皆さんは赤ちゃんの服を購入する際、どのような部分を気にしますか?
価格やデザインで選ぶのはもちろん、素材も服によって異なります。
赤ちゃんの肌は大人の肌よりも非常にデリケートと言われていますから、ベビー服では特に、素材にこだわりたいですよね。
そこで、おすすめしたいのが、オーガニックな素材を使用したベビー服です。
今回は、オーガニックコットンがベビー服に選ばれる3つの理由についてご紹介します。
この記事の目次
オーガニックコットンが選ばれる3つの理由
オーガニックコットンには、赤ちゃんのことを考えているお母さんにこそ選ばれる理由があります。
そのなかでも特に注目するのは、下記の3点です。
時間と手間がかかった、優しい肌触りが特徴
通常、綿の素材というのは化学肥料を使用して栽培。収穫後は、化学処理を施し糸に変わります。
私達が普段当たり前のように着ている服がこれにあたります。
しかし、オーガニックコットンは、化学肥料がなんと3年以上使用されていない土の上で綿花を栽培するのです。
綿を摘む際も、機械を使用せず手作業で丁寧に行われます。
糸にする際も、オーガニックコットンの基準をクリアした薬剤しか使用していないので、結果仕上がったオーガニックはふんわりした肌触りの生地に仕上がるのです。
汗やムレをしっかり吸収するので気持ちよく着れる
赤ちゃんは小さいながらに、大人と同じ程の汗をかきます。
涼しい季節や冬等であればまだいいのですが、夏の季節になると大人でさえ一般的に室内で汗を各量は一日3ℓと言われています。
赤ちゃんも、表面は分からなくても服の中は汗をかき、ムレて汗疹が出来てしまう事もあります。
オーガニックコットンは吸放湿性に優れているので、肌がデリケートな赤ちゃんにピッタリなんです。
何度洗っても丈夫!!
いくらオーガニックコットンのベビー服が吸放湿性に優れていたとしても、汗をかいたらなるべく着替えさせてあげたいものです。
オーガニックコットンは、生地がしっかりとしており、強度があるという特徴があります。
さらに、乾いている時より、生地が濡れている時の方が強度がアップします。
つまり何度洗濯をしても生地を傷める事はありません。(扱われている素材にもよります)
だからこそ、オーガニックコットンの優しい肌触りを持続させるためにも、こまめにベビー服を取り換えて、洗濯する事をおすすめします。
注意してほしいのが、オーガニックコットンの洗濯方法です。
洗濯の際には、蛍光漂白剤を含まない洗剤を使用しましょう。
その理由は、変色や色むらが発生してしまう可能性があるから。天然成分を主としている洗濯石鹸を使用する事がポイントです。
赤ちゃんの肌はデリケート
冒頭で赤ちゃんの肌はデリケートと触れましたが、なぜデリケートといわれているのでしょうか。
まず皮膚が薄い事が関係しています。
母体から出てきた赤ちゃんはまだ、皮膚が成長段階にあるので、私達にとってはなんてことないちょっとした刺激や乾燥等、非常に影響を受けやすいと言われています。
次に乾燥しやすいという理由があります。
赤ちゃんの皮膚の表面をみていただければ分かるように、大体生後2ヶ月~3ヶ月頃になると、肌表面を覆っていた皮脂が少しずつ減っていき、結果乾燥しやすい状態になってしまいます。
そしてもう一つ、赤ちゃんは、非常に汗をかきます。
小さい体なのに、なんと大人とほとんど変わらない量の汗をかきます。
この事から、汗疹や肌荒れが生じてしまう事もあります。
肌に合わないベビー服を選んでしまうとどうなる?
服を購入した後、実際に着用してみて素材がチクチク・ごわごわしてタンスの肥やしになってしまったという経験はありませんか?
肌がデリケートな赤ちゃんも同じで、素材によっては肌に合わず肌荒れを起こす原因になってしまいます。
小さければ小さいほどその影響は大きく、新生児は肌荒れの症状が特に強く出てしまう可能性もあります。
ベビー服を安価で販売している店舗もありますが、そのような服の素材は、ポリエステルやナイロン等の科学繊維が使用されている事が多いので、「安いからラッキー!」と考えるのではなく、一度そのベビー服の素材をチェックしてみる事をおすすめします。
今回はベビー服で、オーガニックコットンが選ばれる3つの理由についてご紹介してきました。
ベビー服には、オーガニック素材がいいという事はなんとなく知っていても、実際になぜ選ばれるのかを知っている方は少ないのではないでしょうか。
近年では素材の性質の良さから、自分の子どものために購入する方はもちろん出産祝いにとオーガニック素材のベビー服を選ばれる方も非常に多いです。
デリケートな肌の赤ちゃんだからこそ、できるだけ肌荒れを生じさせないような着心地の良い素材を着せてあげたいですよね。
これから出産される方、そして現在子育て中の方ぜひ肌に優しいオーガニック素材のベビー服をご検討ください。