赤ちゃんが使うものだからこそ、安心で安全な物を選んであげたいものですよね。
ベビー用品を選ぶなら、綿素材を選ぶのがおすすめだとよく耳にしますが、なぜ綿素材が良いのか知らない人も多いはず。
今回は綿の良さや赤ちゃんに嬉しい5つの特徴をまとめみましたので見ていきましょう。
この記事の目次
そもそも、綿とコットンの違いは?
今回の記事タイトルを見て「?」となった人も多いはず。
綿とコットン、2種類の言い方がありますが、どんな違いがあるかご存知ですか?
実は綿とコットンは日本語か英語かの違いだけで、物自体に違いはありません。
Tシャツやタオル、布団カバーなど、綿素材は幅広い製品に使われていて、私たちの身近な存在となっています。
通常の綿の他に、有機栽培された綿を使ったオーガニックコットンも人気があり、赤ちゃん用品を選ぶ際には特におすすめです。
綿(コットン)が赤ちゃんにピッタリな5つの理由
赤ちゃんの肌に触れるものは心地よくて安心出来るものを使ってあげたいですよね。
綿素材で作られた製品は赤ちゃんに嬉しい理由がたくさん。
綿の5つの特徴を知って、赤ちゃん用品選びの参考にしてみてくださいね。
肌触りが抜群
赤ちゃんのお肌はモチモチとまるでお餅のような美しいお肌をしていますよね。
しかし、赤ちゃんの中にはちょっとした刺激に敏感な子も多く、痒みを感じやすかったり、赤みなどの肌トラブルが起きやすかったりするケースも。
その点、綿素材は生地が柔らかくて肌触りが抜群!赤ちゃんにピッタリです。
肌への負担も少ないので、肌が弱い子にもおすすめですよ。
とにかく肌に与える刺激を少なくしたいということであれば、オーガニックコットンを選ぶようにすればなお安心です。
オールシーズンOK
綿は夏に涼しく、冬は暖かいという特徴を持っているため、季節を選びません。
これは綿の繊維に穴があることにポイントがあり、夏は汗を吸収して放出させる時に気化熱が発生するため、涼しく感じられます。
また、熱の伝わりが悪い性質があるため、冬は体温を逃さず、温かさを保ってくれますよ。
頑丈
よだれや食べこぼしなど、赤ちゃんの近くにあるものが汚れてしまうのは日常茶飯事。
夏には何もしていないはずなのに一人汗だくになってしまいますし、ハイハイやずりばいをして床掃除をしてくれるなんてことも。
頑固な汚れが付いてしまことも珍しくないため、赤ちゃん用品は丈夫でガシガシ洗濯機で洗っても良い物が助かります。
綿はとにかく丈夫かつ水に強い性質があります。
繰り返し洗濯しても生地が傷みにくいので、汚れることが当たり前な赤ちゃん用品にもってこいですよ!
外遊びをするようになると、土や泥など、汚れの種類が手強くなっていきます。
しかし、洗濯機でガシガシ洗ってOKだと分かっていれば、「どれだけ汚しても良いよ~」と言ってあげられる気持ちの余裕が出るかもしれませんね。
吸水性バッチリ
綿は吸水性が良いため、汗っかきな赤ちゃんに最適です。
パパママがそれほど暑さを感じない季節でも、なぜか赤ちゃんは汗でびっしょりというシーンに遭遇することも多々あるでしょう。
汗をかいたままだとあせもや蒸れにつながる原因になりかねませんので、赤ちゃんの肌着や下着は綿素材を選ぶようにするとGOOD!
ただ、吸水性は良い反面、乾きにくいしデメリットがあるため、汗をかいているなと分かったら、こまめに着替えさせてあげてくださいね。
あせも知らずのお肌を目指しましょう!
静電気が発生しにくい
乾燥する時期になるとビクビクするのが静電気です。
ドアノブに触れるタイミングや体に触れるときでさえ感じるかもしれない、あの微妙な痛み。
バチッとなるのではないかと自然と体に力が入ってしまいますよね。
パパママでも静電気の痛みが苦手…というくらいですから、赤ちゃんならそれ以上かもしれません。
突然の痛みに泣いてしまうこともありますので、静電気を発生しにくくする工夫が必要。
綿は静電気が発生しにくいので、冬に綿素材のものを着るようにすると良いでしょう。
ちなみに、柔軟剤を使うのも静電気防止につながります。
赤ちゃん用品に使う柔軟剤はベビー専用のものか、余計なものを極力控え、においの少ないものを選ぶようにすると安心ですよ。
綿には肌触りが良く、生地が丈夫で洗濯機でガシガシ洗っても安心などのメリットがあり、赤ちゃんのみならず、子育て家庭にピッタリな素材です。
ちょっとした刺激にも敏感に反応しやすい赤ちゃんでも安心して使えるので、洋服やタオルなどの肌に触れるアイテムを選ぶ際には綿素材を選ぶようにすると良いでしょう。
最近は赤ちゃんの洋服もデザインにこだわったものが多く、綿素材以外の生地で作られたものもよく見かけるようなりました。
ただ、肌触りや汗の吸水性などの機能面を考えると、やはり綿がダントツ!
こういった素材の良さも取り入れながら、赤ちゃんが快適に過ごせるようなものを選んであげてくださいね。