃんの場合
この時期はベビーマッサージや赤ちゃん体操など、ママが赤ちゃんの身体を動かしてあげましょう。
そうすることで、ママと赤ちゃんのスキンシップをしながら楽しむことができます。
お座りができる、腹ばいやハイハイができる場合
この頃になると、赤ちゃんは自分の意志で動いたり、興味をもって遊んだりできるようになります。
ボール転がしは室内でもでき、赤ちゃんの運動発達を刺激してくれるでしょう。
ママと転がし合うのもいいですし、ママがボールを転がして赤ちゃんがハイハイで取りに行くのも運動遊びの1つです。
もう1つこの時期の赤ちゃんにおすすめなのが、ママの膝に赤ちゃんをのせてピョンピョンとジャンプするという運動遊びです。
赤ちゃんの両脇をかかえて、ママの膝を上下に動かしながらジャンプする感覚を楽しみましょう。
1歳児におすすめの運動遊び
個人差はありますが、1歳になると多くの子どもが伝い歩きや1人歩きができるようになります。
そのため、室内遊びの幅も広がってきます。「動きたい!」という子どもの気持ちを大切にして、運動遊びを取り入れていきましょう。
そんな1歳児におすすめの室内遊びはこちらです。
ボールの追いかけっこ
歩けるようになると、行動の幅はどんどん広がっていきます。
ママがボールを転がして、子どもが追いかけるというのは、手軽にできる運動遊びです。
歩く練習だけでなく、ボールを追いかけることや、ボールを拾ってママに渡したときの喜び・楽しみを感じられるでしょう。
タオルの引っ張りっこ
タオルを使って子どもとママで引っ張りっこをするという遊びもあります。
仰向けに寝かしてタオルを垂らし、ママがタオルを引っ張ってみましょう。子どもが一生懸命タオルにつかまったり引っ張ったりすることで、手や腕の力がついてきます。
ママの足でトンネルくぐり
もう1つご紹介するのは、ママが膝を立てて座りトンネルくぐりをするという遊びです。
歌を歌ってあげると、さらに運動遊びが楽しめるのではないでしょうか。
2歳児におすすめの運動遊び
2歳児はますます動きが活発になり、体力もあるため運動不足になると夜眠れないということもあるでしょう。
そのため、ぜひ屋内での運動遊びを取り入れていきたいところです。
2歳児におすすめの室内遊びはこちらです。
寝転がってどんぐりコロコロ
マットや布団の上などに寝転がり、どんぐりコロコロの歌にあわせて左右に転がりましょう。
寝転がるだけのように思えるかもしれませんが、実はたくさんの筋肉を使っているのです。
ティッシュキャッチ
ティッシュキャッチは、ママがふんわりと投げたティッシュをキャッチするという遊びです。
ボールよりもゆっくりと落ちるため、キャッチしやすく、ぶつけたりする心配もありません。
動物のマネっこ遊び
動物のマネっこ遊びは、「うさぎ」「ねこ」「ヘビ」など動物を指定してマネっこをする運動遊びです。
うさぎならピョンピョン跳んだり、ヘビならにょろにょろ動いたりして全身を動かしましょう。
運動遊びのポイントは?
ここまでは、0歳児から2歳児までの室内でできる運動遊びをご紹介しました。
いろいろな遊びがありますが、運動遊びをするときのポイントを押さえておきましょう。
- 危険なものは近くに置かない
- 遊ぶ場所を確保する
- 子どもの成長・発達に合わせる
- 子どもが興味を示す遊びを取り入れる
- 体調が悪いときは休む
運動遊びは楽しさに気を取られて周りのものに目が行きにくくなってしまいます。
ボールを追いかけていて転ぶのは、子どもの成長・発達に大切な経験です。
しかし、そのときに周りに危険なものがあって怪我をしたりしないように注意しましょう。
屋内で運動遊びをするときは、その遊びにあわせた場所を確保してください。
また、子どもが楽しいと思えることが、運動遊びでとても大切なことです。嫌がったり興味を示さないようなら、無理にやらない方がいいでしょう。
今回は室内でできる運動遊びについてご紹介しました。
外出の機会が減ると、どうしても運動不足になりがちになってしまいます。
そんなときは、ぜひこの記事を参考に子どもの年齢や成長・発達にあった運動遊びを取り入れてください。