パパやママにとって、我が子は笑ったり泣いたり、何をしていても愛おしい存在ですよね。
そして、可愛い我が子の中ではいつもNO.1の存在でありたいと思うのではないでしょうか。
そんな最愛の子供にある日突然嫌がられてしまうパパがいるようです。
これは「パパ見知り」と呼び、赤ちゃんの成長に関係しているのだとか。
パパ見知りとはどのような状態なのか?パパ見知りが起こる理由や起こりやすい時期などをみていきましょう。
この記事の目次
パパ見知りの時期はバラバラ
赤ちゃんがある日突然パパを拒否するような態度を取ることを「パパ見知り」と呼びます。
これは赤ちゃんが成長している証であり、決して悪いことではありませんが、拒否されるパパとしては複雑な気持ちを持ってしまうかもしれませんね。
パパ見知りの時期は赤ちゃんによって異なりますが、多くが生後6カ月前後から始まり、1歳くらいまで続く赤ちゃんも。
逆にパパ見知りを経験しない赤ちゃんもいて、個人差が大きいです。
赤ちゃんがするパパ見知り行動
パパ見知りになると、パパが赤ちゃんのお世話をしたり抱っこをしたりしようとすると、泣いたり怒ったりして嫌がるようになります。
パパ見知りがひどい場合の赤ちゃんだと、パパが近くにいるだけでも泣いてママに助けを求める仕草をする子も。
近くにいるだけで泣いてしまってはパパもショックが大きいですし、どうすればよいのか悩んでしまいますよね。
ママに用事があり、パパと赤ちゃんが2人だけでお留守番がある時などは、ギャンギャン泣き続けてお手上げ状態になってしまうかもしれません。
しかし、「パパ見知り=パパ嫌い」という訳ではなく、違う理由がありました。
赤ちゃんにとってママが最強!
パパを拒否するパパ見知りは、一時的なものであるものの拒否される当人としては悲しいもの。
しかし、決して赤ちゃんがパパを嫌いになったわけではありませんから、安心してくださいね。
赤ちゃんがパパ見知りをするのは、「パパ<ママ」という順番になっていることが一番の理由。
赤ちゃんはお腹の中にいるときからママの声やぬくもりを感じていて、産まれてきてからもママが一番近くにいてくれる存在です。
赤ちゃんには、ママが絶対的な存在となり、最も安心して身をゆだねることが出来る存在になるのです。
なので、ママと離れたくないという思いが全面に押し出されていたり、ママをパパに取られたくないという嫉妬心のあらわれだったりします。
パパ見知り解消を目指すには
1日も早くパパ見知りが終わらないかと思うのがパパの本音だと思います。
しかし、ただ願うだけの毎日ではいけませんよね。
パパ自身が赤ちゃんへの距離を縮める工夫をすることが大切です。
嫌がられても気にしない
パパ見知りが原因だと頭で理解していても、パパが近づいたり触れたりすることで赤ちゃんに泣かれたり嫌がられてしまうことはつらいものです。
しかし、それをいちいち気にしていても仕方ありません。
いつかパパ見知りは終わるものだと考えるようにしましょう。
赤ちゃんに泣かれることで怒ったり、イライラしたような表情をとったりすることはNGです。
気持ちを切り替えて、根気よく赤ちゃんと向き合ってみましょうね。
ママがしているお世話を手伝ってみる
パパは赤ちゃんのお世話にどのくらい関わっていますか?
ママが普段している赤ちゃんのお世話はたくさんあります。
授乳やおむつ替えはもちろん、遊び相手になったり食事のお手伝いをしたり。
赤ちゃんが眠たくなれば抱っこをしてゆらゆらしてあげたり、お風呂に入れてあげたりもしますよね。
赤ちゃんとの距離を縮めるためにも、ママが赤ちゃんにしてあげているお世話を手伝ってみてはどうでしょうか。
初めのうちは赤ちゃんが好きなことや機嫌よくいられるようなことが良いですね。
遊ぶことが好きであれば、おもちゃで遊んであげたり、食べることが好きな赤ちゃんには食事のお世話をしてあげたりするのもよいかもしれません。
赤ちゃんとの距離も縮められますし、ママも手伝ってもらえるので一石二鳥ですよ。
赤ちゃんと過ごす時間を増やす
仕事が忙しく、赤ちゃんと過ごす時間が短くなるパパもいると思いますが、家に帰る時間を早くするようにしたり、休日に赤ちゃんと接する時間を長くしたりするように心がけることが大切です。
仕事がある日の帰宅が遅い場合には、朝少し早く起きて赤ちゃんとのコミュニケーションを取ることもおすすめ。
休日には家の中で遊ぶのも良いですが、公園に出かけて思いっきり体を動かす遊びをしてみても楽しいですよ。
パパにしかできない赤ちゃんが喜ぶ遊びを見つけてあげることが、パパ見知り解消への近道にもなりますよ。
パパ見知りは一瞬のこと
パパを拒否するような仕草をするパパ見知りは、赤ちゃんの気持ちが一時的にパパよりもママの方へ向いている、ただそれだけの理由です。
抱っこをしたり、そばにいたりするだけで泣き出してしまう子もいて、しばらくの間は困惑してしまうパパもいるかもしれませんが、あまり考えすぎないようにしましょう。
赤ちゃんの心が成長するにつれて、パパ見知りは解消していきますが、赤ちゃんに対する愛情表現は欠かさないようにしてくださいね!