家事と子育てを両立させるだけでも大変で、毎日クタクタになってしまうママもたくさんいるはずです。
これに加えて仕事をしているワーママはあっという間に1日が過ぎてしまうのではないでしょうか。
常に忙しく生活しているワーママに注目してほしいのが、「うつ」という心の病気。
目まぐるしい毎日だからこそワーママとうつは身近な存在にあるのです。
「私は大丈夫かな?」と少しでも感じることがあれば、心と体の休息を必要としているサインかもしれませんよ。
この記事の目次
ワーママがうつと隣合わせな理由
ワーママはうつと隣り合わせの状態だと言っても過言ではありません。
その理由は、同じように働くパパとは違ったワーママ特有の問題を抱えているからなのかもしれません。
とにかく時間がない
家事、育児、仕事、ワーママの抱えるノルマは多すぎて常に時間に追われています。
出来ることなら「全部や~めた!」と言いたい所ですが、そうはいきません。
待ったなしの子供達、サボることが許されない仕事など、責任感が強いママだからこそ自分の時間を犠牲にしてでも頑張ってしまうのです。
一人で過ごす時間はほぼなし、睡眠時間を削って家事をこなすなどの状態が続くと、心も体も限界を超えてしまう恐れがあります。
職場でのストレス
子供を抱えながら仕事を続けることは想像以上にハードなこと。
雇用形態や勤務時間などに関係なく、職場のスタッフにも気を遣いますし、プレッシャーにもなるでしょう。
特に多いのが、子供の病気や行事などで休みが続くケース。仕方のないことだとは分かっていても、同僚に申し訳ないと自分を追い詰める原因にも。
日々の大変さがパパに理解されにくい
ワーママの大変さをパパがしっかり理解してくれるだけでも気持ちが楽になりますよね。
しかし、どれだけワーママが大変な思いをしているのか理解してくれないパパも多く、むしろ、それが当たり前となっているケースもあるようです。
お互いが仕事をしながら生活を共にしていることをしっかり認識し、何事も協力しあうようにする。
それがワーママが笑顔でいられるポイントなのではないでしょうか。
ワーママにおすすめ!毎日をラクして過ごすコツ
ワーママは起きてから寝るまで、常に時間に追われているような感覚になりやすいです。
山積みの家事、待ってくれない子供達、手抜き出来ない仕事などなど…。
知らず知らずに頑張りすぎてしまいますし、「疲れている」のサインを見落としがちです。
無理をしすぎないためにもどこかでラクをすることが大切。
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ヘルプ要因を確保する
子育て中の多くのママが感じることは、1人でも多くの大人の手が欲しいということ。
何かやらなくてはいけないことがあっても、子供がいる状態で行うことは容易ではなく、スムーズに進まなかったり、中途半端な状態でストップしてしまったりすることも多々あります。
パパが仕事で帰りが遅く、ワンオペ状態の時間が長いケースがこれに当てはまりますね。
掃除、洗濯、炊事、習いごとの送迎や宿題のチェックなど、子供の人数が増えるほど、やることも多くなります。
ママの負担を減らすコツとして、ヘルプ要因の確保を検討してみるということ。
近くに実家があり、協力が得られる場合にはおじいちゃんやおばあちゃんにお願いしてみるのも良いですね。
また、家事代行サービスやファミリーサポート、シッターなどの便利なサービスを利用するのもおすすめです。
家事代行サービスであれば、依頼次第で家事の負担を大幅に軽減することが出来ますね。
ファミリーサポートやシッターでは、子供の預かりや見守りをお願いすることが出来ますので、その間にママがやりたいことを済ませることが出来ます。
ちょっとだけ一人の時間が欲しいという場合なども、これらのサービスを上手に使えば可能になりますね。
コストがかかるデメリットがあるため、毎日の利用が難しいケースもあるかもしれませんが、隔日や週1回など、予算に応じて検討してみてはいかがでしょうか。
最新の便利家電を使う
とにかく家事の負担を減らしたいという場合には、最新の便利家電を揃えるのがおすすめ。
乾燥機付き洗濯機、お掃除ロボット、食洗機などを使えば、大幅な時短が期待出来ますし、家電の操作を覚えてしまえば家事が苦手なパパや子供達もお手伝いがしやすくなります。
朝家を出る前にそれぞれの家電のスイッチを入れておけば帰宅後は終了した状態。
やるべき家事のいくつかが終わっているという状態は、心と体をグッと楽にしてくれますよ。
頑張るのは平日だけor休日だけとルールを決める
家族のためにと家事や仕事を頑張るのは大切なことではあるものの、休みなく頑張り続けることがママにとって大きなストレスになることも。
「頑張るのは平日だけ」とルールを決めておいて、休日はダラダラ過ごすようにしたり、あえて平日は最低限の事だけこなし、休日に気合を入れて頑張るといったように上手にコントロールすることも大切です。
疲れたなと感じたらまず休息を!
ワーママの多くは、疲れを感じても休まずに頑張り続けてしまいます。
むしろ、休みたくても休む事が出来ないと言った方が良いのかもしれませんね。
しかし、溜まりすぎたストレスや疲れは突然「うつ」となってワーママを襲ってくる可能性もあるのです。
うつを予防するためには「疲れたな」と感じたらとにかく休むことを心がけてみましょう。
家族や親しい友人、地域のサポーターなど、どんどん周囲の人を頼ってママが少しでも楽になる環境作りを目指しましょうね。