「赤ちゃんの日焼け止めを準備したいけれど、どれを選んでよいか分からない…」
紫外線が強くなる季節が近づくと、ママのこんな声をよく耳にします。
確かに、子供の日焼け止めも大人同様種類が豊富。
日焼け止めを初めて準備する際にはどれを選べばよいのか迷ってしまうほどです。
今回は、そんなママのお役にたてるよう、赤ちゃんに使える日焼け止めについて調べてみました。
テクスチャーの種類やメリット、デメリットなど詳しくチェックしていきましょう。
この記事の目次
選びきれない!子供用の日焼け止め
過度な日焼けは後にシミやシワのもとにもなりますし、皮膚がんになってしまう恐れも0ではありません。
子供に日焼け止めは必要ないという考えをもつパパやママも少なくなり、日常的に日焼け止めを塗っている子も多いようです。
ちなみに、子供用の日焼け止めはどのくらい種類があるのかご存知でしょうか?
ドラックストアやインターネット通販などをチェックすると驚かれると思いますが、実に種類が豊富で正直どれを選べば良いのか分からないという声も多くあがっているほどです。
ママが使う日焼け止めも様々な種類があるので選ぶのが大変ですが、【我が子の日焼け止め】となるとさらに厳しい目線で見てしまうという意見もありますよ。
ママと一緒のものを使っちゃだめなの?
ママが気に入っている日焼け止めを赤ちゃんにも塗ることが出来れば良いですよね。
実際の使用感も分かっていますし、子供用の日焼け止めを選ぶ手間や時間をかけなくてもよくなります。
しかし、これは基本的にはNGです。
そもそも、ママが使用する日焼け止めと子供用では日焼け止めの強さや効果が大きく違い、肌トラブルの原因にもなりかねません。
ただ、ママが使っている日焼け止めに【子供も使える】といった表示があれば一緒に使用しても問題ありませんよ。
赤ちゃんOKな日焼け止め
~5つのタイプとメリット・デメリット~
赤ちゃんが使える日焼け止めは、大きく分けて5つのタイプに分かれます。
それぞれどんな特徴があるのか、メリットとデメリットを交えてみていきましょう。
クリームタイプ
硬めのテクスチャーが特徴であるクリームタイプの日焼け止めは、子供用としてはそれほど種類が多くありません。
インターネット通販などではちらほら見かけることが出来るものの、ドラックストアやコンビニなど気軽に立ち寄れる場所では見つけるのに時間がかかる可能性もあります。
伸びがあまり良くないため、赤ちゃんが動いてしまったりグズグズしてしまったりする時には少し大変かもしれませんね。
ただ、日焼け止めがしっかりと肌に密着するため、他のタイプと比べて落ちにくく、しっかり紫外線対策がしたい場合にはおすすめです。
水遊びや外遊びが長時間になりそうだと分かっている場合、あえてクリームタイプを選んで塗るようにしておくと安心ですよ。
乳液タイプ
赤ちゃんが使える日焼け止めで多いのが、この乳液タイプ。やわらかなテクスチャーで伸びが良く、塗りやすいのがメリットです。
どんなタイプのテクスチャーにしようか迷ったときには、この乳液タイプを選んでおけば間違いないのではないでしょうか。
ただ、クリームタイプと比べると落ちやすく、長時間効果を持続させることは難しいかもしれません。
こまめに塗りなおすことが乳液タイプの日焼け止め効果を最大限発揮出来るポイントです。
ジェルタイプ
サラッとしたテクスチャーのジェルタイプは夏に塗る日焼け止めとして特におすすめ。
日焼け止めの種類によっては塗ってからもベタベタした感じが残り、嫌がってしまう赤ちゃんもいますが、ジェルタイプの場合、伸びが良く、塗った直後から素肌のようにサラッとなるものが多いので、赤ちゃんが嫌がる前に塗り終えることが出来ます。
ただ、肌に塗るとヒヤッと冷たいので、少し肌寒くなる秋~冬の季節には不向きなのがデメリット。季節に合わせて使い分けた方が良いでしょう。
ミストタイプ
シュッとするだけで日焼け止めが塗れるので、赤ちゃんや活発に動き回る子供におすすめです。
ママが手のひらで日焼け止めを伸ばし、赤ちゃんの体に塗るという手間がカット出来るのがメリット。
赤ちゃんが日焼け止めを塗っていると気づかない可能性もありますね。
ママの手も汚れないので、外出先での塗りなおしなども気軽に出来ますよ。
ただ、赤ちゃんの場合、ミストタイプだと顔に塗るのは大変かもしれません。
ミストをふりかけるタイミングで目や口がしっかり閉じられるようにパパに協力してもらうなどの工夫が必要です。
オーガニックタイプ
紫外線から赤ちゃんを守りたいけれど、極力肌への負担も減らしたい。
そんな時にはオーガニックタイプの日焼け止めを選ぶようにすると良いでしょう。
オーガニックタイプは新生児から使えるものも多いので、上の子の外遊びなどでどうしても外に連れて行かなくてはいけないときなどでも塗ってあげることが出来ます。
天然由来なので、肌トラブルや敏感肌などがある場合でも塗ることができ、万が一目や口に入ってしまっても安心です。
ただ、他の日焼け止めのタイプと比べて値段がやや高いものが多いので、習慣的に使う場合家計に負担がかかりやすいのがデメリット。
赤ちゃんに使える日焼け止めは種類が豊富で、選ぶのに困ってしまうママもたくさんいます。
ジェルや乳液、オーガニックなど、テクスチャーや落ちやすさなどもそれぞれ違いがありますので、どのようなシーンで使いたいのか考えたり、赤ちゃんの肌質を参考にしてみたりするのもポイントです。
紫外線は一年を通じて出ています。万全な日焼け対策をしてからお出かけしてくださいね。