泣いている赤ちゃんを抱っこしてあやしたのに、布団や床に置いたら泣き出す…そんな抱っこループに悩んだ経験はありませんか?
さっきまで抱っこで寝てたのにどうして?と、なかなかママも休まらなくて困ってしまいます。
ずっと抱っこをしていると、ママがなかなか他のことをできないだけでなく、腱鞘炎になってしまうことにもつながります。
今回は、そんな赤ちゃんの抱っこループを解消する方法をご紹介します。
この記事の目次
悩むママは大勢いる!あやしたのに置くと泣くのはどうして?
抱っこループに悩むママは大勢います。
背中にスイッチでもあるの?というくらい、置くと泣いてしまう赤ちゃん。
泣いたら抱っこしなきゃと思うママは多いのではないでしょうか。
そうしていくうちに、抱っこループにどんどんはまってしまうもの。
それでは、抱っこループを解消する方法をご紹介する前に、まずはあやした赤ちゃんを置くと泣く理由について見ていきましょう。
赤ちゃんは丸まっている方が安心できる
赤ちゃんはママのことがお腹の中ではずっと体を丸めていました。
生まれたばかりの赤ちゃんは、まだママのお腹の中の心地よさを体で覚えています。
そのため、抱っこで落ち着いても、床に置くことで体の安心感がなくなり泣くことがあるのです。赤ちゃんが「不快」を訴えているということですね。
ママと離れて不安
赤ちゃんはママのことが大好き!抱っこされて触れ合うと心地よさを感じます。
しかし、抱っこをやめることでママと離れてしまい、不安になってしまうのです。
うまく眠れない
赤ちゃんはよく寝るもの…というイメージをもつママは多いのではないでしょうか?
確かに1日の中で寝ている時間は長いです。しかし、実は赤ちゃんは寝るのが下手くそなのです。
暑い・寒い・布団が気になる・汗が気持ち悪い・お腹空いた・おむつが汚れたなど、赤ちゃんにとって不快なものがあると眠くても寝入ることができません。
うまく寝ることができない場合、ママの抱っこで寝たのに布団に置いた瞬間に起きて泣くということになってしまうのです。
こういった抱っこループの原因を踏まえて、この後解消する方法をご紹介します。ぜひ読み進めてくださいね。
抱っこループを解消する方法①体が丸まるように寝かせる
赤ちゃんが安心できる体勢、つまり体を丸めるように寝かせてあげてください。
抱っこしていると、自然と体が丸まってくることも。そのままの体勢でそっと布団に置くのです。
そうすることで、赤ちゃんはママに抱っこされている安心感のままいることができるでしょう。
横向きに丸まっているので、赤ちゃんの背中スイッチが押されることもないですね。
この際、赤ちゃんの動きでうつぶせになり口や鼻が塞がれることがないように見守ってあげてくださいね。
抱っこループを解消する方法②おくるみやバスタオルで体を包む
抱っこループを解消するには、赤ちゃんを置くときにおくるみやバスタオルで体を包むという方法もあります。
赤ちゃんが体を丸めるのが安心できるのと同じく、包まれている感覚がママのお腹の中にいるようで落ち着くのです。
また、新生児はモロー反射といって腕がピクンと上がることがあります。
せっかく寝そうでも、反射で体が動き寝入れないことも。おくるみやタオルで包むことで、動きが収まり寝ることに集中できるのです。
ただ、抱っこから床に置くときに包もうとすると、ママの動きで赤ちゃんが起きてしまうこともあります。
そのため、おくるみやタオルで赤ちゃんを包んだ状態で抱っこであやす方ことをおすすめします。
この場合も赤ちゃんの鼻や口が塞がれないように注意してくださいね。
抱っこループを解消する方法③ベビーラックやバウンサーを使う
同じ抱っこといっても、立って揺らさないと泣いてしまう赤ちゃんもいます。
ゆっくりと揺れられる感覚が心地いいのでしょう。
そんな揺れや抱っこされている感覚として使えるのがベビーラックやバウンサーです。
ベビーラックは手動や電動のもの、お座りができるものまで種類が豊富。
抱っこループ解消のためだけでなく、寝かしけにも使える便利なアイテムです。
バウンサーも、赤ちゃんが自分の動きで揺れるため楽しんで乗っていられることも。
抱っこじゃないと嫌だった赤ちゃんも、使ってみるとベビーラックやバウンサーを気にいることがあります。
ママが抱っこできないときのために使ってみるのはいかがでしょうか。
抱っこループを解消する方法④赤ちゃんの興味を引く物を近くに置く
抱っこであやすのは、必ずしも寝かすことが目的ではないでしょう。
寝かしつけが目的ではない場合、赤ちゃんがいるスペースに興味を引くものを置いておくと抱っこループを解消できることがあります。
赤ちゃんのお気に入りのおもちゃや絵本、音が鳴るものなどを目に入る所に置いてあげてください。
そうすれば、そちらに興味がいき、抱っこじゃないと嫌!という気持ちが薄れるでしょう。
抱っこループを解消する方法⑤抱っこ以外にもスキンシップをとる
赤ちゃんはママとのふれあいが大好きです。
ママと触れ合っていたいから抱っこループが起こる場合、抱っこ以外のことでたくさスキンシップをとることをおすすめします。
ママは育児と家事で忙しいですが、食事の支度をしながら話しかけたり、合間に赤ちゃんに触れてあげてください。
そうすれば、ママと離れて不安という思いが軽くなっていくでしょう。
今回は抱っこしてあやしたのに置いたら泣く、抱っこループの解消法についてご紹介しました。
抱っこループになるとママは大変ですが、これも赤ちゃんがママのことが好きということ。
とはいえ、ずっと抱っこし続けることでママが心身ともにボロボロになるのはよくありませんよね。
ぜひこの記事を参考に、赤ちゃんに合った解消法を見つけてくださいね。