0歳児のいるご家庭では、一日のほとんどの時間をおうちで過ごしているご家庭が多いことでしょう。
生まれたばかりの赤ちゃんには十分な免疫力もついていないので、おうちでの室内環境にもしっかりと気を配ってあげたいですね。
そこで今回は、赤ちゃんが快適に過ごせる室内環境についてお伝えします。
この記事の目次
赤ちゃんが心地よく過ごせる室内環境とは?
室温を20度~25度に保つ
第一に、赤ちゃんのいる環境では、室温の調整が必要不可欠です。
赤ちゃんにとって最適な室温は20度~25度が最適と言われています。
赤ちゃんは、大人と違って体温調整があまり上手ではありません。
夏の暑い日に扇風機だけでは部屋の温度調整にならないため、エアコンを入れるようにしたり、寒い冬であれば暖房機器を使って室温を調整してあげることも大切です。
また、室温調整とともに気をつけたいのが、赤ちゃんのベッドを置くところです。
赤ちゃんは体も肌もとてもデリケートなので、乾燥や熱風に弱い傾向にあります。
ベッドの設置場所は、直接エアコンの風や暖房機器の熱の影響を受けないところを選んでくださいね。
湿度を50%~60%に保つ
次に気をつけたいのが、室内の湿度です。
雨の降る日は湿度も高く、部屋がジメジメして気持ち悪く感じるのは赤ちゃんも同じ。
一般的に湿度が70%を超えると要注意、80%を超えるとカビやダニなども発生しやすくなるため除湿器などがあると便利です。
反対に湿度が40%を切ってしまうと、部屋が乾燥してきます。
湿度の低い室内では、のどやお肌・目などが乾燥するだけでなく、ウイルスの増殖も活発になるので注意しましょう。
加湿器を利用する、洗濯物を部屋干しにするなど、乾燥しない湿度を保ってくださいね。
赤ちゃんの過ごす室内に温度計を用意してこまめにチェックし、湿度の高すぎたり低すぎたりしないように気をつけましょう。
また、体温調整が未熟な赤ちゃんは、知らないうちに汗をいっぱいかいていたということも多いもの。
赤ちゃんの背中や首回りを触って汗をかいていないかを確認してあげてくださいね。
ホコリ・ハウスダストのケアはこまめに
そしてもう一つ、赤ちゃんの室内環境で心がけたいのが室内の清掃です。
室内には目には見えないホコリやダニもあるため、赤ちゃんのお世話に忙しくても、できるだけまめにお部屋の掃除は行うようにしてください。
ホコリ・ダニといったハウスダストは吸い込みやすいので、赤ちゃんの体内にも侵入します。
たくさんのハウスダストを吸い込んでしまうと、ぜんそくやアトピー性皮膚炎・アレルギー性鼻炎などの症状が出てしまうこともあります。
これらの症状は発症すると根治するのが難しくなるので、できるだけ発症しないように気をつけてあげたいですね。
赤ちゃんの室内環境にそろえたいアイテム
やっぱりあると便利!ベビーベッド
赤ちゃんを寝かせるとき、布団派とベッド派に分かれますよね。
布団に寝かせるとどうしても床と赤ちゃんの寝る距離が近いため、ベッドに比べるとハウスダストを吸い込みやすいといえるでしょう。
ベビーベッドの場合、受けにくい高さがある分浮遊しているハウスダストに触れにくくなります。
0歳児の赤ちゃんは寝て過ごすことが多いので、お布団よりもベビーベッドの方がハウスダストの影響を受けにくいメリットがあります。
また、0歳児のオムツ替えの回数は1日平均5~10回、生後2カ月くらいまでは1日10回以上もオムツ替えをするでしょう。
お布団の場合、ママもオムツ替えのたびにしゃがむ必要がありますが、ベビーベッドなら赤ちゃんのオムツも立ったままで交換できて便利ですよ。
温度調整のための肌着やガーゼケット
体温調整の未熟な赤ちゃんのためにそろえたいのが、肌着やガーゼケットです。
春や秋なら肌着とガーゼケットだけで十分ですし、夏場にはエアコンの風が赤ちゃんの体に直接あたるのをガードしてくれます。
また、赤ちゃんは大人に比べると体温も高めですので、触ってみたら汗をかいていたなんてこともよくあります。
汗疹や湿疹の原因にもなりますので、肌着やガーゼケットが汗で濡れていたら、その都度着替えさせてあげましょう。
ちなみに、お肌の弱い赤ちゃんが使うものだからこそ、お肌にやさしいオーガニックコットンの肌着やガーゼケットを選ぶとなお◎。
特に、着替える分も考えて肌着は多めに用意しておくとよいですよ。
赤ちゃんの温度調整に使いやすい肌着
リブリブリ レッグウォーマー
赤ちゃんの室内環境を整えるのにそろえておくと重宝するのが、こちらのレッグフォーマー。
長さが約30cmのロングタイプのため、赤ちゃんのふとももから足首まですっぽりと包み込んでくれます。
お肌の弱い赤ちゃんにも安心して使えるオーガニックコットン100%、ママも安心の日本製です。
お部屋の中では冷房で足の冷えをガードし、お出かけのときは寒い冬には防寒として、日差しや虫からも赤ちゃんの足を守ります。
やわらかなホワイトクリームの素地のお膝の部分にはかわいらしいイラストが描かれています。(いぬ・ねこの2タイプからえらべます。)
強度のある素地を使用しているため、赤ちゃんのよだれやミルクで汚れてしまってもくり返し何度も洗って使えますよ。
今回は、赤ちゃんが快適に過ごせる室内環境についてお伝えしました。
まだ言葉を話せない0歳児は暑くても寒くても、そのことをママに伝えられません。
エアコン・暖房機器・ベビーベッド・肌着・ガーゼケット・レッグウォーマーなど、赤ちゃんの室内環境を整えるのに役にたつアイテムを上手に利用しましょう。
室温・湿度に調整し、お部屋をキレイに保ちながら、赤ちゃんにとって快適な空間を心がけてあげたいですね。