暑い夏にエアコンを使う家庭も多いかと思いますが、乾燥や冷え過ぎなど、敏感な赤ちゃんならではの気を付けなければならないポイントも多くあります。
そこで、夏の暑さ解消にうちわも試してみてはいかがでしょうか?
うちわは、実は赤ちゃんを喜ばせることができるアイテムなのです。
今回は、夏だからこそできる赤ちゃんをうちわで喜ばせる方法についてご紹介します。
この記事の目次
うちわがおすすめのワケとは?
夏になると、家の中にいても暑さを感じたり少し外出しただけで汗だくになる人も多いでしょう。
大人でもそうなのですから、赤ちゃんはもっと暑いのかもしれません。
赤ちゃんはまだ体温調整が苦手で、体内に熱がこもったり大量の汗をかいたりします。
しかし、扇風機や冷房の風に長時間当たっていると、肌が乾燥することもあるのです。
また、熱が奪われて体温が下がってしまうこともあるので注意が必要です。
一方、うちわの風は扇風機や冷房よりもやさしいのが特徴です。
お風呂上りで体がほてっているときには、特にうちわがおすすめです。
うちわは赤ちゃんにとって楽しいもの?
赤ちゃんにやさしいうちわですが、赤ちゃんにとって「うちわ」や「うちわの風」は楽しいと思えるものの1つです。
成長とともにさまざまな物に興味を示すようになる赤ちゃんですが、うちわの形や風も興味をもちやすいのです。
うちわで赤ちゃんを楽しませる方法をピックアップしてご紹介します。
- パタパタと仰いで風を送る
- うちわを触って遊ぶ
- うちわの絵や柄を楽しむ
- 追視の練習をする
それぞれの内容について詳しくみていきましょう。
うちわで赤ちゃんを楽しませる方法
①パタパタと仰いで風を送る
風が当たると笑ったり、嬉しそうにしたりする赤ちゃんは少なくありません。
肌に風が当たる感覚や、髪の毛が揺れるのが心地いいのでしょうか。
また、パタパタと動くうちわの動きも、赤ちゃんにとってはおもちゃのように見えるのかもしれません。
泣いていた赤ちゃんが、うちわの風で泣き止んだというエピソードもあります。
②うちわを触って遊ぶ
うちわは、風を送るだけでなく赤ちゃん自身が触って遊ぶこともできます。
そもそも赤ちゃんはいろいろなことに興味津々です。
「これは何だろう?」と触って楽しむことができるでしょう。
柄や骨の部分が木製でできているうちわなら、自然素材のものだから赤ちゃんが触れるのも安心ですし、木特有の質感も楽しめます。
赤ちゃん用のミニうちわなどもありますので、実際に持たせてあげても喜びそうですね。
③うちわの絵や柄を楽しむ
真っ白で何も書かれていないうちわは、ほとんどないでしょう。
粗品のうちわでも、何らかの文字や絵が書かれているはずです。
そんなうちわの絵や柄は、赤ちゃんにとって面白いおもちゃのような存在といえます。
赤ちゃん向けの絵本の絵が描かれたうちわもあるので、そういったものを試すのもいいでしょう。
無料でもらったうちわに、ママが絵を描いてあげるのもいいですね。赤ちゃんとの遊びの1つとして活用することができます。
④追視の練習をする
生まれたての赤ちゃんは、まだはっきりと物を見ることができません。
それがだんだん見えるようになり、追視をするようになります。個人差はありますが、生後1~2か月くらいから追視をするようになるでしょう。
うちわを使えば、赤ちゃんの追視の練習ができます。
追視の練習といっても、遊びやコミュニケーションの1つだと思ってください。
先ほどお伝えしたように、うちわには何らかの絵や柄があり、色がはっきりしているものも多いです。
それを赤ちゃんの目線の先にもっていき、ゆっくりとうちわを動かしましょう。
その動きを赤ちゃんが目で追うようにしてあげるのです。
追視の練習に使う場合は、赤ちゃんが見やすいようなはっきりとした絵や色(原色系)のうちわがおすすめです。
赤ちゃんにうちわを使うときの注意点は?
うちわは、赤ちゃんにとっても面白いものの1つです。うちわをおもちゃにして、1人遊びをする赤ちゃんもいるでしょう。
しかし、赤ちゃんにうちわを使うときには気をつけてほしいことがあります。
- 強い風を送らない
あまりに強い風を送ることはほとんどないと思いますが、呼吸の妨げにならないよう、パタパタとやさしく仰ぐようにしましょう。
- うちわの柄の部分を口に入れないようにする
- 紙を食べないようにする
また、「これは何だろう?」といろいろなことに興味深々な赤ちゃんは口の中に物を入れることも珍しくありません。
うちわの柄の部分を口に入れて、喉をついては大変です。紙の部分を食べてしまうことがないようにも注意しましょう。
特に、赤ちゃんがうちわを触って楽しむ時は、その際はママやパパがしっかり見ていてあげてください。
今回は、暑い夏におすすめのうちわで赤ちゃんを喜ばせる方法についてご紹介しました。
うちわは夏の風物詩のようなものですが、赤ちゃんにとってはさまざまな楽しみ方ができるアイテムといえます。
うちわの風や絵柄など、赤ちゃんにとって面白いことがたくさんあります。夏だからこそ使えるうちわで、赤ちゃんを喜ばせてあげましょう。