アメリカが発祥での習慣で出産を控えた妊婦さんと生まれてくるベビーをお祝いしするパーティー。プレママにたくさんの祝福とプレゼントを〈シャワー〉のように浴びさせるという意味合いで【ベビーシャワー】と呼ばれるようになったと言われています。けれど、本来日本の出産祝いは、母子の健康を確認した上で、出産後2~3週間後~お宮参り頃までに贈る習慣がありますので、発祥のアメリカでの〈お祝いを出産前にプレゼントする〉という合理的な考えとは少しだけ異なる部分があるようです。同席した先輩ママたちの出産話しや育児あるあるなどのアドバイズを聞いたり、「元気に出産してね!みんなで赤ちゃんに会える日を待ってるよ!」の励ましの意味や、出産直後の体力回復時期はなかなか外出できないママのために、出産前に思いっきりガールズトークで楽しい時間を過ごす!そんな思いが込められたパーティーのように思われます。元気づけるための【ベビーシャワー】。最近は、日本でも芸能人のブログやInstagramで紹介されることも多くなりました。、また、女子の大好きな〈セックス・アンド・ザ・シティ〉のドラマや映画のなかでもパーティーの場面が登場しますので、日本でも定着しつつありますね。では、どんな楽しいパーティなのか、実際の様子をのぞいてみましょう!
1)いつ頃どんな場所で開催するの?
妊婦さんの体調が安定している8ヶ月頃がおすすめです。お友達・同僚・家族・本人など主催者は様々ですが、妊婦さんへ内緒でサプライズパーティーの計画もいいですね。会場は、自宅・レストラン・可愛いカラオケルーム・ホテルのスィートルームなど様々あります。が、妊婦さんが主催でご自宅ならばお料理のケイタリングを利用したり、デパ地下のお料理や簡単に作れるフィンガーフードにワンポイントにピックを挿すなどすると、準備に負担のかけず準備ができますね。レストランのなかにはスタイリンググッズ+お料理料金がセットになっている所もありますので、気軽に楽しくパーティーを楽しみましょう!
お仕事帰りの友達も参加できるよう夕方から開始し、夜景も楽しめるレストランをセレクト。お腹の赤ちゃんが女の子とのことで、白とピンクをテーマカラーに。広い会場で、スタイリングのテーブル・お料理と飲み物が並ぶカウンター・妊婦さんにありがたいソファ席・夜景の見えるテラスと、大人数でもゆったりできる空間で大満足!
特別な日のケーキは特別の可愛いものを!プリンセスケーキは大人女子でもテンション上がること間違いなし!
パーティーメニューにスウィーツも入っていたので、購入したお店でお持ち帰り用のケーキ箱もいただき、お帰りにはゲストへのお土産に
2)ゲームを盛り込むのも楽しみ方のひとつ
可愛いスタイリングとステキに並んだお料理。会では最初に集合写真の撮影をすることをおすすめします!「かんぱーーい!」をし、お料理をいただいたらゲームタイムをつくるとさらに大盛り上がり!小さな哺乳瓶にドリンクを入れ〈哺乳瓶で早飲み競争〉をしたり、妊婦さんの〈お腹周りは何センチかな?〉と予想してみたりとベビーシャワーならではのゲームを楽しみましょう。今回は、参加のゲストに前もって赤ちゃんの時の写真を用意してもらい〈この赤ちゃんだーれだ?〉ゲームをしました。
〈この赤ちゃんだーれだ?〉ゲームのために持参してもらった写真をスタイリングのなかに一緒にお飾り
「この赤ちゃんだーれだ?」と写真を掲げて、この人と思う人を指さし。思いのほかみんな変わっていて正解できず大笑い!
3)手作りグッズで可愛さプラス
出産のお祝いでもポピュラーになってきた〈ダイパーケーキ〉。ダイパー(diaper)とはオムツのことで、オムツと装飾でケーキのようなな形をしています。ポップカラーのもの、ベビーの性別を意識したもの、肌着や靴下・ぬいぐるみやおもちゃなどを一緒に飾り付けたものなどデザインもいろいろです。パーティーで飾り付けに使う時はテーマカラーと合わせるのもおすすめです。
〈ダイパーケーキ〉今回のパーティーの白&ピンクの装飾に合わせて、メインはピンクでお花とリボンで装飾。しばらく飾っておきたい・・・とのママの声を活かして、私はオムツのサイズはMで作成することが多いです
マタニティフォトなどでお腹に巻くと可愛い〈サッシュリボン〉。今回は妊婦さんの手作りで、なんと、すべて100均のグッズでできているとは思えない可愛らしさ!