赤ちゃんが離乳食を食べない、ミルクを飲まないと悩むママは多いのではないでしょうか。
我が子が食べない、飲まない状況だと「どこか悪いの?」「ずっとこのままだったらどうしよう!」と心配になってしまいますね。
今回はそんな赤ちゃんの飲まない、食べないについてご紹介します。
育児は喜びや幸せだけでなくストレスや不安も感じるもの。
しかし赤ちゃんが成長すると「あの心配は何だったの?」と思うようなこともあります。
この記事の目次
赤ちゃんが離乳食を食べない理由は?
離乳食を開始してもすぐに食べられる赤ちゃんばかりではなく、なかなか食べず心配になるママも。
また一時期は食べていたのに、突然あまり食べなくなる赤ちゃんもいるのです。そんな赤ちゃんが離乳食を食べないのにはどのような理由があるのでしょうか。
まだ離乳食を始める時期ではない
赤ちゃんの離乳食開始時期はあくまでも目安です。
離乳食を開始して数週間経っても全然食べないという場合は、まだ離乳食は早いのかもしれません。
なかなか食べないな、という場合は1~2週間待ってまた始めるのもいいでしょう。
ミルクでお腹がいっぱい
離乳食を開始しても赤ちゃんはすぐにそれだけで栄養をとることはできません。
1回食、2回食の間はミルクや母乳を飲むことになります。しかしその量が多くてお腹がいっぱいだと、離乳食を食べる余裕はないですね。
赤ちゃんが空腹の状態で離乳食を食べさせてあげれば、食べる量が増えることも多いです。
そのあと足りない分をミルクや母乳で補ってあげましょう。
食べることに集中できない
赤ちゃんは色々なことに興味津々です。
目の前に離乳食があっても、食べることよりも他のおもちゃや周囲の音に気がいってしまうこともあるでしょう。
特に食べる楽しみ・喜びがまだわからない時期は食事への興味が薄いので気が散ってしまいがちです。
そんなときは赤ちゃんが食べることに集中できる環境を整えてあげてください。
食事のときは絵本やおもちゃをしまっておく、テレビや音楽など刺激になるものは消しておくという感じです。
赤ちゃんがミルクを飲まない理由は?
ミルクや母乳が大好きなはずの赤ちゃん。そんな赤ちゃんがミルクを飲まないのはなぜでしょうか。
乳首が合わない
もし哺乳瓶の乳首を替えた後で赤ちゃんがミルクを飲まなくなったのなら、その乳首が合わない可能性があります。
口に含んだ感覚がいつもと違うので異物のように思えてしまうのです。
また新品の乳首だと飲みなれたものよりも固く感じて飲みにくいことがあるかもしれません。
温度や濃さ、味が違う
赤ちゃんはミルクの温度や濃さ、味に敏感です。
ミルクが濃すぎたり薄すぎたりして合わないと、飲まなくなってしまうことがあるのです。
またミルクの味が合わずにあまり飲まないことも。ミルクの種類を変えたらたくさん飲むようになったということもありますよ。
集中できない
赤ちゃんがミルクを飲まないのは、離乳食と同じく集中できないという理由も考えられます。
周囲に赤ちゃんの気を引くものがないか、音や映像などの要因がないかチェックしてみてください。
食べない、飲まないはどこまでOK?対応はどうするのがいい?
赤ちゃんが食べない、飲まない状況はどこまでは許容範囲なのでしょうか。対処法も見ていきましょう。
活気があれば様子を見る
赤ちゃんに活気があれば様子を見ても大丈夫です。
栄養は足りているの?と心配になりますが、いつも通り動いたり遊んだりしていれば体調不良ではなさそうです。
しかし元気がなく動きが少なかったり下痢や嘔吐をするようなら体調不良が考えられます。その場合は受診を検討した方がいいですね。
水分が足りているかチェック
離乳食を食べない、ミルクを飲まない状態で注意したいのが水分が足りているかです。
水分が足りないと夏だと熱中症の危険があります。また冬でも脱水には注意が必要です。
水分が足りているかどうかは赤ちゃんのおしっこで確認することができます。
いつもよりも量が少ない、出す間隔が空くという場合は水分不足かもしれません。またおしっこの色が濃い場合も水分不足が考えられます。
一緒に遊んでお腹を空かせる
赤ちゃんがお腹がいっぱいで食べない、飲まないのではあれば一緒に遊んでお腹を空かせるようにします。
大人もそうですが、思いっきり動けばお腹が空いてたくさん食べることができるでしょう。
ママやパパと一緒に食べる
赤ちゃんが食べることに興味・関心をもつことも大切です。
そのため赤ちゃんが1人で離乳食を食べるのではなくママやパパと一緒に食べるのがおすすめです。
一緒に食べる楽しみを知れば食べられるようになることも多いです。
頑張りすぎてしまうママに知ってほしいこと
我が子のことが心配で「どうして食べないの?」とイライラしてしまうママもいるのではないでしょうか。
それは頑張っている証ですが、つい頑張り過ぎてしまうママに知ってほしいことがあります。
それは、今赤ちゃんが食べないとしても成長すればいつかは食べるときが来るということです。
生後10か月くらいまで全然離乳食が進まず、ママが色々試してみても興味を示さない赤ちゃんがいました。
しかし、1歳になる頃に突然食事に興味を示し離乳食を見ただけで「わー!」と喜ぶようになったのです。
そしてそれまで悩んでいたのが不思議なくらいに食べられるようになったのです。
今は悩んでいても赤ちゃんの成長がママを安心させてくれることも多いです。
頑張り過ぎず「今日はまあいいか」と気を抜いてみてもいいのではないでしょうか。離乳食にはベビーフードを使うという方法もありますよ。
今回は赤ちゃんが食べない、飲まない理由についてご紹介しました。
我が子があまり離乳食を食べなかったり、ミルクを飲まない状況だと栄養が足りているのか心配になることもあるでしょう。
そんな時はこの記事を参考に、赤ちゃんが食べない、飲まない理由を探ってみてください。
成長とともに食べられる時がくるはずです。
心配になるのは無理もないですが、あまり頑張りすぎなくても大丈夫ですよ。