赤ちゃんは生まれてから1年ちょっとの間に、ものすごい成長・発達遂げます。
ずっと寝ていた赤ちゃんが歩くようになるのですから、ママとしては我が子の成長は楽しみではないでしょうか。
しかし、その一方で「うちの子遅いのかな?」と不安になることもあるでしょう。
今回は、赤ちゃんが歩くまでの成長についてご紹介します。
この記事の目次
赤ちゃんが歩くまでの成長過程をご紹介!
赤ちゃんが笑ったときや首が座ったとき、そして寝返りをうったときなど、赤ちゃんの成長はママにとって感動の瞬間です。
そして、「いつ頃歩けるんだろう?」「これからどんな風に成長していくの?」と期待と不安を抱くママは多いのではないでしょうか。
成長とともに赤ちゃんの怪我や思わぬ事故など、心配事が増えていくことも少なくありません。
また、なかなか伝い歩きをしなかったり、ひとり歩きをしなかったりすると発達が遅いのではないかと不安になるママもいるでしょう。
まずは、赤ちゃんのつかまり立ちから歩くまでの成長を順に見ていきましょう。過程に合わせて、どんな風に見守ってあげればいいのかも、一緒にお伝えします!
つかまり立ち:生後9~10か月頃
生後9~10か月頃になると、赤ちゃんはテーブルなどの台につかまって「つかまり立ち」をするようになります。
まだまだ自分の体重を支えることができず、バランスを崩すことも少なくありません。
これは、頑張ってつかまり立ちをすることで、足腰の筋肉を鍛えているのです。
何度もつかまり立ちをしていくうちに、だんだんバランスが取れるようになってきます。
つかまり立ちをしようとしている赤ちゃんや、足をプルプルさせる赤ちゃんを見ると手伝いたくなるかもしれません。
でも、これも赤ちゃんの成長のために必要なので、たくさん褒めながら見守ってあげてください。
転んだときに怪我をしなように、コーナーガードやマットを活用しましょう。
また、ハイハイの頃とは違い、赤ちゃんの目線も手の届く範囲も異なります。
手の届くところに小さい物やタバコ、ハサミなどを置かないように注意してください。
伝い歩き:生後10か月~1歳頃
つかまり立ちができるようになると、赤ちゃんはどこかにつかまったまま足を動かして移動するようになります。
これを「伝い歩き」といい、赤ちゃんの行動の幅が広がっていきます。
最初は横に移動することが多く、慣れていくと色々なところへ移動するようになるでしょう。
つかまるところがあれば、赤ちゃんは興味・関心のあるところへどんどん移動していくようになるのです。
そのため、伝い歩きの練習をしたい場合は赤ちゃんの好きなおもちゃを少し離れたところに置くという方法がおすすめです。
赤ちゃんはそのおもちゃを手に取るために、頑張って伝い歩きをしていくでしょう。
ただし、練習とはいっても赤ちゃんが嫌がるようならやめておいた方がいいです。あくまでも、遊びの一環として赤ちゃんが楽しめることが大切です。
伝い歩きができるようになると、赤ちゃんの行動範囲はさらに拡大します。
つかまり立ちの時期と同様、危険な物は目線の先や手の届くところに置かないように気をつけてください。
ひとり歩き:1歳半頃
1歳半頃になると、多くの赤ちゃんがひとり歩きができるようになります。
伝い歩きだったのが、片手を離したりその場で座り込んだりします。
これはひとり歩きをするためのステップの1つで、体のバランスを取るために重要なのです。
人間が立ったり歩いたりするためには、足腰や腕の筋肉、そして全身のバランスが必要とされます。
赤ちゃんは誰かに教えられるのではなく、これまでの成長過程で自分でそれを身につけていくのです。
ひとり歩きができるようになると、歩く楽しみや興味・関心から赤ちゃんはいろいろなところへ歩いていきます。
怪我をしないようにと目が離せず大変に思うママは少なくありません。
ですので、階段やお風呂場、台所など赤ちゃんにとって危険な場所にはベビーガードを設置しては入れないようにするといいでしょう。
また、フラットな場所でもすべりにくいマットを使ったり、簡単に移動できる家具などは使わないといった対策が必要です。
赤ちゃんの成長・発達は個人差がある!
ここまでは、つかまり立ちからひとり歩きまでの成長の過程をご紹介しましたが、大切なのは赤ちゃんの個性も見てあげること。
成長過程の目安となる時期もお伝えしましたが、これはあくまでも「目安」であることを知っておいてください。
赤ちゃんの成長・発達には、個人差があり必ずしもこの通りに進む訳ではありません。
例えば、生後6か月でつかまり立ちをする赤ちゃんもいれば、1歳半ではじめてつかまり立ちをする赤ちゃんもいるのです。
赤ちゃんの健診で体の発達もチェックされているため、指摘されていなければ過度に心配する必要はありません。
赤ちゃん自身が歩くことに興味を示したり、身体的に歩く準備が整えば歩けるようになる日が来るでしょう。
赤ちゃんが日々できるようになったことを褒めてあげ、一緒にいる時間を楽しんでください。
もし、心配なことがあれば健診や受診の際に相談してみるのもいいですね。子育ての不安は誰かに相談しながら解消していくことが大切です。
今回は、つかまり立ちから一人歩きまでの赤ちゃんの成長・発達についてご紹介しました。
生後10か月頃からつかまり立ちをし、1歳半頃にひとり歩きをすることが多いでしょう。
ねんねやハイハイの頃とは目線が異なり、移動範囲も拡大していきます。
赤ちゃんの手の届くところに危険な物を置かないように注意しましょう。
時期に合わせて、ベビーガードやコーナーガードといったグッズを使うこともおすすめです。
赤ちゃんの成長・発達には個人差があります。今回ご紹介した時期は目安ですので、必ずしもこの通りに進む訳ではありません。
不安なことがあれば誰かに相談しつつ、焦らず赤ちゃんの成長を見守ってあげましょう。