赤ちゃんの様子がいつもと違うみたい…でも、まだおしゃべりができない赤ちゃんに、戸惑うママも多いですよね。
どうしたんだろう?と思ってもなかなか察してあげられずにもどかしい思いをすることもあるはず。
今回は、こんな時はすぐに助けてあげたい!赤ちゃんがストレスを感じた時にどんな仕草・サインでママに伝えてくれているのかについてご紹介します。
この記事の目次
赤ちゃんがストレスを感じるときはどんな時?
生まれたばかりの赤ちゃんは寝ている時間が多いものの、ママのお腹の中との環境に慣れるのに大変!
ちょっとした環境の違いにもストレスを感じてしまうのです。
それだけママのお腹の中が心地いいということですね。
そんな赤ちゃんがストレスを感じる主な原因はこちらです。
- 暑い、寒い
- お腹がすいた
- おむつが濡れて気持ち悪い
- 汗をかいて不快
- うまく寝入れない
生後1か月頃になると、赤ちゃんには「快」「不快」という感情が生まれます。
室温や湿度といった環境、自分の肌に触れるものにストレスを感じやすいのです。
ストレスを感じる原因が変わる!?
生後1か月を過ぎると、成長とともに「楽しい」「嬉しい」「寂しい」といった感情が出てくるようになります。
そうなると、このようなストレスを感じるようになるでしょう。
- もっと遊んでほしい、かまってほしい
- 寂しい、不安
- ママとパパの喧嘩
- いつもと違う環境
- 予防接種をした
生活環境でのストレスで泣いていた赤ちゃんが、このように構ってもらえないことにもストレスを感じるように変化していきます。
ママは育児と家事で忙しいものの、赤ちゃんは寂しさを感じることもあるのです。
また、ママと離れること自体に不安を感じて、泣いてしまう赤ちゃんも少なくありません。
とはいえ、赤ちゃんが泣いたらすぐ対応しなければ!と、ママがずっと緊張状態でいては、心身ともに疲労困憊になってしまいます。
そこで、こんな時はしっかり様子を見ておきたい、4つのしぐさを紹介します。
赤ちゃんのストレスサイン①泣き方がいつもと違う
赤ちゃんは泣くことで、ママやパパに何かを訴えかけます。だからこそ、泣き方に注目してみてください。
いつもと違う泣き方は、赤ちゃんの強いストレスサインという可能性もあります。
例えば、泣き声がいつもより大きい、いつものあやし方では泣き止まない、叫ぶように泣ているという感じです。
赤ちゃんが過ごしている環境はどうなっているでしょうか。
もしかしたら、暑すぎたり寒すぎたりしているかもしれません。汗をかいて気持ちが悪いということもあるでしょう。
環境を整えたりおむつ交換・着替えをしても泣き止まない場合は、赤ちゃんの体調の変化ということもありますね。
また、皮膚トラブルで痒い場合も、いつもと違う泣き方をすることがあります。
一緒にいる時間が多く、泣き声もたくさん聞いているママだからこそ、赤ちゃんの「泣き声がいつもと違う」という感覚を大切にしてくださいね。
赤ちゃんのストレスサイン②笑わない
赤ちゃんが笑わないのも、ストレスを感じているサインのひとつです。
いつもはよく笑うのにあやしても笑わない…ということはありませんか?
この場合の赤ちゃんは、寂しい、もっとかまってほしいと思っているのかもしれません。
子育てをしながら家事もこなすママにとって、毎日は大忙しですね。そんな中赤ちゃんとのふれあいも大切にしているでしょう。
しかし、赤ちゃんにとっては「もっとかまって」「もっと遊んで」と思っていることもあるのです。
ママだって大変だからずっとは難しいかもしれませんが、あんまり笑ってくれないな…と思ったら、集中して遊ぶ時間を作ったり、家事の合間に声をかけたりしてあげてくださいね。
赤ちゃんのストレスサイン③夜泣きがひどい・なかなか寝ない
環境の変化に敏感な赤ちゃんは、ストレスでなかなか眠れなくなったり、夜泣きがひどくなることももちろんあります。
普段はすぐに寝るのに…いつも夜泣きしないのに…という場合は、赤ちゃんのストレスサインかもしれません。
そういう場合は「今日何かあったけ?」と振り返ってみてください。
昼間予防接種をした赤ちゃんは、痛かった・恐かったという感情を夜になって思い出して泣くことがあるのです。
そんな時は赤ちゃんに寄り添ってあげれば安心できるでしょう。
また、ママの友達の家に遊びに行ったり、じいじ・ばあばの家にお泊りに行ったりすると雰囲気の違いでストレスを感じてしまうことも。
赤ちゃんは環境や雰囲気に敏感ですからね。
しかし、これも「いつもと違う」ことをわかっているので赤ちゃんが成長している証。
赤ちゃんに寄り添って、ママが「大丈夫だよ」と赤ちゃんを安心させてあげてくださいね。
赤ちゃんのストレスサイン④ミルク・母乳を飲んですぐに吐く
母乳やミルクを飲んでもすぐに吐いてしまうのは、赤ちゃんがストレスを感じているのが原因ということがあります。
先ほどお伝えしたように、いつも違う環境は赤ちゃんはよく察しています。
そして、赤ちゃんの消化器官はまだ未発達。そのためストレスで吐きやすくなったり、便秘や下痢をすることもよくあります。
赤ちゃんが吐いてしまうと、「大丈夫?」「どうしたの?」と心配になりますね。
そんなときは、まず赤ちゃんに「ママがいるから大丈夫」という安心感を与えてあげてください。
ストレスが原因の場合、体調を崩したのではないか!?とオロオロしてしまうと、赤ちゃんが逆に不安になってしまいます。
また、吐いたミルクがお肌についたままだと赤ちゃんは不快でさらにストレスを感じることになります。
吐いたり泣いたりして汗をかいていることもあるので、顔や体を綺麗にしてあげましょう。
今回は赤ちゃんのストレスサインについてご紹介しました。
赤ちゃんは言葉で伝えられない分、泣いたりぐずったりすることでストレスを伝えてくれます。
赤ちゃんの様子がいつもと何かが違うというママの感は、ストレスサインを察している証拠。
とはいえ、最初のうちは戸惑うことも多いですから、ぜひこの記事を参考に、赤ちゃんのストレスに気づいてあげてください。
ママが赤ちゃんに寄り添ってあげれば、きっと赤ちゃんも安心できるでしょう。