小さい子供は様々な病気にかかりながら、免疫を獲得していきます。
ママとしては出来るだけ病気にかかって欲しくないという思いもあるかもしれませんが、子供の成長には避けては通れない道なのかもしれません。
しかし、今世の中を騒がしている「新型コロナウィルス」。
この感染症は有効な薬やワクチンも手探り状態。とても不安ですよね。
このような感染症が不安な中で、パパママを悩ませているのが予防接種を受けるために病院に連れて行っても良いのか悩んでいるママも多いはず。
予防接種は大切。でも、病院へ行くのは不安。
子供にとって、どちらの選択をするのが良いのでしょうか?
この記事の目次
病院=病気をもらう可能性が高い?!
風邪、インフルエンザ、胃腸炎など、子供は頻繁に病気にかかります。
いくつもの病気に感染してからこそ体が強くなるので、仕方のないことではありますが、病気の頻度が多くなると「また?!」と思ってしまうこともあるかもしれませんね。
病気になるとお世話になるのが病院。来院すると、熱や咳をしている子も多く見かけます。
ひどく咳き込んでいる子が近くにいると、可哀そうだなと思う反面、我が子にうつってしまわないかなと心のどこかで思ってしまうママも多いのではないでしょうか。
病院には病気の子が通院するため、様々なウィルスや菌に触れる可能性が高くなります。
なので、当然注意していても病気をもらってしまう可能性も高くなりますし、逆に、他の子に病気をうつしてしまうリスクも考えられます。
でもそれは「お互い様」と考えて、必要な時には迷わず行くようにしましょう。
予防接種をしない選択肢はダメ?
子供が健康な体になるために頑張らなくてはいけないのが予防接種。
予防接種の種類も多く、注射を受ける本人もそうですが、スケジュールを考えたり病院に連れて行ったりするパパママも大変ですよね。
予防接種は体の調子が良い時に打つ必要があるので、感染症が流行している時に病院に行くことをためらってしまうケースも多いようです。
実際に、予防接種のスケジュールを遅らせるようにしたり、予防接種自体をしないことを考えてみたりしたという意見もあったようですよ。
しかし、子供の健康を守るためには予防接種はとても重要です。
接種スケジュールを遅らせる、接種をしないという選択肢は様々なリスクがあるため、独断で決めるのではなく、医師や予防接種を管轄する保健センターなどでしっかりと相談することが大切です。
こんな工夫をしている病院もありますよ
予防接種を行っている病院では、感染症を広めないために色々な工夫をしている所が多いようです。
しっかりと対策がとられている病院に行くようにすれば安心ですよね。
予防接種の時間が設けられている
病気の診察をする時間と予防接種のみを行う時間を分けている病院も増えてきました。
特に小児科を掲げる病院の多くがこの方法を採用しているようです。
人気のある病院だと予約が取りにくいなどのデメリットがあるかもしれませんが、病気の感染リスクが少なくなるので安心ですよね。
待合室が分けられている
病気の子と接する頻度を少なくするため、待合室を分けているケースもあります。
個室で待ち、その部屋に先生が来てくれるといった病院もあるようですよ。
産婦人科に行くのもおすすめ
予防接種を行っている産婦人科に行くのもおすすめ。
妊娠中は病気にかからないように意識する人も多いので、病気をもらうリスクも少なくなります。
どうしても不安が残るならこんな方法も!
感染対策をとっている病院でも、病気をもらうリスクは0にはなりません。
どうしても不安が残ってしまう。そんな時にはこんな方法も考えてみてくださいね。
車で待機させてもらう
病院に滞在する時間を最小限にすることで病気をもらうリスクを減らします。
本来は待合室で診察を待ちますが、車の中で待機させてもらい、順番が近くなってから病院内へ入りましょう。
ただ、事前に車待機がOKなのかどうか病院に相談してくださいね。
患者さんの少ないタイミングを狙う
予防接種のみの時間帯がない病院に行く場合には、患者さんの少ない時間帯や曜日などを狙って予防接種に行くのもおすすめ。
診察開始直後や診察終了間際は患者さんが少ないというケースもあるので、そのタイミングに合わせて受診出来ないか相談してみましょう。
おもちゃや絵本などに触れないように徹底する
病院内にはキッズスペースがあったり、おもちゃや絵本があったりしますよね。
定期的に消毒をしている病院もありますが、子供が触ってその都度消毒してくれるという訳ではありません。
ウィルスや菌は様々な場所に存在しています。
少しでも感染のリスクを減らしたいのであれば、手で触れないようにする、もしくは物に触れた手で鼻や口を触らないように徹底するだけでも効果がありますよ。
病院には病気を診察してもらう場所なので、様々な病気に感染するリスクが出てきます。
病気をもらわないために予防接種をするタイミングを遅らせるなど考えるパパママもいるかもしれませんが、病気の感染リスク以上の危険を伴うこともありますので、慎重に行動してくださいね。