産後のママを悩ませる問題に妊娠線があります。
出産を終えるまでは妊娠線がそれほどひどくはないだろうと思っていた、
もしくは出来ていること自体に気が付かなかったというケースも多く、産後にお腹周辺を見て驚いたというママもいるようです。
「妊娠中に出来てしまった妊娠線をどうにか消したい!」
今回はそんなママにおすすめの自宅ケアをまとめてみました。
この記事の目次
妊娠線が出来る仕組み
妊娠中のお腹に出来てしまった赤や紫色をした妊娠線。
スイカの模様と例えられることも多く、出来てしまった範囲や場所によっては水着や下着を着用するたびに嫌悪感を抱いてしまうという意見もあるようです。
妊娠線は、いわゆる皮膚のひび割れ状態をさしますが、これはお腹だけに出来るものではありません。
脂肪のつきやすい部分、二の腕や太もも、お尻などに妊娠線が出来てしまうことも珍しくなく、比較的露出しにくい部分ではあるものの、見つけてしまったら気になってしまいますよね。
妊娠によってこれらの部分に脂肪がついていき、そのスピードに皮膚の伸びが間に合わず裂けてひび割れてしまう、これこそが妊娠線が出来てしまう仕組みです。
妊娠線は手強い?!
妊娠線は皮膚の表面に出来た小さな傷というわけではなく、実は皮膚の奥深い部分から出来ています。
なので、一度出来てしまった妊娠線を完全に消すということは非常に難しく、【消す】より【薄くする】ということを目標にケアを続ける必要があります。
手強い妊娠線を薄くするにも、時間と労力がかかってしまうのは避けられませんので、短期間で結果を求めず、長い目で見るようにすると良いですよ。
毎日のセルフケアが習慣化し、「気が付いたら薄くなっていた!」と感じられるようになるのが理想的ですね!
妊娠線の撃退を目指しましょう!!
こまめな保湿が大切
妊娠線が出来てしまった部分は大きなダメージを受けたままの状態といっても過言ではありません。
ダメージを受けた皮膚が乾燥し、さらに妊娠線を目立たせてしまうという悪循環を繰り返す恐れがあるのです。
妊娠線撃退にはこまめな保湿がポイント。
日中はもちろん、乾燥しやすいお風呂上りなどにクリームをたっぷり塗るようにすることで、柔らかなお肌になるように意識してみましょう。
クリームは、妊娠線専用のクリームを使うことが理想的ですが、普段使っているボディクリームでもOKです。
クリームを塗ることを習慣化することが大切なので、無理なく続けられるものを選ぶようにすると良いでしょう。
クリームを塗る時はマッサージも一緒に
クリームを塗る際に同時にマッサージをすることで、硬くなった皮膚を柔らかくすることが出来ます。
せっかく一生懸命クリームを塗っていても、皮膚自体が硬いままであれば、クリームが十分に浸透していきません。
マッサージをしながらクリームを塗ると、皮膚が徐々に柔らかくなり、より深い部分へ浸透しやすくなります。
クリームをたっぷりと取り、手の中で少し温めると伸びが良くなります。
強い力でゴシゴシ塗ると皮膚に負担が掛かるので、優しく塗るようにしてくださいね。
マッサージを続けることで、気になる部分の引き締め効果も感じられるようになるかもしれませんよ!
規則正しい生活もポイント
- 1日3食バランスのよい食事をとる
- 十分な睡眠
- 適度な運動をする
産後のママは赤ちゃんのお世話や家事などで本当にあっという間に時間が過ぎてしまいますよね。
授乳や夜泣きなどが続くと、満足な睡眠を取ることすら困難かもしれませんし、適度な運動なんてしている暇もないかもしれません。
ただ、規則正しい生活を心がけ、体の中から健康を目指すことは妊娠線改善の近道です。
規則正しい生活をしていると新陳代謝が上がりますので、体の内側から生まれ変わる効果が期待出来ますよ。
無理なく出来ることから少しずつ初めてみましょうね!
美容外科や皮膚科に相談する方法も
自宅ケアで妊娠線を改善させるためには、時間と労力がかかってしまうことは避けられません。
毎日ケアを続けることはもちろんのこと、それを年単位で続けることが大切なので、途中で断念してしまったり、育児や家事で忙しく、十分なケアが出来ていなかったりすることもあるかもしれません。
このような事態にならないためには、病院に相談してみるのもおすすめ。
美容外科や皮膚科などでは、妊娠線改善の専用クリームが買えたり、レーザーなどの治療を受けることが出来たりする可能性あるため、短時間で目に見えた効果を得られる可能性が高いです。
費用面では、セルフケアよりも負担は大きくなる恐れはありますが、相談だけでもしてみるだけの価値はあるのではないでしょうか。
妊娠出産を経験した多くのママの体に出来てしまう妊娠線。
妊娠線は赤ちゃんを大切にお腹の中で育て、命を懸けて産んだ証ではあるものの、見た目的にも気にしてしまう人が多いようです。
セルフケアで妊娠線を完全に消すということは難しいかもしれませんが、クリームやマッサージなどのケアを続けることで薄くすることが出来るかもしれません。
諦めずに頑張りましょうね!