赤ちゃんのよだれが出だすのは、一般的に生後2ヶ月から3カ月と言われています。
それでは、よだれ対策に使用するスタイはいつ頃から必要なのでしょうか?
よだれの量が増えるのは5ヶ月ごろ、だんだんミルクやおっぱいから離乳食へ移行する期間にするのがベストです。
そこで今回はよだれ対策に使うスタイは、どのようなタイプがいいのかを紹介していきますので、ぜひ参考にご覧ください。
この記事の目次
スタイのサイズ
スタイと一口に言っても、様々な種類のものがあるのをご存知ですか?
もちろんデザインや素材も異なるのですが、月齢によっても違います。
まず、赤ちゃんは月齢ごとに首回りのサイズが大きくなります。
ですから、月齢に合わせてスタイを変更していく事をおすすめします。
ちなみに新生児の首回りは20㎝~30㎝。
そして、よだれがではじめる生後2カ月から離乳食を開始する5~6ヶ月の頃には、ハイハイやズリバイ等の運動量が増える為、若干首回りがほっそりとしてくるので、25㎝~28㎝が目安となります。
もちろん赤ちゃんによって体重や身長も異なりますので、その時にベストなサイズのスタイをつけてあげましょう。
留め具の種類
赤ちゃんの首につけるスタイは、もちろん取れないように留め具があります。
留め具の種類は簡単に紹介すると
- スナップボタン(パチパチと簡単に止める事ができる)
- マジックテープ(ちょっとした首回りのサイズであれば調整する事ができる)
- ボタン(しっかりと固定されるので、赤ちゃんがひっぱってとるという事が少ない)
- リボン(調整が効きやすく、金属等を使用していないため、肌が弱い子でも安心)
留め具にはそれぞれメリットもありますが、もちろんデメリットもあります。
特にスナップボタンは、金具が使用されている為、肌の弱い子であれば合わないという可能性もあるのです。
また、マジックテープは調整できるのはいいのですが、ごみがつけば粘着力が弱くなる事もありますので、実際に手にとってみてどれが合うのかを考えて選んでみてくださいね。
スタイは何枚くらい持っておくべき?
よだれが出始めるとスタイはすぐに濡れてしまいます。
1日あたり5回変えるという方もいれば、多い方で10回以上という方もいます。
しかし、もちろんそれは時と場合によります。
ですから最初から20枚くらい購入しておかないといけないと考えず、洗い替えとして大体5枚程度準備しておけば安心です。
赤ちゃんにおすすめのスタイをご紹介!
スタイのサイズは月齢によっても異なる事を頭に入れた上でさっそく、赤ちゃんにおすすめのスタイを紹介します。
ガーゼのスタイ
ハンカチにも使用されるガーゼ。
ガーゼの肌触りは非常に柔らかいのでデリケートな赤ちゃんの肌にも負担なく使う事ができます。
しかし、おすすめポイントはそれだけではありません。
普通のタオル生地に比べて生地が薄く、通気性が優れているので、汗っかきの赤ちゃんにもおすすめとなっています。
スタイは、汚れたらすぐに取り換えた方がいいので、ガーゼなら洗濯した後もすぐ乾くのが便利です。
厚みのある綿のスタイ
ガーゼのように薄手のスタイもあれば、綿を使用した厚みのあるスタイもあります。
こちらは特によだれの量が増えてくる4~5カ月頃におすすめのタイプで、吸水性に優れています。
なんといっても綿素材は、価格もリーズナブルのものが多いので、汚れたらジャブジャブ洗えます。
忙しいママも、安心して使う事ができるのでおすすめです。
ワッフル生地のスタイ
ワッフル生地といえば、表面の大きな凹凸が特徴となっています。
水分を吸収するのに優れている為、よだれが多く出だす時期におすすめです。
また汚れを落としやすい構造になっているので、洗濯する際にも安心。
水・防汚性のスタイ
離乳食直後は重湯やおかゆからスタートするので、よだれや食べ物の汚れは洗えばすぐに落ちます。
しかし、月齢が進む毎に食べる量や食べ物のレパートリーも増えだします。
特に、赤や緑色の果物や野菜等は、スタイにつくとなかなか汚れも落ちません。
そこでお勧めなのが、防水・防汚性のスタイです。
素材的には、ポリエステルやナイロン系です。
しかし、デメリットとして、表面の汚れはふけるのですが吸水性はありません。
皮膚が弱い赤ちゃんは、使用する際にガーゼや綿素材の生地を首に巻いて使用する事おすすめします。
バンダナ型のスタイ
こちらはデザイン性に優れているものです。
スタイを首につけるとまるでお洒落なバンダナを付けた形になるので、見た目もカウボーイのようでオシャレです。
更に首回りにぴったりフィットする為、特に普段よだれの量が多い子でもしっかりとキャッチしてくれるため安心。
見た目もかっこよく決めたいという男の子には、特におすすめです。
今回は赤ちゃんのスタイ選びをする際、抑えておきたいポイントを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
赤ちゃん用品を取り扱っている店舗には、様々な種類のスタイを販売しているので購入を考えていても、どのスタイを選べばいいのか分からなくなります。
今回紹介してきたように、基本的なポイントはサイズ・素材・留め具この3種類です。
その子にあったスタイを選んでみてください。