最近のベビーカーは、とてもたくさんのバリエーションがあります。どれを選んだらいいのか、迷ってしまいますね。選び方のポイントをみていきましょう。
その1 A型B型のどちらを選ぶか
日本製の場合は、安全な商品に付けられるSGマーク(製品安全協会による基準をクリアしたものにつけられる)をチェックしておきましょう。海外製品も各国独自の安全基準があります。日本に輸入されている有名ブランドのベビーカーはほぼ問題ないと考えていいでしょう。 SGマーク:https://www.ikuji-tokyo.or.jp/babycar/contents/anzen01.html SG基準によって、日本製のベビーカーは大きくA型とB型に分かれています。 A型は生後1カ月からの赤ちゃんから利用できるもの。リクライニングがフラットになり、赤ちゃんを寝かせた状態で使えます。小さな赤ちゃんを乗せるため、リクライニング機能や乗り心地を重視しており、B型よりも重い傾向があります。 B型は生後7カ月から利用できる軽量でコンパクトなベビーカーです。小回りがきき、コンパクトに畳むことができるタイプが多くあります。 AB兼用型もありますから、ベビーカーの使い始めのタイミングや、使用頻度なども考えて検討しましょう。また、ベビーカーとチャイルドシートを兼用できるタイプもありますが、頻繁に車を使う場合は、都度取り付けなければならないため、別々に購入するのがおすすめです。 双子の赤ちゃんや、年子の赤ちゃんには二人乗り用ベビーカーもあります。
その2 生活環境から使い勝手のいいものを
車移動が多い場合は、多少重くても安定感があるベビーカーを選ぶという考え方もありますが、電車やバス移動が多い場合は、なるべく軽量でコンパクトなタイプがおすすめです。海外製は横幅が広く改札口を通り抜けにくいものもありますから、確認しておきましょう。 周辺環境に悪路が多ければ、車輪が大きめのタイプでサスペンションが効いている方が、揺れが少なく赤ちゃんも快適です。また、自宅での収納場所も意外と大きなポイント。簡単に畳めて自立するタイプかなども選ぶポイントになります。
その3 パパも使えるタイプや色もチェック
パパも子育てしやすいよう、ベビーカーをパパと一緒に選ぶのも大きなポイント。持ち手の位置を高く調節できるタイプもあります。また、色柄のバリエーションも豊富になりましたから、パパがベビーカーを押したくなるようなタイプや色柄を選ぶのも、パパの子育てをすすめる後押しにもなります。 海外製の3輪バギーなどはスタイリッシュでパパにも人気がありますが、重くてコンパクトに畳めないタイプも少なくありません。 毎日使うママの使い勝手が良く、赤ちゃんが快適なベビーカーが一番です。パパともよく相談して選びましょう。