パパがあまり積極的に育児に参加してくれない…。
そんな悩みを抱えるママは多いのではないでしょうか。
育児に参加してもらうには、パパの父性を育てるのも1つの手です。
そのためには赤ちゃんにパパを認識してもらうのがいいでしょう。
今回は赤ちゃんがパパを認識する時期や、父性を育てる方法をご紹介します。
この記事の目次
パパに育児に参加してもらいたい!そもそも「父性」とは?
赤ちゃんがお腹の中にいるときから、ママには母性というものが芽生えます。
また生まれてからはあげたりオムツ交換や抱っこをしたりと、どうしてもママの方が赤ちゃんと接する時間が長くなります。
その一方で、パパは赤ちゃんが生まれてから父親と自覚することが多いです。
そのため父性は母性と違い、赤ちゃんが生まれてから芽生えてくるといわれています。
母性が包み込むような愛情なのに対し、父性は社会のルールや我慢といったものを教えるものです。
これは家庭でのパパの役割ということになりますね。その父性を育てるためにはパパが父親としての自覚をもつことが大切なのです。
赤ちゃんがパパを認識するのはいつ?
赤ちゃんがパパを認識するのは早くて生後4~6か月くらいといわれています。
「パパ」という言葉は理解できなくても、ママと同じように近くにいて遊んでくれる存在という認識です。
早くて生後4~6か月くらいですが、これは個人差があり8か月~1歳くらいでパパを認識する赤ちゃんもいるでしょう。
この認識の時期の違いは、パパの育児への参加が影響するといわれています。
パパはどうしてもママよりも接する時間が少なくなるのは仕方がないこと。
しかし赤ちゃんと関わる時間が少ないほど、パパと認識する時期も遅くなるでしょう。
赤ちゃんがパパを認識するためには、赤ちゃんとたくさん関わることが大切ということなのです。
パパ見知りがパパを挫折させてしまう!
赤ちゃんが成長していくと、パパに対して泣いてしまうということもあります。
いわゆる「パパ見知り」というものですね。
パパが赤ちゃんを抱っすると大泣きだけど、ママが抱っこを変わると泣き止む…。
そんな我が子を見てパパは「自分じゃダメなんだ」「どうせママがいいんでしょ」と心が折れてしまうことも。
しかし、これは赤ちゃんにとって成長過程のひとつです。
パパが嫌で泣くのではなく、ママのことを認識してママと一緒にいたいという思いの表れでしょう。
また、ママと他の人の区別ができはじめ人見知りをしているということでもあります。
ママからするとパパに抱っこされて泣いている我が子を見ると、抱っこを変わりたくなるかもしれませんね。
パパに子守を任せてちょっと買い物に…というのも気が引けてしまうというママもいるのではないでしょうか。
パパ見知りを克服!赤ちゃんにパパを認識してもらう方法は?
ママとパパとでは、赤ちゃんと関わる時間が違うのは当然のことです。
そもそも赤ちゃんはママのお腹の中で10か月過ごしたのですから、ママの安心感は別格なのです。
だからといってパパが赤ちゃんと接することが少なければ、パパを認識するのも遅れてしまうことになりかねません。
そうなるとなかなか父性も育たなくなってしまうことも。
それでは赤ちゃんにパパを認識してもらうにはどうすればいいのでしょうか。パパ見知りをしているからといって、諦めることはありません
パパと赤ちゃんの時間をつくる
まずはパパと赤ちゃんが一緒に過ごす時間が大切です。
遊ぶ、お風呂に入る、オムツ交換をする、寝かしつけをするなどパパにできることはたくさんあります。
一緒にいる時間をつくることで、赤ちゃんはパパという存在に安心感を覚え認識してくれるでしょう。
赤ちゃんに語りかける
赤ちゃんは周囲の声をよく聞いています。
ママのことを認識するのが早いのは、いつも一緒にいて声を聞いている影響もあります。
そのため赤ちゃんにパパの声をたくさん聞かせてあげましょう。
「これは〇〇だよ」と話しかけるのもいいですし、絵本の読み聞かせをするのもいいですね。
赤ちゃんに顔を近づけて話す
話しかけるときは、赤ちゃんに顔を近づけるようにしましょう。
赤ちゃんはまだしっかりと顔を見分けることが難しいです。
遠くからよりも、赤ちゃんの視界に入るようにして話しかける方が、赤ちゃんは認識しやすいのです。
そうしていくうちに、パパの顔を見るだけで笑顔になるかもしれませんよ。
ママとパパが仲良しでいる
赤ちゃんにパパのことを認識してもらうために、ママとパパが仲良しでいるということも大切です。
赤ちゃんにとって絶対無二の存在なのがママです。
そんなママと仲良しなんだから、赤ちゃんにとっても安心だとわかるからです。
休みの日は家族で過ごすようにしたり、赤ちゃんの前でパパとママがコミュニケーションを取ることをおすすめします。
またママがパパのことを大切にしていることを赤ちゃんに伝えてあげましょう。
今回は父性を育てるために赤ちゃんがパパを認識する方法をご紹介しました。
赤ちゃんがパパのことを認識する時期には個人差があります。
その時期はパパがどれくらい赤ちゃんと関わるかということが影響しやすいです。
パパ見知りが始まると心が折れてしまうパパもいるでしょう。
育児で大変かもしれませんが、そんなパパをママが上手くフォローしてあげてくださいね。
ぜひこの記事を参考に赤ちゃんにパパを認識してもらってパパの父性を育てていきましょう。