朝夕はまだ肌寒いのに、昼間は暑くなってきました。
寒暖差のあるこの季節の変わり目は、0~1歳になる小さな赤ちゃんは体調を崩しがちですね。
気温の変化が激しい時や、体調の悪いときに多いのが、鼻づまり。
小さい赤ちゃんが鼻づまりが原因で寝づらそうな姿を見るのは、とてもつらいものです。
今回は、そんなママにおすすめの鼻づまり解消ケアについてご紹介します。
この記事の目次
赤ちゃんの鼻づまり解消ケア
鼻づまりをおこすと呼吸もしづらくて、大変ですよね。
赤ちゃんであればなおさらのこと、いち早く対処してあげたいもの。
これからいくつかの鼻づまりケアをご紹介しますので、赤ちゃんの様子を見ながら試してみてください。
赤ちゃん用の綿棒を使う
赤ちゃんの鼻の入り口に鼻水の塊を発見!そんな時に役立つのが、赤ちゃん用の綿棒です。
ただし、綿棒の使い方には気をつけましょう。
私たち大人であっても、鼻の奥に綿棒が入ってきたら痛くてとても苦痛ですよね。
赤ちゃんにとってもそれは同じこと。
また、綿棒を鼻の奥まで入れすぎると粘膜を傷つけてしまうこともあります。
鼻の入り口付近にそっと綿棒を入れて、やさしくとってあげてくださいね。
赤ちゃんのお鼻が綿棒で刺激されて、くしゅん!とくしゃみが出て鼻の奥につまっている鼻水まで出てくることも!
大人用の綿棒は大きすぎるので、赤ちゃん用の綿棒を使ってあげてくださいね。
赤ちゃん用のピンセットでとる
赤ちゃんの鼻のなかをのぞいたときに、鼻みずの塊がみえたら赤ちゃん用のピンセットを使ってとってあげましょう。
ここで気をつけたいのが、
- ピンセットを鼻の奥まで突っ込まない
- あまりにも硬いときには無理をして取らない
ということです。
鼻のなかにピンセットを入れられるだけでも苦痛なのに、鼻の奥まで突っ込まれたら痛くてたまりません。
それに、奥まで突っ込んで鼻の粘膜を傷つけてしまっても大変です。
また、鼻水の塊が硬い場合も同じで、無理をして取ると鼻の粘膜に傷がつき、ひどい時には出血してしまう恐れも…。
くれぐれも無理をしない程度で対処することがポイントです。
蒸しタオルを鼻にのせる
お鼻につまっている鼻水が固まっている場合、蒸しタオルも効果的ですよ。
蒸しタオルを赤ちゃんの鼻にしばらく置いてあげることで、固まった鼻水がやわらかくなります。
鼻水がやわらかくなるととりやすくなるので、赤ちゃんの鼻づまりに困ったら試してみてください。
この時に注意したいのが、蒸しタオルの温度。
赤ちゃんのお鼻にのせても大丈夫な温度であることを確認してから、蒸しタオルを置いてあげましょう。
吸引器を使う
できるだけの方法を行ってみたけど、鼻づまりが解消しない…そんな時は、吸引器を使うという方法も!
「赤ちゃんの鼻づまりを解消してあげたい」というママの思いと裏腹に、吸引器を嫌がる赤ちゃんは多いのです。
吸引器を使うときに注意したいのが、
- 無理に奥まで押し込まない
- 一度で取ろうとして強い勢いで使用しない
という点です。
「赤ちゃんのためにも、一度にさっと取ってあげた方がいいよね」のママの思いもありますが、勢いよく使用すると鼻の粘膜を痛めてしまう恐れもあります。
数回に分けて少しずつ、弱い力で吸引してあげるのがポイントです。
赤ちゃんが眠っているときは…
赤ちゃんが鼻づまりでどうにも苦しそう…そう感じたときには、こちらの方法を試してみてはいかがでしょう。
上半身をおこしてあげる
眠っている赤ちゃんの下に枕などを置いて、体をおこしてあげましょう。
上半身をおこすことで鼻が通りやすくなり、鼻づまりが楽になります。
赤ちゃんの体の下に置くアイテムは、枕・クッション・たたんだタオルなど、なんでもOK!
赤ちゃんの様子を見ながら、高さを調整してあげてください。
ただし、まだ自分で寝返りができない赤ちゃんの場合、顔の向きを変えたときに鼻や口をふさいだ状態になってしまうこともあります。
眠っている赤ちゃんにクッションなどを使うときには、ママやパパなどが見守りながら行ってあげましょう。
部屋の加湿をしてみる
赤ちゃんの就寝中している部屋を加湿してあげましょう。
空気が乾燥しているように感じないものの、いつしか湿度が下がっていることもあります。
一般的に部屋の湿度は55%前後が最適といわれていますので、加湿器をつけたりぬれたタオルを部屋にかけたりして、程よい湿度をキープしましょう。
乾燥して固まっていた鼻水がやわらかくなり、取りやすくなりますよ。
今回は、赤ちゃんの鼻づまり解消ケアについてお伝えしました。
赤ちゃん用の綿棒やピンセット、蒸しタオル・吸引器・加湿器などの道具を使ったり、赤ちゃんが寝ているときには上半身をおこしたりしてみてくださいね。
どれも、赤ちゃんの鼻づまりに頭を悩ませた先輩ママたちが試してきたことなので、試してみる価値がありますよ。
全部試してみても改善しない、赤ちゃんの鼻づまりが長期に及ぶなどの場合は、一度病院を受診してみてもらってくださいね