現在、年子育児の真っ最中、年子で2人目を妊娠中というママは大変な思いをしているのではありませんか?
年子育児は大変だといいますが、実際に経験したママたちはどうしているのでしょうか。
今回はそんな年子育児を乗り越えるためのコツをご紹介します。
年子の定義って?
年子とは、生まれた年が1年違いの兄弟・姉妹のことをいいます。
学年に関わらず上の子が生まれた翌年に下の子が生まれれば、それは年子ということに。
例えば2019年3月生まれと2020年4月生まれの兄弟は年子ということになりますね。
よく「学年は2つ違うけど年子みたいなもの」と言うママがいますが、定義でいうと年子と言ってしまって大丈夫なのです。
大変だけどいいことも!年子のメリットとは?
年子育児は大変ですが、あえて年子にするという人もいるのをご存じでしょうか。ここでは年子のメリットをご紹介します。
メリットを知るのも、子育てを乗り切ることにつながります。
メリット①:大変な時期がまとまっている
年子育児は大変な時期がまとまっているというのがメリットのひとつです。
1歳児と0歳児を一緒に育てるのは体力を使うもの。しかし、大変な時期がまとまっている分、手が離れるのも同時期です。
メリット②:ある程度の時期になると2人で遊んでくれる
下の子が1歳くらいになれば、上の子と一緒に遊べるようになることが多いです。
年が離れた兄弟と違って、同じおもちゃを楽しめるでしょう。
2人で遊ぶことで思いやりを養うことができますし、遊んでいる間にママが家事を済ませることもできますね。
メリット③:在園時期が被っているとお得になることも
年子なら幼稚園や保育園などの在園期間が必ず被ります。
兄弟で同時期に在園している場合、入園料や保育料が減額されることもあります。年子ならではのお得感ですね。
メリット④服やおもちゃのお下がりをすぐに使える
子供はすぐに大きくなるし、洋服代など出費も多いもの。
しかし、年子の場合は上の子が着ていた服をすぐに下の子に使うことができます。
さらに乳幼児期のおもちゃなら一緒に使うこともでき経済的な面もあるのです。
年子育児はやっぱり大変?年子のデメリットとは?
メリットはあっても、やはり大変なものは大変!
そんな年子育児にはどのようなデメリットがあるのでしょうか。
デメリット①:0歳児の育児をしながらの妊娠生活は大変
ママは0歳児の育児をしながら妊娠生活を送ることになります。
つわりで辛い時期に離乳食を作る場合もあり、においで吐き気がするママにとっては辛さが倍増かもしれませんね。
また、妊娠中なので休みたいと思っても、上の子の相手もしなければなりません。
思うように休めないことも、この時期には大変な理由のひとつになるでしょう。
デメリット②:上の子をミルクにするかどうか?
上の子を母乳で育てていた場合は、下の子の妊娠がわかったらミルクへの切り替えを検討することが多いでしょう。
授乳は子宮収縮を促してしまうため、そうする場合が多いでしょう。
しかし、産科の医師の指示のもと、母乳育児を続けるという人もいるようです。
妊娠がわかったら、まずは産科を受診して授乳をどうするべきか相談してくださいね。
デメリット③:寝るタイミングが違うとママが休めない
子供1人ならその子が寝ればママも休んだり自分の時間をもつことができます。
しかし、年子だと子供たちの寝るタイミングがバラバラでなかなか休めないことも。
同じように遊んでいたはずなのに夜寝る時間がバラバラ…。上の子と下の子がなぜか交替でお昼寝する。これらは年子あるあるのひとつです。
デメリット④:成長するまでお風呂に入れるのが大変
パパの帰りが遅くてママが1人で子供をお風呂に入れるという家庭もあるでしょう。
自分で立っていられる時期になればだいぶ楽になるものの、0歳児と1歳児を一緒にお風呂に入れるのは至難の業。
年子ママたりは工夫したり、ママ友と情報交換しながらこの時期を乗り越えることが多いです。
年子育児を乗り切るための子育てのコツとは?
それでは、年子育児のメリット・デメリットを踏まえて、年子育児を乗り切るための子育てのコツを見ていきましょう。
子育てのコツ①:完璧を目指さない
ただでさえ大変な子育て。家事も育児も完璧を目指さないというのが、年子育児を乗り切るコツのひとつです。
完璧な母親・妻でいようとすると、自分を追い詰めたりできなかった自分を責めてしまうことも少なくありません。
そもそも完璧な人間なんていません。「今日は忙しかったから掃除は明日にしよう」「年子で大変なんだから」と割り切ってしまうのもいいでしょう。
子育てのコツ②:周囲の人のサポートを受ける
年子育児を乗り越えるには、周囲のサポートも必要です。
パパはもちろんですが、祖父母が協力してくれる場合はサポートしてもらいましょう。
ママは日中1人で年子育児をすることになるので、辛いことを抱えたり、行き詰ってしまいます。
1人で抱え込まないことで、乗り越えられることも多いはず。託児サービスやファミリーサポートなど、子育てママの見方はたくさんありますよ。
子育てのコツ③:便利グッズを使う
年子育児を乗り越えるために、便利グッズを使うという方法も大切です。
育児の強い味方はたくさんあります。
例えば、赤ちゃんの寝かしつけに便利なベビーラック。下の子を寝かせている間に上の子の相手をすることができます。
離乳食作りに悩むママも多いのではありませんか。
上の子は離乳が完了しているけど下の子は離乳食を別で作るのって、想像しただけで大変ですね。
そんなママには市販のベビーフードを活用することをおすすめします。時にはベビーフードを使って離乳食期を乗り越えてください。
また、子供たちが寝ている間に家事や自分の時間を持つことも、年子育児を乗り越えるには大切です。
寝ている部屋を離れるときにはベビーモニターを活用すれば、子供の様子をすぐに見ることができて安心ですよ。
今回は年子育児についてご紹介しました。年子にはメリットがある反面、大変なことも多いです。
ぜひこの記事を参考に、年子育児を乗り越えてください。ママが1人で抱え込まないことが大切ですよ。