ガーゼや布を使った手作りマスクは、アレンジがしやすく、洗って繰り返し使えるということから愛用者が増えています。
また、マスクの形を立体的にすることで、顔にフィットし安心の使い心地が得られますよ。
今回は、正しいマスクの装着方法とともに、立体マスクの手作り方法をご紹介していきます。自分にピッタリなマスクを作ってみてくださいね。
この記事の目次
顔にフィットする立体マスクを手作りしてみよう!
立体マスクを手作りするのは難しいそうと思われがちですが、作ってみると意外に簡単で、短時間かつ少ない道具で作ることが出来ますよ。
自分の顔にフィットするマスクを作ってみるのもおすすめ。
今回ご紹介するのは、「優しいガーゼ素材を使った立体マスク」の作り方です。
お洗濯をすれば繰り返し使えますのでコスパも良く、顔へのフィット感もあり安心の使い心地。プリーツを作ることで本格的なマスクに変身しますよ。
用意するもの
- コットンガーゼ(マスク1枚で40㎝程度の長さ)
- ゴム紐(ヘアゴムでもOK)
- 針と糸
- アイロン
作り方
- まず初めに、コットンガーゼでプリーツを作ります。ガーゼは縦幅40㎝程度、横幅は30㎝~40㎝程度のものを使いましょう。
- 生地の下から10㎝弱の部分が一段目のプリーツを作る位置になります。プリーツの幅は2㎝程度になるように折り、次のプリーツまでの間隔を3㎝ほどあけてから二段目のプリーツを作ります。
プリーツの数は好みに合わせて調節してもよいですが、三段程度がおすすめですよ。また、一段作るたびにアイロンを当てることでしっかりとしたプリーツを作ることが出来ます。
- 生地を折りたたんでいきます。プリーツが作り終わったら、顔のサイズに合わせて生地の上と下を中央に向かって折りたたみます。左右も同様にして折り曲げ、ゴム紐をそれぞれ通しましょう。
- ゴム紐を通したら生地を縫って固定していきます。左右を中央に向かって折り曲げて重なった部分があると思いますので、片方の端を筒状に広げたもう片方の中に入れ込みます。
綺麗に形を整えたら、重なった部分の上下を縫い付ければ完成です!
使いやすくするための一工夫
マスクを使用する際には、内側に別で用意したガーゼやハンカチを口あてとすることで、より快適に使用することが出来ますよ。
洗濯をする際には、優しく手洗いをするか、洗濯ネットに入れて洗濯機で洗うようにすると形崩れを防止できます。
また、アイロンをかけてあげるとプリーツの形も綺麗に再現出来ますのでおすすめです。
正しくマスクが装着出来ていますか?
新型コロナウィルスやインフルエンザなどの感染症予防や花粉症対策として、こうした立体マスクや布マスクを手作りする人も増えています。
しかし、残念なことに正しいマスクの装着が出来ていないケースも多々あり、せっかくのマスクが無意味になっていることも。
あなたは正しくマスクが装着出来ていますか?次のポイントをチェックしてみてくださいね。
マスクの、上下、間違っていませんか?
マスクには、上下があるのをご存知でしょうか。
プリーツ(ひだ)マスクの場合には、プリーツが下向きになるように装着するのが正解です。
装着する時にはプリーツをしっかりと広げるようにして顔にあてるようにしましょう。
鼻部分は隙間なく覆えていますか?
マスクは口と鼻をしっかりと覆うのが正しい装着方法です。
間違った装着方法でよく見かけるのが、口しかカバー出来ておらず、鼻が丸見えになっているケース。
鼻まで覆うことで息苦しい、暑いと感じることがあるかもしれませんが、鼻までしっかり覆わなければマスクをしている意味がありません。
また、鼻とマスクの間にすき間がある場合も同様です。マスクが鼻にフィットするように調節してくださいね。
ゴム紐はゆるくありませんか?
ゴム紐がゆるい状態だと、徐々にマスクがずり落ちてきてしまったり、マスクと顔の間に隙間が出来てしまったりする恐れがあります。
ずれたマスクを元通りにしようとすると、汚染されたマスクを手で触れなければならず、衛生的ではありません。
また、マスクと顔の間に隙間があると、隙間から異物が侵入する可能性が高くなります。
ゴム紐はゆるすぎるのもきつすぎるのも良くありません。ピッタリになるように調節してくださいね。
手作りマスクはオーガニックコットンがおすすめ!
マスクを手作りする人の多くはガーゼ素材を使っているのではないでしょうか。
ガーゼ素材は赤ちゃんからお年寄りまで安心して使うことのできるものです。
特にオーガニックコットン100%のガーゼ素材は、手作りマスクにもおすすめです。
今回の手作りマスクでも、こちらのオーガニックコットン100%のものを使用しています!
小さなお子さんにマスクを作るなら、ぜひ肌に優しいオーガニックコットンを使ってくださいね。
正しい装着方法が出来ていなければマスクの効果も薄れてしまいます。
使い捨てマスクや手作りマスク、マスクの生地や形など様々ですが、口や鼻を隙間なく覆うことが出来るようににしっかり広げて使うのがポイントです。
また、使い捨てマスクが入手出来ないときには、手作りマスクを作ってみるのもおすすめ。自分の好みの生地を用意し、簡単に作ることが出来ます。
「お裁縫が苦手…」という人でも、チャレンジしやすい作り方ですので、ぜひ作ってみてくださいね。
マスクを必要としている大切な方へのプレゼントとしても喜ばれるかもしれませんよ。