妊娠中のママは、体もこころもガラリと変わってしまうのでとても大変です。
今までどんなことでもこなしていた女性でさえ、大丈夫だろうか?と不安を感じてしまうほど。
そんなママの気持ちを理解できていなくて、ストレスを与える言動をしてしまうパパは意外と多いようですよ。
今回は、妊娠中だからこそパパにわかってほしい!言葉や行動についてまとめてみました。
現在、パパにもやっとしてしまっているママさんは、ぜひこの記事を見て、伝えたいことをまとめてみてください。
この記事の目次
妊娠中のママがストレスに感じるパパの言葉
普段なら気にならないパパのなんとなく言ったその一言が、ママのこころを傷つけることは多いようです。
実際に多く聞かれる、妊娠中にママがストレスに感じたパパの言葉とは、なんでしょうか?
「一日中ゴロゴロできていいね」
妊娠をする前はパパと同じくらいバリバリ働いていた女性、家事をそつなくこなしていた女性でも妊娠をすると体調が驚くほど変化します。
つわりがひどすぎて洗面台から離れられなくなったり、おなかの張りが常にあると家事を十分にできなかったり…
自分自身の体を思うように動かせなくなり安静にせざるを得ないときに、パパのこんな言葉を言われてはママもストレスに感じます。
横になりたくてなっているわけではないのに…これではまるで、ママが怠けているかのようですよね。
お腹の赤ちゃんを守ることを第一に考えているからこそ、できないことも多く、やりたかったことができないストレスは大きいもの。
パパも大変かもしれませんが、こういった発言は辞めてほしいですね。
「太ったね!」
パパの方は悪気もなく言っているのかもしれませんが、この言葉はとてもショック、ママにとてもストレスを与えます。
もしかしたら、食事の量をセーブしてしまうママもいるかもしれません。
ママのおなかの中には赤ちゃんがいて、赤ちゃんは成長するごとにママのおなかが出てきます。
妊娠中のママは、赤ちゃんを守るため、赤ちゃんが生まれるまでの間を心地よく過ごせるために体が変化します。
ママがしっかりと栄養をとることで、おなかの赤ちゃんへもきちんと栄養を届けられていることをパパもしっかりと理解してほしいですね。
「悩んでもしかたないでしょ」
妊娠中は、いろいろなことが気になります。
- 早産になったりしないか?
- 母子ともに元気に出産できるだろうか?
- 赤ちゃんのお世話がちゃんとできるのかな?
- 育児に加えて、家事もしっかりこなせるだろうか
など、考えれば考えるほど不安だらけ。
思いきってパパに悩みを打ち明けた時に、このような返事が返ってきたら、ママもストレスに感じてしまいますよね。
妊娠出産はママの頑張りの比重が大きくなるため、孤独感や不安がつきまといます。
パパもママを支えるようにして、二人で頑張ろうと言ってくれるだけでも、安心感が違います。
妊娠中に気になるパパの行動
妊娠中に言葉と同じくらい気になるのが、パパの行動ではないでしょうか?
世間のママが気になっている、パパの行動を見てみましょう。
時間を気にせずに出かける
飲みに行ったら時間を忘れて午前様なんてことがあったり、せっかくの休日にパパの趣味に没頭して出かけたきりなかなか帰ってこない、というパパの行動はママもとても気になります。
妊娠中のママはお酒も飲めないし、出かけているときに無理をしておなかの赤ちゃんになにかあったら大変!と、毎日自粛して過ごしています。
そんなとき、パパの方は今までと変わらない生活を過ごしていたら、ママのストレスもどんどんたまってしまいますよね。
また、妊娠中はなにが起こるかわからないため、ちょっとしたことで不安が蓄積しやすくなっています。
なかなか家に帰ってこないパパに対して、ママはイライラ・そわそわ…。
あらかじめ出かける時間を決めておき、何かあった時に連絡が取れるようにしてほしいなど、一言添えてみてもいいかもしれません。
ママといる空間でのタバコ&お酒
妊娠をする前は一緒に飲んでいたというお酒好きのご夫婦でも、妊娠中のママはおなかの赤ちゃんに影響してしまうため、飲むことができません。
また、タバコが与える赤ちゃんへの影響や、妊娠中のママにとってはタバコのにおいで具合が悪くなってしまうこともあります。
- ママと一緒にいる空間で、タバコを吸っている
- ママの目の前でも構わずにお酒を飲んでいる
もしかしたら、これらの行動も、ママにとってはストレスを感じることに気づいていないかもしれません。
お酒やタバコなどを日頃から楽しんでいるパパに気をつけてほしいことのひとつとして、ママのいない場所や時間に楽しんでもらうように約束できたらベストですね。
妊娠中のママの気持ちを分かってもらいましょう
今までのように体を動かせないママにとって、妊娠中はつらいことや不安なことでストレスを感じることが増えることでしょう。
でも、妊娠中にママが1人できつい時・つらい時を耐える必要はありません。
だって、赤ちゃんはパパとママの二人の赤ちゃんなのですから。
そうはいっても、自分のおなかに赤ちゃんがいないパパには、妊娠中の大変さやつらさはわかりづらいものです。
- 妊娠や育児について書いてあるネット記事・雑誌などを一緒に読む
- パパの言葉や行動でイヤだと感じたら、我慢をせずに伝える
- 両親学級などに夫婦で参加する
などの方法で、すこしでもママの気持ちをわかってもらえるようにしてみましょう。
今回は妊娠中だからこそ、パパにわかってほしいこと!気をつけてほしいことについてお伝えしました。
深く考えずに発しているパパの言葉や行動が、ママにとってストレスになることも多く、妊娠前なら気にならなかったことが大きなストレスになることもしばしば。
妊娠中はママ一人が頑張るものではありません。
二人の赤ちゃんだからこそ、ママをしっかり支えてあげられるように、パパ自身の言葉と行動も見直してもらいましょう。