何枚でも用意したくなるベビー服。お気に入りのベビー服は、可愛い我が子をさらに愛らしくみせてくれます。
しかし、ベビー服を選ぶ際、赤ちゃんにとっての過ごしやすさに重要なのが服の素材です。
どんな素材のベビー服が赤ちゃんにとって良いのでしょうか?
季節によって合わせたいベビー服の素材を分かりやすくまとめてみました。
この記事の目次
ベビー服を選ぶのに「素材」が大切な理由
これから出産を控えているママや既に子育て中のママ、ベビー服を選ぶ際にどんな素材で作られているのかチェックしていますか?
ベビー服を選ぶ際には、サイズ感やデザインなどどうしても見た目から選びがちですが、これは赤ちゃんのことを考えるとあまり好ましいことではありません。
ベビー服は、赤ちゃんのお肌を優しく包みこみ、体温調節の手助けをしてくれます。
そんなベビー服を選ぶ際に優先すべきポイントは、快適に過ごせるような【素材】で作られたベビー服であるかという点です。
まず服を選ぶ際は、どんな素材で出来た服なのか、一度チェックしてみてくださいね。
ベビー服の最強素材はズバリ綿!
ベビー服を選ぶ際にまずチェックしておきたい部分、それはどんな【素材】で作られているのかという点です。
出来るだけ赤ちゃんのお肌に刺激が少なく、かつ扱いやすい素材であるかがポイント。
そんな条件を満たす最強素材は、ズバリ綿!綿素材で作られているベビー服を選んでおけば、まず安心といっても良いかもしれません。
吸水性が抜群!
赤ちゃんはとにかく汗っかきです。日中はもちろんのこと、寝ている間にかく寝汗には驚かれるパパやママも多いのではないでしょうか。また、夏の授乳は何かのトレーニングでもしたのかと思うほど汗だくになるので、抱っこしているのが大変という声も多くあります。
綿は吸水性が抜群で、水分を素早く吸ってくれます。また、通気性も良いのですぐ乾いてくれるのも嬉しいポイントです。
肌に優しい
赤ちゃんのお肌はとにかくデリケート。薄くて柔らかいお肌だからこそ、ちょっとした刺激にも敏感に反応してしまいます。綿にはふんわりとした触り心地がありますので、とっても肌思いな素材です。このことからも、肌に直接触れるインナー類は、絶対に綿素材じゃないと嫌だとこだわりを持つ人も多いようですよ。
ガンガン洗える!
綿素材は、柔らかくて肌に優しい性質がありますが、これに加えてとにかく丈夫です。赤ちゃんは活発に動かない月齢でも、とにかく服が汚れます。よだれや吐き戻し、おむつ漏れなど、一日に何度着替えたのか分からなくなるほど。当然、洗濯を回す量や回数も増えますので、ガンガン洗える耐久性には感激の一言です。
オールシーズンOK!
一年を通じて季節を選ばないのが綿素材の最大の武器です。先ほどもお伝えしましたが、吸水性、通気性が良いのはもちろん、さらには保温性にも優れています。ベビー服にどんな素材が良いのかと迷ってしまったら、綿素材を選んでおけばまず間違いないでしょう。
同じ綿素材でも、大きく分けると5種類の素材になる
ベビー服におすすめな綿素材。実は織り方によってそれぞれ呼び方が異なります。
なかでも、代表的なのは大きく分けて5種類。一度は耳にしたことがあるものばかりかと思います。
- ガーゼ
- フライス
- スムース
- 天竺
- パイル
では、この5種類にはどんな特徴があるのでしょうか。
季節によってどの綿素材を使えばいいのかも踏まえて、一緒に見ていきましょう。
ガーゼ
糸を平織りにした状態をガーゼと呼び、通気性と吸水性が高いのが最大の特徴です。
オールシーズンOKですが、汗をかきやすい夏の季節には特におすすめです。
フライス
柔らかな肌触りで、良く伸びるのが特徴のフライス素材。
若干厚みがあるものの、吸水性、や通気性にも優れているので、オールシーズンOKです。
スムース
スムースはフライスを重ねて編まれたもので、保温性が高いのが特徴です。
フライスよりも若干伸びは悪くなりますが、優しい手触りがあります。秋や冬など、寒い時期におすすめです。
天竺
Tシャツなどの生地に多く使われているのが、この天竺(てんじく)素材です。
通気性が高く、薄くて赤ちゃんの動きを妨げないのが特徴。春や夏がおすすめです。
パイル
タオルに使われることが多い素材で、柔らかくて吸水性に優れています。
ベビースタイやガラガラおもちゃなどの生地にも良く使われていますね。
パイル生地のベビー服はオールシーズンOKです。
このように、ベビー服を選ぶ際には、どんな素材で作られているかをチェックしてあげることが大切です。
様々な素材がある中でも、赤ちゃんのお肌との相性抜群なのが綿素材。多くの服の素材としても使われている綿は、着心地が良くおすすめです。
また、綿素材は織り方によって違った特徴を持つようになり、吸水性が高かったり、保温性に優れていたりします。
それぞれの特徴と季節を上手く組み合わせて赤ちゃんに着せてあげてくださいね。