赤ちゃんの小さい脚にちょこんと靴下を履かせると、本当に可愛らしいですよね。
しかし「赤ちゃんに靴下は履かせない方がよいらしい」という説もあり、靴下を用意すればよいのか迷ってしまうパパママも多いのではないでしょうか。
今回は、赤ちゃんに靴下が必要なのかどうなのか、赤ちゃんの靴下事情とともに、知っておきたい靴下の選び方もみていきましょう!
この記事の目次
赤ちゃんの靴下はいるの?いらないの?
赤ちゃんに靴下はいらないらしい。こんな噂を耳にした人も多いはず。
そんな風潮を聞いて、赤ちゃんにはあえて靴下を用意しなくてもよいだろうという考えをもつパパママも多いようです。
しかし、年配の人からは「赤ちゃんの足が寒そうだけど、靴下履かなせなくてよいの?」と言われるケースも少なくなく、実際に赤ちゃんの足に触れてみると冷たくなっていて、それ以降は習慣的に靴下を履かせるようにしているというママもいます。
私たちは普段、靴下は当たり前のように履いています。靴下はオシャレの一環でもあり、靴擦れや汗の吸収、乾燥をさせる役割があります。
しかし、靴を履いて歩くことが当たり前でない赤ちゃんの場合だと、靴下が必ずしも必要であるというわけではないようです。
赤ちゃんが無理に靴下を履かなくてもよい理由とは
寒い時期や外出時を除いて、赤ちゃんが無理に靴下を履かなくてよいのには3つの理由がありました。
素足で体温調節をしてくれる
赤ちゃんの足には、体温調節をする役割があります。
なので、足に靴下を履かせてしまうことで熱がこもりやすくなってしまい、脱水症を引きおこす原因になるともいわれています。
室内で過ごしていても、足がひんやり冷たいこともあるでしょう。
しかし、足が冷たいからといって赤ちゃんが寒がっているわけではありませんので、むやみに靴下を履かせないように注意してくださいね。
赤ちゃんにとって、心地よい温度であるかどうかは体に触れて確認してみましょう。
体に汗をかいている場合には暑がっている証拠、ひんやりしている場合には少し体が冷えているかもしれません。
赤ちゃんの機嫌も一緒にチェックしてくださいね。
足から様々な刺激を感じている
赤ちゃんが足から受ける刺激は、脳の発達を促すともいわれています。
家の中であってもボコボコしている、冷たい、温かいなどの変化を敏感に感じることができますので、積極的に素足での生活を取り入れている家庭も多いようですよ。
実際に保育園や幼稚園、小学校などでは、子どもを素足で活動させる「はだし教育」を実施しているところもあり、体を鍛えることやストレス発散などの効果を感じているとの声もあります。
転倒の予防
赤ちゃんは一人歩きをする前段階としてつかまり立ちや伝い歩きなどをすることがほとんどですが、足がグラグラしたり、突然座ってしまったりとまだまだ不安定で目が離せません。
しっかりと自分で歩くことができるようになった場合でも、靴下を履くことで滑りやすくなりますので、室内の場合には靴下を履かせずに過ごすことが転倒予防になります。
赤ちゃんに靴下が必要なタイミングは?
逆に、赤ちゃんに靴下が必要なタイミングもあります。それは、外出する場合。
室内であったり、気候がよい時期であったりする場合には、無理に履かせる必要はありませんが、寒い時期に外出する場合には、寒さから足を守るためにも靴下を履かせてあげてくださいね。
赤ちゃん靴下の正しい選び方
赤ちゃんの靴下を選ぶときにはサイズや機能性などをチェックすることが大切です。
大き目サイズは避けましょう
赤ちゃんの成長はあっという間で、洋服がワンシーズンでサイズアウトしてしまうのは珍しいことではありません。
ワンシーズンのみでサイズアウトしないようにとワンサイズ大き目のものを着せるママもいますが、靴下の場合には大き目サイズは避けてピッタリサイズを履かせてあげるようにしましょう。
サイズが大きい場合、靴下が簡単に脱げてしまい紛失しやすくなりますし、滑ってけがをする恐れがあります。
滑り止めのあるものを選ぶ
赤ちゃんの靴下は、滑り止め加工がされているものを選ぶようにすることを心がけましょう。
先ほども触れましたが、歩くことができる赤ちゃんであっても、グラついたり不安定になりがちです。また、
フローリングや階段で足を滑らすと、思わぬ事故につながりますので注意が必要です。
赤ちゃんの靴下は寒い時期や外出時を除いて、必ず履かなくてはいけないものではないようです。
赤ちゃんの足は体温調節をしたり、様々な刺激を感じて脳や体の発達を促したり効果も期待できますので、室内にいる場合はできるだけ靴下を履かせず過ごすようにすることをおすすめします。
ただし、外出時には足を守ったり、寒さから足を守るのに必要なこともありますので、合うものを事前に準備しておきましょう。
また、赤ちゃんの靴下を選ぶ際には、転倒や紛失を防止するためにもピッタリサイズを選び、滑り止め加工されているかチェックして購入してくださいね。