毎日の寝かしつけで困っているママ、たくさんいますよね。赤ちゃんが寝てくれれば、家事をできたり、ママの時間をとることができたり。どんな風に寝かしつけたらいいのでしょうか。
1日の生活リズムを整えてみよう
赤ちゃんの月齢にもよりますが、「寝てくれない!」というときには、寝かせることばかりに目がいってしまいがち。赤ちゃんも生後2~3カ月になると日中起きていることが多くなってきますから、朝は一定の時間にカーテンをあけて朝日を入れましょう。これには、親自身の生活リズムがまず大切です。パパが早い時間に出勤だからと、ママと赤ちゃんがずっと寝ているのではなく、一緒に早起きすることから始めましょう。そのためには、親自身も夜更かしにならないよう、睡眠時間を確保することを心がけましょう。
生後半年くらいになると、午前と午後に1~2時間するなど、お昼寝の時間もだいたい決まってきます。夜なかなか寝てくれない場合には、お昼寝の時間を少し早めに切りあげてみるのもいいでしょう。
日中は外出したり、体を動かす
乳児でも、生後1カ月くらいしたら、外にお散歩に行きましょう。抱っこしているだけでも、外の空気に触れ、外の音を聞くことは赤ちゃんに刺激となります。お座りできるようになったら、公園のベンチで赤ちゃんを抱っこしているだけでもいいですし、児童館や子育てひろばなら、赤ちゃんをはいはいさせたり、安心して遊ばせることができます。日中体を動かして、お散歩や外遊びの時間を持つようにすると、夜も眠くなります。
寝る前の習慣を毎日同じようにする
寝る前の習慣を「入眠儀式」と言います。赤ちゃんは毎日同じ繰り返しをすることで安心し、心が安定します。お風呂に入ったあと、絵本を読んだり語りかけをして、トントンしたり、背中をさすって寝かしつけをするなど、同じ繰り返しをして心が落ち着くことで、寝る時間なんだと、体も覚えていきます。
抱っこの赤ちゃんの場合は、毎日同じ肌触りのタオルケットでくるんで寝かしつけ、そのままベビーベッドや布団におろすなどしてみましょう。
夜は静かに、暗くして寝る環境作りを
夜になっても、電気が煌々とついていて、テレビやビデオなどが大きな音でついているなど、刺激がたくさんあると、赤ちゃんも眠りにつきにくくなります。テレビを消して、部屋の電気を暗くするなど、寝る環境を整えましょう。寝かしつけている親自身が眠くなってしまうこともありますが、それならいっそのこと、赤ちゃんと一緒に寝てしまって、朝早く起きるのがオススメです。朝時間を自分の趣味や読書、資格勉強にあてたり、仕事のメールチェックをしてしまうという人もいます。
子どもが寝てくれないことにイライラする前に、夜、眠くなるように親子で生活習慣を整えることからますは始めてみましょう。