赤ちゃんとのスキンシップ、癒されますよね。
手をつないだり、頬を寄せ合ったりしてくれて、ニコッと笑ってくれると嬉しくて、何度でも肌にスリスリしたくなります。
赤ちゃんの手がママの顔に届いたとき、化粧品がついてしまうことを気にしたことはありませんか?
そんな心配をしなくて済む化粧品は意外とあるんですよ。
今回は、子育て中でもおしゃれを楽しみたい方向けに、化粧品の選び方についてお伝えします。
この記事の目次
赤ちゃんもママも肌がデリケートな時期
赤ちゃんの肌は、バリア機能が未発達なためとてもデリケート…というのは知っている方も多いかと思います。
生後2か月くらいから皮脂の分泌が減ってしまうため、さらに刺激を受けやすくなるんです。
では、ママの肌はどのように変化するのでしょうか。
ホルモンバランスの乱れや生活サイクルの変化で肌荒れに
ママの肌は、妊娠中は女性ホルモンの分泌が活発ですが、出産後は急激に量が減少します。
そのため、肌のターンオーバーサイクルが乱れてしまい、一時的に乾燥が目立ったりニキビができてしまうんです。
そして、出産後は時間に追われるような毎日になります。
睡眠不足になったり自分のことは後回しになってしまいますよね。
そんな生活サイクルの変化による疲れが肌に現れて、乾燥肌や敏感肌になる人もいます。
赤ちゃんの成長にともない外出…でも肌トラブルに悩む
赤ちゃんが外出できるようになるのは、生後1~2か月頃。
外の世界に触れることで赤ちゃんの五感の発達を促したり、体の成長を促すために日光浴をしたりと、お散歩に出掛ける機会が増えてきます。
ということは、赤ちゃんの紫外線対策も気になりますが、ママが化粧をして出掛ける場面が増えるということになるんです。
でも、出産後の疲れや肌トラブルの状態で、そのまま外に出るのは嫌ですよね。
それを化粧で隠そうとすると、厚化粧になったり肌荒れを悪化させる原因になりますから、化粧品も出産後に合ったものを選びましょう。
育児中のママにおすすめファンデーションの条件
「ママにも赤ちゃんにも優しく」「楽にメイクする」ことを第一に、次の5つをおすすめファンデーションの条件としてご紹介します。
赤ちゃんに負担のないもの
赤ちゃんは目に見えるもの全てに興味津々。
ママの頬に触れる場面も多いでしょうし、ママに触れた手を口に入れることだってあります。
となると、赤ちゃんの手や肌に触れても負担にならないものが一番、ということになりますね。
ベースメイクができる
「楽にメイクする」のであれば、化粧下地が不要なものやUVカット成分が配合されているものが一番。
ファンデーションひとつでベースメイクができるものなら、時短にも繋がりますね。
さっとクレンジングできるもの
育児中は長くお風呂に入れない分、化粧もさっと落とせるのが一番。
時短になりますし、きつくない分、肌へのストレスを最小限に抑えることが可能になります。
パウダータイプのファンデーション
リキッドタイプのファンデーションは、水と油を混ぜるために界面活性剤が使用されています。
加えて、油が使用されているということは、クレンジングでしっかり落とす必要があるので不向きです。
固形のパウダータイプのファンデーションであれば、化粧落としにも力いらず。
また、ファンデーションの粉が舞って赤ちゃんの口に入ることもないので安心です。
崩れにくくてカバー力がある
肌のくすみやニキビを隠したくても、化粧下地やコンシーラーを塗っている時間がない。メイク直しをするタイミングもない。
そんなママには、崩れにくくてカバー力があるファンデーションがおすすめです。
どんなファンデーションがいいの?
忙しい毎日を送るママが使う化粧品は、どのようなものがいいのでしょうか?
「楽にメイクする」ことを条件に、赤ちゃんとママにとって安心できる化粧品の選び方について考えてみましょう。
こちらでは、特に、ファンデーションの選び方についてお伝えします。
安心・安全なミネラル成分のもの
子育て中のファンデーションとしておすすめするのが、ミネラルファンデーションです。
天然のミネラル(鉱物)や酸化鉄であるマイカ、酸化チタンや酸化亜鉛といったものを主成分としているファンデーションのことを指します。
添加物を含まないということは、赤ちゃんが触れても安心できてママの肌にもやさしいということ。
そして、ミネラル成分には肌の炎症を抑える作用もあるので、肌をいたわる効果もあります。
- ここがポイント!
少しでもミネラル成分が配合されていれば「ミネラルファンデーション」として販売されている場合があります。
そのため、商品名だけでなく、きちんと成分を確認したほうが安心です。
石けんで落とすことができる
普段は、クレンジングの後に洗顔する方が多いのではないでしょうか。
クレンジングは肌に負担を掛けてしまうことをご存じだと思いますが、デリケートになったママの肌へのダメージは、より大きくなってしまします。
そのため、石けんで落とせるタイプのファンデーションを選びましょう。
多くのミネラルファンデーションは、石けんで洗うだけで落とすことができるため、この条件にぴったりです。
- ここがポイント!
ミネラルファンデーションでも、しっかりとしたクレンジングが必要になるリキッドタイプのものは避けましょう。
また、アイメイクや口紅などは油分を含むため、同じくクレンジングが必要になります。育児に余裕が出るまでは控えるのも手。
化粧下地や日焼け止めが不要
ミネラルファンデーションの中でも、化粧下地や日焼け止め、コンシーラーやパウダー不要というものもあります。
これは「楽にメイクする」ことに繋がりますし、崩れにくくカバー力があるということにもなりますね。
無香料のものを選ぼう
ママにとってお気に入りの香りでも、赤ちゃんにとっては刺激が強い、ということがあります。
目を閉じながらもママのおっぱいを探し当てたり、ママの香りがすると泣き止む、という場面はありませんか?
赤ちゃんの嗅覚は、大人より敏感にできています。
香料が配合されたファンデーションは、それだけで肌へストレスを与えてしまいます。
赤ちゃんの五感の成長を促すためにも、無香料のものを選びましょう。
スキンケア用品にもこだわるとなお良いです◎
赤ちゃんにもママにも使えるスキンケア用品があることをご存じですか?
ノンアルコールで無香料・無着色、合成化学成分を最小限にしている石けんや化粧水など、ポイントを絞って探してみると見つかりやすくなります。
同じ時期、デリケートな肌に悩む2人でお揃いのスキンケア用品を使うのもいいですね。
楽にメイクをしてママも楽しもう
ちょっとしたお出掛けや散歩でも、やはりメイクは必要。
そんなママが楽にメイクできる方法として、ベースメイクに焦点を当ててお伝えしました。
育児で忙しいなか、ファンデーションを塗るだけでも気分は変わります。
赤ちゃんにもママにも安心できる化粧品を選んでくださいね。