赤ちゃんはとても汗っかき。部屋の中で過ごしているはずなのに、なぜか髪の毛が汗でびっしょりなんてこともよくある話です。
そんな赤ちゃんの頭を清潔に保つために使いたいのがベビーシャンプー。
しかし、いつから使えば良いのか、どのように使えば良いのか分からないというママも多いはずです。
今回はベビーシャンプーを始める時期や使い方をみていきましょう。
この記事の目次
赤ちゃんの頭は意外と汚れている?!
ハイハイや一人あんよが出来る赤ちゃんだと、家の中を自分でお散歩したり、外遊びをしたりするので、頭に汚れがついてしまう頻度が増えますよね。
知らぬ間に髪の毛にホコリがついていた、砂をかぶっていたというのも赤ちゃんあるあるです。
このくらいの月齢になると、お風呂でしっかりと頭を洗ってあげないといけないという思いが強くなりますが、では、それ以前の赤ちゃんの場合、頭はそれほど汚れていないのでしょうか?
答えは【NO!】です。
実は活発に動き出す前の赤ちゃんであっても、意外と頭は汚れています。
特に、暑い時期になるとすぐに汗や皮脂で頭がびっしょりとなってしまいますので、お風呂でしっかり洗ってあげることが大切です。
「頭がおじさんのにおいがする」
「頭のにおいが臭いけど、ちょっと癖になる」
赤ちゃんの少し臭い頭をクンクン嗅ぐのがたまらないというママも実は多いのだとか…?!
ベビーシャンプーを使い始めるのはいつごろ?
赤ちゃん専用のベビーシャンプーは、生後3カ月前後から使い始めるケースが多いようです。
それまでは全身用のベビーソープを使って頭と体を洗うママが多いのですが、髪の毛が多くなってくるとシャンプーとボディソープを使い分けるようにするママが増えてきます。
ただ、赤ちゃんによっては髪の毛が少ないままの子もいますし、他にきょうだいがいてお風呂が大変だという場合、そのまま全身用のベビーソープを使い続けているということもあるようですよ。
ベビーシャンプーの選び方
ベビーシャンプーは種類が豊富で選ぶのに迷ってしまいがちです。ここだけはチェックしてもらいたいポイントがありますので、ベビーシャンプー選びの参考にしてみてくださいね。
低刺激かチェック!
赤ちゃんの体や頭はとにかくデリケート。ちょっとした刺激が痒みや赤みを引きおこすきっかけになることがあります。
ベビーシャンプーを選ぶ時も、「低刺激」や「肌に優しい」といったワードが記載されているものを選ぶようにすることが大切です。
ただ、低刺激タイプであっても赤ちゃんによっては肌トラブルが起こってしまうこともありますので、使い始めは様子を見ながら使ってくださいね。
泡タイプがおすすめ
赤ちゃんとのお風呂はとにかく大変。首や腰が据わっていない赤ちゃんだと、お風呂上りはクタクタになってしまうほどですよね。
常に片手で赤ちゃんの体を支えなくてはいけないので、シャンプーは片手で使える泡タイプが断然おすすめです。
泡で出てくるタイプのものは、自分で泡立てるタイプよりも若干コストが高くなるものの、使い勝手の良さは比べ物になりません。
ベビーシャンプーで頭を洗ってみましょう
早速ベビーシャンプーで赤ちゃんの頭を洗ってあげましょう。
十分なシャワーで頭を洗い流す
シャンプー前にはシャワーで頭を洗い流します。大人の場合もそうですが、シャンプー前に十分なシャワーをすることで、ほとんどの汚れが落ちてしまうのです。
赤ちゃんの頭を洗う時には、ぬるいかなと感じる程度の温度で、シャワーの圧を少し下げて洗ってあげるとよいでしょう。
モコモコの泡で優しく洗う
シャワーが出来たら、モコモコの泡で優しく頭皮を洗ってあげましょう。ゴシゴシと洗う必要はなく、泡で頭皮をマッサージするようにイメージしてください。
おでこや後頭部は見やすいので良いですが、耳の後ろや襟足部分などは忘れがちですし、汗や皮脂が溜まりやすい場所です。丁寧に洗ってあげてくださいね。
すすぎ洗いもしっかりと
シャンプーが出来たら、しっかりすすぎ洗いもしてあげましょう。シャンプーの洗い残しは痒みやかぶれに繋がります。髪の毛が少ない赤ちゃんであっても、時間をかけて洗い流します。
耳の後ろは耳の中に水が入らないように注意しながら。ただ、耳の中にシャンプーが入ってしまっていることもあるので、要チェックです。襟足部分は手で水をためてからザブザブすすいであげるのがおすすめです。
最後に、ポイントをまとめてみましょう。
赤ちゃんは季節を問わず、汗をかきやすいためシャンプーを使って洗ってあげることが大切です。
汚れていないように見えていても、においや湿疹が出るなどのトラブルにつながる恐れもあります。
ベビーシャンプーは種類が豊富ですが、低刺激で泡タイプのシャンプーを選ぶのがおすすめ。何種類か試してみるのも良いかもしれませんね。
シャンプーをする際には、シャンプー前に十分なシャワーで洗い流し、モコモコの泡で優しく洗ってあげるのがポイントです。しっかりすすぐこともお忘れなく。
泣いてしまったり、泡が口や目に入ってしまうことがあるかもしれませんが、慌てず冷静に洗ってあげてくださいね。