予測するのが困難な自然災害は突然私達を襲ってきます。
地震や洪水、津波や噴火など、自分達にはそれほど関係のないことだと他人事のように考えてしまいがちですが、一歩間違えれば命に関わること、日ごろから万が一に備えての準備が大切です。
小さな子供がいる家庭では、どのような防災グッズを準備しておくのが良いのでしょうか?揃えておきたい防災グッズを早速みていきましょう。
この記事の目次
育児家庭にほしい防災グッズ5アイテム
ミルク類
赤ちゃんがいる家庭であれば、ミルクと哺乳瓶が必要になります。多くの赤ちゃんが普段飲んでいるミルクは粉ミルクだと思います。
しかし、防災用として準備する場合には、液体ミルクをおすすめします。
粉ミルクの場合だと、お湯で溶かしてから冷ます必要がありますよね。災害時にはお湯や水が準備出来ない恐れもありますし、どうしても時間がかかってしまいます。
液体ミルクであれば、そのまま飲めますので、すぐに赤ちゃんのお腹を満たしてあげることが出来ますよ。
哺乳瓶は、使い捨て用の哺乳瓶がおすすめ。その都度清潔なものを使うことが出来るので、衛生面でも安心です。
ちなみに、母乳をメインとして飲んでいる赤ちゃんでも、ミルクの準備をしておくようにしましょう。
緊急時にはママに強いストレスがかかり、母乳が出にくくなる恐れもありますからね。
ベビーフード類
赤ちゃんの食事用に食べなれたベビーフードを準備しておきましょう。
カップに入っているもので、スプーンがセットになっているものを選ぶと更にGOOD!
緊急時には普段通りの食事をすることが難しくなる可能性が高くなります。
また、避難所などでも食事は配られますが、赤ちゃんが食べられる物ばかりだとは限りません。
食べなれたベビーフードや長期保存がきくお菓子なども一緒にそろえておくと安心です。
災害時は赤ちゃんにも強いストレスがかかることが想定されます。
お菓子を食べることは赤ちゃんのストレス軽減の効果もありますからね。
赤ちゃん専用の水
赤ちゃん専用の水があれば、普通の飲料水としても飲むことが出来ますし、調乳用としても使うことが出来ます。
パパママが飲むミネラルウォーターでも調乳することは出来ますが、赤ちゃんが飲むにはミネラルが多すぎて腎臓に負担を与える恐れがあるため好ましくはありません。
純水は不純物を含まない、もしくはほとんど含んでいない水のことを言いますので、赤ちゃんが口にする水として最適です。
災害時に準備しておきたいミルクは液体タイプのものがおすすめではありますが、粉ミルクしかない場合も考えて、赤ちゃん専用の水も準備しておくようにしましょう。
おむつ類
おむつ、汚物を入れるビニール袋、おしりふきをセットで用意しておきましょう。
おむつは不足してしまうと大変なので、1週間程度の量ストックしておくようにすると安心です。
また、避難用のリュックに入れておく場合には、おむつはどうしてもかさばってしまい持ち運びに不便です。
おむつのカサを少しでも減らす方法として、圧縮袋へ入れるのがおすすめ。
少し面倒ではありますが、これをすることでリュックに余裕が出ますよ。
汚物を入れるビニール袋は、においの漏れにくいタイプを選んでおくと良いでしょう。
タオル
バスタオルくらいの大判サイズのタオルがおすすめです。
大判サイズであれば、使用用途も多く、おくるみとして使用したり、おむつ交換する際に下に敷いたりすることも出来ますよ。
避難する際に、頭の上にかぶせてあげれば、防災ずきんの代わりにもなります。
インターネット通販での防災セットの購入も便利
小さな子供がいる場合を想定して揃えておきたい防災グッズをご紹介しましたが、忙しくて買いに行く時間がない、早急に揃えたいという人も多いはずです。
そういった場合には、インターネット通販で防災セットを購入するのもおすすめです。
防災セットは種類が豊富で赤ちゃんがいる家庭用や女性用などもあり、リュック付きのタイプを選べば、後はそれに足りないものを足していくだけで良いので、買い物に行く時間と手間も少なくなります。
リュックも災害時を想定したリュックなので、大容量で軽量タイプが多く、暗闇の中でも目立つなどの工夫がしてあるものが多いですよ。
リュックや防災グッズ、ともに何を選んでよいか分からないという場合には、セット購入をするのも選択肢の一つです。
食べ物類の消費期限にも注意して!!
防災グッズを無事に揃えることが出来たとしても、いつまでもそのままの状態で置いておくのはNG!
特に、食べ物類には消費期限があるので、日付をチェックしたり、必要に応じて入れ替えをしたりするのも忘れないようにしましょう。
ベビーフードは赤ちゃんの成長に合わせて量や形状が変化していきます。好き嫌いが出てくる子もいるので、こまめにチェックしておきましょう。
災害から家族を守るためには、防災グッズを準備しておくことが大切です。
小さい子供がいる家庭では、子供の年齢に合わせて必要なものがそれぞれ異なるため、こまめに防災グッズの見直しや入れ替えをして備えましょう。