赤ちゃんはおくるみで包んであげると、ママのおなかにいる時のような気持ちになって落ち着くそうです。
また、赤ちゃんがビクッと手足が動いてしまうモロー反射も、おくるみを使ってあげることで予防になります。
そんなおくるみですが、赤ちゃんが初めて触れるものということもあって、張り切って手作りしてあげたい!というママも多いのではないでしょうか?
手作りのベビー用品のなかでも難易度が低いおくるみですが、それでも裁縫が苦手というママにとっては、ハードルが高いはず。
実は、そんな裁縫が苦手な人でも、30分あれば簡単におくるみを作れる方法があります。
今回は30分でできる、おくるみの簡単なつくり方についてご紹介します。
この記事の目次
30分でできる!おくるみの簡単なつくり方
赤ちゃんが生まれた時から活躍する、おくるみの簡単につくり方をご紹介します。
愛情こもった手作りのおくるみを作りたい!という裁縫苦手なママも、ぜひこの方法でチャレンジしてみてくださいね。
用意するもの
- 布 115cm×115cm(外布用・内布用)1枚ずつ 計2枚
- 布 35cm×35cm(フード用)
- まち針
- 縫い糸
布の素材は、オーガニックコットンなどの赤ちゃんの肌にやさしい素材を選んであげてくださいね。
作り方
- フード用の布を外表で三角形を作るように折ってアイロンをかける。
- 内布用の表部分を上にしたら、フード用に布の三角の部分を角にあわせておく。
- その上に外布用の裏部分を重ねて、まち針で固定する。
- 布を四角になるように置いて、左上にフード布部分がくるように置いたら、右下に25cm程度の返し口を設けてぐるりと一周、縫いあわせる。
- 返し口から布を表に出して、アイロンをかければ完成です。
このように、工程はたったの5つとシンプル!
布と布を重ねて縫い合わせアイロンをかけるだけなので、裁縫が苦手なママでも簡単に仕上げられますね。
おくるみは成長段階に応じて使える万能アイテム
なぜ、ベビー用品のなかでおくるみがおすすめなのかというと、おくるみは大きくなってきても生まれてすぐ~少し成長してからも使える万能アイテムだからです。
新生児の場合、何もかもが初めての赤ちゃんにとって、不安に感じることがたくさん。
おくるみに包まれることで、ママのおなかの中にいた感覚に近くなるので、赤ちゃんも安心できるのだそうです。
また、赤ちゃんが外部からの光や音に対してビクッとけいれんしたり、赤ちゃん自身も驚いて泣いてしまうことも多くみられます。
こういったモロー反射は、 大体生後6カ月の頃くらいに次第になくなるといわれていますが、ママからすればそんな赤ちゃんの動作がかわいそうに感じてしまいますよね。
赤ちゃんが不安そうな時こそ、用意したおくるみに両手&両足ごと、おくるみで包んであげるとよいですよ。
生後4カ月くらいになると、手をバタバタさせることに興味を持ち始めますので、両手を出した状態でおくるみに包んであげるといいですね。
生後6カ月を過ぎたころにはおくるみを使用しなくなる赤ちゃんも多くなりますが、今度は、別の用途として活躍してくれます。
ベビーカーでのお出かけ時の風よけにしたり、人前での授乳ケープ、オムツを替えるときのシートにしたりなど、おくるみ以外にも何役もこなしてくれるすぐれものなのです。
既製品を利用するのもアリ!
「おくるみの簡単なつくり方はわかったけれど、やっぱり裁縫は苦手!」
と感じたママは、既製品を買ってそろえてみてもよいですね。
手づくりでも既製品でもママの愛情は一緒!
既製品のおくるみでも、赤ちゃんのことを考えて作られたものがあります。
リブリブリ ブラウンチェック ミニケット(日本製)
お肌の弱い赤ちゃんにも安心して使える、100%オーガニックコットンのミニケット。
柔らかなブラウンカラー&チェック柄のナチュラルでやさしい色合いは、赤ちゃんとママをやさしく包み込みます。
強度のあるしっかりとした生地を使用したミニケットは、おうちで何度も洗って使えるのもうれしいところ。
赤ちゃんにもママにもやさしく心地のよい肌触り&安心で安全な日本製のミニケットです。
オーガニックガーデン オーガニックコットン100% 新生児おくるみ
人にも地球にもやさしいオーガニックコットンをメインに扱う、オーガニックガーデンのおくるみです。
縫い糸も綿100%にこだわり縫い目もフラットに作られたおくるみは、ママも安心して使える日本製。
肌触りのやわらか&真っ白の清潔な印象のオーガニックコットン素材が、赤ちゃんをやさしく包み込みます。
今回は、裁縫が苦手なママでも簡単にできるおくるみの作り方をご紹介しました。
布を重ねて縫い合わせるだけの簡単な作業なので、特別な技術も必要なく作れますよ。
赤ちゃんは汗かきなので、できれば2~3枚用意していると洗い替えも楽です。
また、赤ちゃんが生まれると、おくるみのほかにもたくさんの赤ちゃん用品を用意しますので、手作りにこだわりすぎるとママは疲れてしまいます。
おくるみは、手作りでも既製品でも問題ないので、「赤ちゃんのものは手作りしなくちゃ!」と頑張りすぎて、疲れないようにしましょうね。