子育て中はなにかと出費が多く、家計のやりくりに頭を抱えている人も多いのではないでしょうか。
そんな時に活用したいのが地域の助成制度。
子育て用品やベビー用品の助成制度を実施している地域も多く、それぞれ助成内容や金額なども違います。
全国で実施されている子育て助成制度にはどんなものがあるのかをリサーチし、いくつかピックアップしてみました。
もしかすると、あなたの地域にも助成制度があるかもしれません。利用出来る制度がないか、一度チェックしてみましょう。
この記事の目次
あなたの地域も当てはまる!?子育て世帯向け助成制度一覧
秋田県男鹿市
【18歳未満の子どもを持つ世帯に減農薬の男鹿産新米あきたこまち(1等米)を支給。子ども1~2人世帯は10㎏、子ども3人以上世帯は30㎏を支給】
【1歳未満の乳幼児1人につき、市内で購入した新品育児用品を対象に購入費の1/2、上限1万円を2品まで補助】
【所得に関係なく、第3子以降の乳幼児の保育料を免除】
【第3子以降の出産に対し、祝い金10万円を支給】
秋田県三種町
【1歳から18歳までのインフルエンザ予防接種への一部助成。】
茨城県常陸太田市
【満1歳未満の乳児をもつ保護者に対し、乳児1人につき2万円を上限におむつ購入費の一部を助成する。】
茨城県高萩市
【平成26年4月1日以降に生まれたお子さんへの紙おむつ、粉ミルク等5, 000円分の購入費の助成を行います。】
茨城県大子町
【小さい頃から本に親しんでもらうため、1歳児・1歳6か月児・2歳児・3歳児の健康相談・健康診査時に絵本を配布します。】
栃木県日光市
【お子さんが1歳になるまで使用できる「すくすく赤ちゃん券」(30, 000円分)を支給し、 おむつ・授乳関連用品代を助成する】
埼玉県横瀬町
【乳幼児の交通事故防止と保護者の経済的負担を軽減するため、チャイルドシートを購入された方を対象に補助金を交付。(子ども1人につきチャイルドシート1台とし、1万円が上限】
【子育て世帯の経済的負担の軽減および商工の活性化を目的とし、横瀬町商品券を支給(児童一人につき1万円)】
【次世代を担う子どもの健やかな成長を願い、出産の奨励と子育て世帯への支援を目的と し、祝い金を支給(一子につき3万円)】
千葉県旭市
【市内に住所を有し、かつ居住し、2歳までの乳幼児を養育している方に、月額3000円分の紙おむつ購入券を支給。】
新潟県新潟市
【妊婦及び小学6年生以下のお子さんのいる保護者に対し、協賛店(市内約800店)で提示することで、商品の割引や特典の付与などのサービスが受けられるカードを発行しています。】
新潟県阿賀町
【補助金の額は、チャイルドシートの購入価格の50%とし、1個につき1万5, 000円を限度とします】
山梨県山梨市
【子育て用品購入券の支給(指定店で購入する、おむつ(紙おむつ、布おむつ)・おしりふき 用ウェットティッシュ・粉ミルクが対象)。子ども1人につき1万円。】
三重県鳥羽市
【子どもが生まれると3万円分の子育て用品購入券を交付】
【満6歳未満の子どものためにチャイルドシート等を購入する場合、1万円の助成券を交付】
滋賀県多賀町
【育児に必要な紙オムツ、粉ミルクの購入経費の一部を助成する制度。(満1歳まで月額上限2千円)】
兵庫県赤穂市
【0歳~6歳までの乳幼児が2人以上いる世帯に対し、幼児2人同乗用自転車の購入費の一部を助成。購入費の1/2(上限額40, 000円)を助成する。
ちなみに最も手厚かった地域は…北海道!
北海道芦別市
【出産時に市内で使用出来る商品券を贈呈( 出産1子10万円分の地域限定商品券)】
※ちなみに…結婚した時にも1組10万円の商品券がもらえるそうですよ。
北海道福島町
【第1子5万円、第2子20万円、第3子100万円を交付(うち30%町内商品券で支給)】
北海道秩父別町
【出産1年後を経過した子どもを養育している家庭に対し出産1年後祝金の交付を行います。交付金額は第1子が10万円、第2子以降が20万円】
北海道西興部村
【村に住所を有する者の新生児の誕生に際し、木製のおもちゃを祝い品として贈呈している。】
※木製のおもちゃは結構お値段が高く、自分では手を出しにくいもの。お祝い品としていただけるのは嬉しいですね!
北海道浦河町
【町内で生まれたお子さんに対して紙おむつ処理ごみ袋100枚を支給】
【6歳未満の保護者を対象にチャイルドシートの購入額を助成(上限1万円)】
北海道清水町
【紙おむつ購入費の助成を行う。1枚1, 000円の助成券を12枚交付(町内の登録事業者で利用可)※転入の場合は転入時から1歳になる月まで助成】
北海道にある多くの地域で子育てに対する助成制度が実施されていますが、他の地域と比べて手厚く充実していますね。
紙おむつの購入費やチャイルドシート購入費の助成など、ベビーグッズとして用意する家庭も多いので嬉しいポイント。
また、商品券や現金を受け取れる地域もあり、それぞれの家庭で必要な物を吟味して購入出来るのも助かりますよね。
直接補助以外に細かな助成制度がある場合も
家族が増えることは本当に幸せな事ですが、家計の不安を抱えている人も多くいます。
毎日使う必要があるおむつやミルクはもちろん、それに対するゴミ袋や哺乳瓶の消毒セットなど、一見こまごましたものではありますが、トータルで考えると結構な金額になる可能性も。
工夫することで多少節約することは可能ですが、「子供のため…」と思うと妥協出来ないというパパママも多いのではないでしょうか。
今回ピックアップした地域はほんの一部で、ご紹介した地域以外でも様々な助成制度がありました。
例えば、医療費や幼稚園、保育園の費用の一部補助や全額補助、出生時のお祝い金なども多くの地域で行われていて、子育てがしやすい環境作りがされています。
子育て家庭の水道料金一部負担や給食代の補助など、長いスパンで恩恵を受けられる地域も。本当に助かりますよね。
今住んでいる地域にもこうした子育ての助成制度があるかもしれませんので、一度確認してみてはいかがでしょうか?