赤ちゃんは好奇心旺盛で、特に1歳を過ぎて歩き始めると世界が大きく広がります。
体力もついてくるのでできることも増えますし、パパママとしては色々やってあげたい年頃かと思います。
そこで今回は、1~2歳ごろの赤ちゃんとできる運動遊びをご紹介!
適度なスキンシップ&体力消費も兼ねて、運動遊びをぜひ親子で楽しんでくださいね。
この記事の目次
手を使ってできる遊び
まずは、手を使ってできる簡単な運動遊びから紹介していきます!
タッチ遊び
パパやママや手のひらを出したのに合わせて、赤ちゃんがその手に合わせるようにタッチする遊びです。
手のひらをタッチするときには「タッチ!」と言ってあげると、より楽しくなります。
赤ちゃんは単語から徐々に言葉を覚えるので、言葉遊びの一つとしてもおすすめですよ。
最初は、赤ちゃんがタッチしやすい簡単な位置へ手のひらを出してあげるといいですね。
慣れてきたら、ジャンプしたら届く位置に手をあげたり、片手から両手に変えてあげたり、リズムを付けてあげたり、ぐるぐる回る動作を入れてあげたりと、変化させていくとより楽しめますよ!
振り子遊び
まずは、赤ちゃんの脇に手を入れて抱っこ。そこからゆっくり左右に揺らして遊んであげましょう。
掛け声は、「ゆーらゆーら」や「チクタクチクタク」といったものがおすすめです。一緒に声を掛けながら遊びましょう!
激しく揺らさず、ゆっくり揺らしてあげると安心して遊んでくれます。
また、これは年中抱っこしてほしい!というタイプのお子様にとっても嬉しい遊び方。
日中抱っこばかりで上手に寝れず、ぐずってしまうお子様にもぜひ試してみてください。
運転ごっこ
こちらは、車など乗り物大好きなお子様が喜ぶ運動遊び。
赤ちゃんに膝の上に乗ってもらって、車の運転をするような遊び方です。
胡坐をかいて座ったところに赤ちゃんに座ってもらい、その子を抱えるようにお腹を支えたら、赤ちゃんには丸いもの(フタやお盆などがおすすめ)をハンドルのように持ってもらいます。
「発車しまーす」と声をかけたら、車のようにブレーキやエンジンの音をマネしながら揺らしてあげましょう。
また、赤ちゃんのハンドルの動きに合わせて右や左に傾けてあげると、運転ごっこっぽさが出ていい感じです!
坂を上ったり、下ったりするシチュエーションの時は、前後に傾けてみてもいいですね。
足を使ってできる遊び
次は、足を使ってできる運動遊びです。
新生児のうちは、起きている間や寝る前など抱っこするタイミングが多く、腕が疲れてしまいます。
足を使って遊ぶことで、少しでも腕の疲れを休めてくださいね。
膝シーソー
赤ちゃんを膝の上に乗せて、シーソーに見立てて遊ぶ運動遊びです。
まずは、向き合った状態でパパママも赤ちゃんも座った状態で手をつなぎ、お膝の上に座ってもらいましょう。
座ってもらった状態で、ゆっくり膝を曲げ、赤ちゃんの高さを変えてあげましょう。
上がったタイミングで「ガショーン」、降りてきたタイミングで「ぺターン」など、効果音をつけて遊んであげると喜んでくれますよ。
また、膝の高さで変化をつけてあげると、飽きずに長く楽しめます。
足よけジャンプ
パパママが座った状態で足を延ばし、その足をジャンプしてよけてもらう遊びです。
赤ちゃんと向かい合った状態でパパママは座って足を延ばし、赤ちゃんは立った状態で手をつなぎます。
「せーの」の声掛けから、伸ばした足を開いたり閉じたりして、赤ちゃんにはその足に引っかからないようジャンプしてよけてもらいましょう。
ジャンプという動作が加わるので、こちらの遊びは歩くのに慣れてきたころがおすすめ。
足を閉じたり開く動作を早めたり遅くすることで、よりしっかりとした運動になります。
トンネル上り&トンネルくぐり
パパママは座った状態で軽く膝を曲げ、足でトンネルを作ります。
その状態を保ったまま、赤ちゃんには下をくぐってもらったり、トンネルを上ったりしてもらいましょう!
動いてもらう赤ちゃんには、電車になりきってもらって、「がたんごとーん」と声を掛けながら遊ぶとなおいい感じ。
少しこだわって機関車風にして「ぽっぽー!がたんごとーん」と掛け声を変えてみても面白そうですね。
単純な動きですが、トンネルを上ったりくぐったりするのは全身を使うため、子どもにとってとてもいい運動になりますよ。
親子で運動遊びをするメリット
コロナ禍でなかなか外遊びができない今、室内での運動遊びは、遊びを通じて体の上手な動かし方や、力加減のコントロール仕方などを学ぶことができます。
子どもは、立ち上がって動ける範囲が増えてくると体力も増して力も強くなるので、早いうちに覚えさせてあげるといいですね。
また、昨今運動不足の子どもが増えているそうなので、ぜひ運動する楽しさを知ってもらいましょう。
また、小さいうちに上手な遊び方を覚えておくことは、その他にもいい効果があります。
- 幼稚園や保育園で友達と仲よく遊べるようになる
- 程よく疲れておくことで、昼寝や夜間の睡眠の質が良くなる
- 育児にかかわる時間が短くなりがちなパパがしっかりスキンシップを取れる
可愛い我が子の健やかな成長に向けて、遊びの時間に1つずつでも実践してみてくださいね。
室内で過ごす時間が増えていることもあり、ストレスが溜まっていたり、お子様のかまって攻撃にまいってしまうパパママも多いかと思います。
おうち時間の過ごし方について、前向きに考えられるように、ぜひ運動遊びを楽しんでいきましょう!